ゆいま~る厚沢部ブログ

おいしい!意見交換会。食も住民参加型です


12月22日(土)「最後まで“自分らしく”暮らす~老後を支えるしくみづくり」をテーマに第8回 意見交換会を開きました。先日、ブログでもお伝えしたように、この日は意見交換会に「食事会」付き。厚沢部町のご協力をいただき、保健福祉センターにて開催いたしました。

小雨が降る足元の悪い中にもかかわらず、26人の方が集まってくださいました、(厚沢部町の人口は約4400人ですので、5%の参加です。東京だったら何十万人でしょうか?〜と考えると嬉しくなります)

まずは、「厚沢部町の高齢者の状況」の説明や、「ゆいま~る厚沢部の事業説明」をしました。

私たちが目指す住まい方・暮らし方をよりわかっていただくために、テレビ番組で放映された「ゆいま〜る那須」のビデオを見ていただきました。ゆいま〜る那須では、そこにお住まいの方たちが、仕事をしたり、ボランティアをしながら生き生きと暮らしています。テレビでは「高齢者住宅の先進的事例」として紹介されました。

また、閉鎖型ではなく、地域の方が立ち寄って食堂を利用したり、一緒にイベントを開くなど「地域に開放された拠点」となること、子どもも若い方たちも含めた多世代が集う場所になることを目指していることもお伝えしました。

そして、今回のメイン・イベントは「お食事会」。これは単なるお食事会ではありません。地域にも開放される「ゆいま~る食堂」でお出しするメニューを想定した食事を、「みなさんで食べて討論しよう」という試みなのです。北海道森町にルーツを持つ板前の「能戸さん」が、厚沢部町産の食材を取り入れて腕を振るいました。

↑能戸さん、割烹着姿が決まってます!

さすがの貫禄。体格も美味しさを増す要素ですね。約40人前をお1人で手際よく作られました。

 

↑これが参加者の皆様に召し上がっていただいたお料理。美味!。かつ食は健康の源。カロリー計算もされており、800キロカロリーとのことでした。

食事をいただいた後、意見交換をしました。やはり、みなさん食への関心は高く、たくさんの意見が出ました。味は大好評。「毎日食べに行く」とありがたい言葉もいただきました。私たちスタッフも「おいしい~」と舌鼓。食事の量については、半数以上の方が「ちょうど良い」。次いで「ちょっと多い」という声でした。

今回は厚沢部町産のお米を使用したのですが、お米づくり40年の達人からは「僕の田んぼで作ったお米の方がおいしい」との米づくりが盛んな厚沢部町ならではのご意見も……。また、「玄米、五穀米、麦飯などもメニューに入れてほしい」「価格は500円程度にしてほしい」といった意見も出ました。

能戸さんは「できるだけ、その人に合った内容の食事を提供したい。差別化をはかり、ゆいま~る食堂でしか食べることができない食の在り方を追求していきたい」との心強い一言。さらに「甘いものを一品付けたい(今回はリンゴのワイン煮)」とのコメントに、会場が盛り上がりました。

みなさんからいただいた意見やアドバイスを参考に、生活習慣病予防や食育も視野に入れながら、地域に頼りにされる食堂運営をめざし、コミュニティの場づくりを進めていきたいと思います。

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