ゆいま~る大曽根ブログ

オープン記念式典で皆様からご挨拶いただきました!


10月7日に行われたオープン記念式典にて、ゆいま~る大曽根に関係の深い方々にご挨拶をいただきましたので、抜粋してご紹介いたします。

  • 株式会社コミュニティネット
    企画開発部長 西尾弘之

私たちがこの地でゆいま~る大曽根を開設するにあたっては、多くの皆様方にご協力いただきました。そのおかげで、ここまでこられたと思っております。まずは感謝申し上げます。
愛知県の住宅供給公社70戸をお借りして、期待に応えられるものを作っていくということで、公社さんに多大なるご協力をいただきました。
大曽根住宅の自治会長さんには、サービス付き高齢者向け住宅を作るということで、いろいろな意見をいただき、最後には快く受け入れていただきました。半年間のリノベーション工事を行ってきましたけれども、騒音等で迷惑をおかけしました。自治会長さんはじめ、住民の皆さん、ご協力ありがとうございました。
わっぱの会さんは、パートナーとしていろいろなところに参加していただいて、助けていただきました。来年4月、300坪の1階スペースでコミュニティ拠点「ここからの風おおぞね」(仮称)を開設していただきます。これからも一緒にがんばっていきたいと思っています。
ここに至るスタートは、もともと地元の学者や地域で活動していた方などとともに立ち上げた大曽根研究会でした。その後、「名古屋大曽根100年コミュニティをつくる会」(一般社団法人コミュニティネットワーク協会)が開かれ、地域の方や入居検討者とともに子どもも高齢者も安心して住めるしくみについて話し合い、着工してからは弊社主催の「友の会」が発足、入居予定の方等が集まってゆいま~る大曽根をどのようにしていくのか、話し合ってきました。
そのなかで、高齢者の住まい方として、高齢者ばかりでなく、若い人、子育て中の人、障がい者……いろいろな方がいるごく普通の生活が凝縮された環境での暮らしを望まれていることがわかりました。営業に関わって、拘束されて自由がない、狭い、ということで他のサ高住や老人ホームから、このゆいま~る大曽根に住み替える方もいらっしゃいます。また、人とのふれあいを求めて来られる方、子どもが近くに住んでいて親を呼び寄せたというケースもあります。特に、その中でも人とのふれあい、一人だけで孤独にならずにすむという期待が大きいことが印象的でした。
今、全国で空き家が820万戸あると言います。しかし、なかなか活用しきれていません。そこで、その解決の1つとして、既存の住宅をリノベーションしてサービス付き高齢者向け住宅にしていくというわけです。この形は、弊社コミュニティネットが、東京都板橋区の高島平団地で分散型サ高住(ゆいま~る高島平)として初めてオープンさせました。
ゆいま~る大曽根は、分散型サ高住としては全国で二番目となります。しかし、「ここからの風おおぞね」というコミュニティと一緒にスタートしていくのは全国初のケースです。大曽根住宅にお住まいの方、地域の方の利便性も上げていけるだろう、いろいろなものが生まれるだろうことを期待しています。みなさんといっしょに創りあげていきたいです。
現在の契約は予約・申し込みをあわせて95%。短期間でこれだけの希望者があるということは、大きな期待をしていただいていると理解し、きちんと成功させていく所存です。新しい暮らし方を提案し、団塊の世代、後期高齢者を含めて、これから住宅が必要になる方を大きく受け入れていけるようにしたいと考えています。
あと、地域の中でここだけのサービスではなく幅広く考えていきたいです。この大曽根団地は、三つの学区の交点になりますので、それぞれの学区の方に大いに活用してくださいと話しています。オープンしてから、地域の方に利用していただいて、交流が生まれて、相互扶助で、独居で暮らしている方をまわりの人が見ていく。人と人とが触れ合っていく中で本当の安心ができあがる、そういうコミュニティを作っていきたいのです。
これまで多くの方々のご協力に感謝するとともに、新しい住まい方を作っていきたいと思っております。今後ともよろしくお願いいたします。(ゆいま~る大曽根記念式典挨拶抜粋)

  • 愛知県住宅供給公社
    専務理事 内田光一さま

大曽根住宅は新しい住宅ではございませんが、50㎡弱とわりと広い物件です。コミュニティネットさんのノウハウによってバリアフリーにすることはもちろん、開放感のある間取りで、すべての居室に広い玄関土間があり、また自由に使える「多目的室」を作ったりと、入居者が住みやすい工夫がされております。安心して長く住んでいただける住宅になっていると思いました。
今後は1階の地域コミュニティ施設が4月オープンと聞いておりますので、入居者の方が地域の方と交流をはかっていただく拠点として運営していただけると思っております。(ゆいま~る大曽根記念式典挨拶抜粋)

  • 大曽根住宅
    自治会長 小川芳明さま

大曽根住宅にも高齢者の方がそこそこおられまして、敬老の日には学区より120名が招待を受けました。自治会の活動といたしましては、夏祭り、もちつき、ボーリング、グランド・ゴルフなどを開催いたしまして、数多くの皆さんが参加して楽しんでおられます。さらに、同好会もあり、ヨガ、日本舞踊、卓球など、各自自由に参加して活躍しておられます。
わっぱの会の皆さんがいろいろな事業を始めるということで、非常に楽しみに期待しております。ゆいま~る大曽根の入居者の皆さんとできるだけ早くコミュニケーションをとって、われわれの仲間に入っていただきたいと思っております。(ゆいま~る大曽根記念式典挨拶抜粋)

  • NPO法人わっぱの会
    代表 斎藤縣三さま

公社さんからこの場を提供していただき、1階300坪のスペースに新しい店舗をオープンさせるため本格的な準備がはじまります。

「ここからの風おおぞね」は仮称で、12月には本名称が決定します。工事も始まりますので、引き続き大曽根の皆さんにはご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
このスペースですが、簡単に申しますと5つのゾーンにわかれます。資源買い取りゾーン、カフェレストランゾーン、販売ゾーン、地域サービスゾーン、多目的スペースゾーンです。
「資源カフェ」は、コミュニティネットさんからお話をいただいたときに、ぜひここで開きたいという思いがありました。津島市で5年前から資源カフェをはじめている浅井直樹さんに縁あってご指導いただき、ここまできました。浅井さんの資源カフェでは、市民のみなさんが資源を持っていって買い取ってもらい、その対価として隣のカフェでお茶が飲める。単に資源リサイクルだけでなく、人間の交流の輪が誕生しているすばらしい事業だと感銘し、名古屋でもやりたいと思っていたのです。
買い取りセンターと連携するカフェですが、カフェレストランとしてモーニング、ランチ、夕食まで3食楽しんでいただける店にしたいです。そこに、当会で作っている「わっぱん」を活用した料理ほか、皆さんが食べたいものなどさまざまなメニューを検討しています。カフェの前に販売ショップも設けます。
ここは、すぐ横にセブンイレブンさんがありますし、ちょっと行けばスーパーアオキさん、その向こうに行けばドンとイオンさんが控えておりますので、販売ではとても太刀打ちできません。ただ、そこまで行くのが大変だったり、そういうころにはないもので皆さんに喜んでもらえたら、と考えております。たとえば、有機野菜を少量でもお分けするとか、子どもたちに喜んでもらえる駄菓子屋さんとか。そういうことに関してもリクエストを出していただいて、売り場の中身は皆さんの希望に沿って変えていきたいと考えております。
わっぱの会のお店ですが、4月に始まったら地域の皆さんの店に変えなければいけない、一緒につくっていくお店にしなければいけないと思っています。皆さんの要望に応えるということに留まらず、一緒に手伝いたいという方がいらしたら、ぜひお声を上げていただきたい、そんなふうにして一緒につくりあげていく、そんな場所にしたいと思っています。
地域サービスゾーンでは、相談窓口を設けます。名古屋市から委託を受けて、障害のある人、生活困窮している方の相談事業を行っておりますが、さらに高齢者の相談、子どもの相談など、どんな相談にもお答えできる総合的な相談窓口を開設したいと思っています。地域サービスに関しましては、ひとり住まいの方、地域の皆さんの要望に応えてお手伝いできるようなサービスも考えております。
多目的スペースゾーンですが、映写機、音響設備を備えており映画会もできますし、演台をおいて発表会、講演会などもしていただけます。広いスペースですが、小さく分けてちょっとした集まりや教室にも使っていただけます。この運営についても、わっぱの会というより、地域の皆さん、市民団体の皆さんに運営していただけるようになればと思っています。
このスペースについては、一般のように高くなく、使いやすい場にしていきたいです。隣のカフェで食事をしていただいたり、わっぱんを買っていただいたりしながら、皆さんにとってすばらしい場所になるようにがんばっていきたい。コミュニティネットの皆さんとは末永くパートナーとして歩んでいきたいと思います。(ゆいま~る大曽根記念式典挨拶抜粋)

  • ゆいま~る大曽根
    入居者代表 稲垣美津江さま

私はゆいま~る大曽根に出会うまでは、老後の生活に漠然とした不安をいだいていました。6月にリノベーションされた分散型サ高住を訪れました。その新しい発想に共感を覚え、入居を決めました。スタッフの皆様から「しっかり支えていきます」という姿勢が感じられ、たしかな信頼を得られました。安心して暮らしていける環境だと思いました。
おかげさまで私の心がおだやかになっていきました。心に余裕が生まれたのです。今は何か新しいことを始められる予感がしています。これからはゆいま~るの助け合うという理念を大切に思い、人生の旅路に夢をはせ、1日1日を大切にして生きていきたいと思います。(ゆいま~る大曽根記念式典挨拶抜粋)

  • ゆいま~る大曽根
    入居者 榎戸通博さま

オープン当日、いの一番の10月1日に引っ越してきました。それから1週間、スタッフに支えられてバタバタしながらここまできました。これから新しい仲間と、家族と、新しい生き方を勉強していきたいと思います。(ゆいま~る大曽根記念式典乾杯の音頭)

たくさんの方のご協力あってのゆいま~る大曽根オープン。地域の皆さん、入居者の皆さんの期待に応えられるよう、これからスタッフ一同力を合わせてコミュニティづくりに励んでまいります。

 

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