ゆいま~る高島平 暮らす人々の声

夫が亡くなり愛犬も亡くなり、移り住んでいた那須から東京に戻ってきました
都会は仕事しやすいしサービスの選択肢も広い、大学にも通います

落合美江さんの仕事は衣装着付・一般の着物の着付け―――だけではなく、成人式や七五三を迎えた方のお化粧、髪のセットまですべてを請け負い、自分の作品の仕上げとして写真室まで同行して助言する。「ゆいま~る高島平」から仕事に出かけ、お客は1日一人。自分の好きな仕事をしながら、都会の暮しを楽しんでいらっしゃる。「白内障の手術をしましたが病院を選べるのは都会ならではのこと。もうすぐ、大学にも通って勉強を始めます」(落合さん)。元々東京に住んでいたが、ご夫婦でスキーを楽しむために那須に移り住んでいた。しかし夫が亡くなり、愛犬までもが亡くなって、東京に戻ることにした。ゆいま~る高島平の魅力は、大きな一時金なしの賃貸方式で入居でき、自分の足で駅まで行けて、いろいろな年代層がいて子どもの声まで聞こえてくるところだとおっしゃいます。

ゆいま~る高島平
落合美江さん(69歳)の場合

(入居:2015年6月)
Q: 「ゆいま~る高島平」の魅力はどのようなところでしょうか。

落合 ここを選んで、正解でした。私にとっての魅力は、まず第1に大きな入居一時金なしで賃貸で入れることです。そして、交通の便。歩いて駅まで行けること。さらに、いろいろな年齢層がいて、子どもの声も聞こえてくることです。

先日、白内障の手術をしました。近所の病院でも手術ができたのですが、ちょっと遠いけれど高齢者向けの体制を整えていた病院を選びました。ここに移る前は那須に住んでいたのですが、那須ではこの手術も大変だったろうと思います。病院までは自動車を使うしかないのですが、目の病気なので自分で運転するわけにいかない。誰かの手を借りなければならなかったでしょう。それに、私がかかっていた那須の眼科の先生が最近亡くなったらしい。「都会にいてよかった~」と思いました。やはり、都会の選択肢は魅力的です。

この4月からは、毎週月曜に東京農業大学グリーンアカデミーの生活健康科に通い始めます。午前中は講義、午後は体操の実技です。私は高卒なので大学に興味があるし、人と知り合えるチャンスなので楽しみです。

Q: ここに入居するまでのいきさつを教えてください。

落合 生まれも東京、結婚してからも東京に住んでいましたが、20年ほど前に、那須に家を建てて夫婦で移り住みました。夫は肝炎に罹っていました。二人で気軽にスキーができる場所で暮らすという夢を持っていたのですが、徐々に症状が進む夫が元気なうちにこの夢を実現するために、夫の定年を機に那須に永住するつもりで引っ越しました。

そして10年後、夫は亡くなってしまいました。どうしようと思いました。ただ、愛犬の「メイブル」がいてくれました。メイブルのおかげで寂しさは紛れるし、家に閉じこもってもいられない。朝夕の散歩に出て犬友にも会う。これで元気になれたのだと思います。当時も東京に仕事に出ることはありましたが、メイブルの面倒は前の家の娘さんにアルバイトでお願いしていました。ところが一昨年2014年の9月、メイブルの具合が急に悪くなり、一晩添い寝して看病しましたが、翌朝息を引き取りました。60歳代後半で、私は本当に一人になってしまいました。

コミュニティネットには前から登録して、いろいろな情報を送ってもらっていました。那須にいたとき、上野千鶴子さんが登壇する「「おひとりさまの老後」をささえるしくみづくり」というフォーラムが黒磯文化会館で開催され(2008年9月)、ここに参加したのがきっかけです。実はかつて「ゆいま~る那須」にも見に行ったことがあります。そのときは、いずれ私もこういうところに入るのかなと思いましたが、家賃相当分を一括して一時金として前納する方法しかなかったし、現実的には考えませんでした。

そしてメイブルが亡くなって年が明けた2015年2月半ばに、友達といっしょにゆいま~る高島平を見に行きました。一人で暮らすには十分な広さだと思いました。ペットロスになっていた当時の私は那須の家は広すぎて嫌でした。動くものがいない。特に寒い冬に暗くなって帰ってくると、止水栓を開けたりしないといけないし、なによりメイブルが迎えに来てくれないのが辛く嫌でした。

でも、最終的に気持ちの整理がついたのは3月のお彼岸の前でした。実はそのころちょっと病気で寝込みました。もしこの場で死んでしまったらなどということも考えました。まわりの人は大変だろうなぁと。もう、身辺整理をした方がよいと思いました。そして4月に改めて見学して、ここに移ることに決めました。

国民年金と遺族年金で月々の経費はまかなえます。那須より東京の方が仕事になるので、おこずかい程度は稼ぐことができます。時間はかかりましたが、那須の家も売れました。

Q: 仕事は、落合さんにとってどのようなものですか?

落合 私は今年70歳になります。同級生は仕事がないと言います。でも健康であれば、私の仕事は続けていられる。仕事をしていれば元気になれるのです。

27歳で結婚する少し前から、着物と関わり始め、結婚したときは着付けで仕事ができるようになっていました。以来、途中でブランクはありますが40年以上に渡って仕事してきました。かつては着付け教室がブームのように盛り上がった時期もありました。それがおさまってからは、日本舞踊テレビなどの時代劇の着付けの仕事もやりました。比較的最近では、2013年に小林旭さんが座長になって浅丘ルリ子さんや松方弘樹さんと全国をまわったコンサート・ツアーにも3カ月間同行して、浅丘ルリ子さんの着付けを担当しました。舞台の早替りの着付けもやってね。浅丘さんは40年前にもお仕事をさせていただいたことがあったのですが、それを覚えていただいていて嬉しかったですよ。

特別営業もしていません。友達つながりと口づてのお客様だけですが、着付けの個人レッスンと、成人式や七五三を迎えた方に着付けからお化粧、髪のセットまでトータルにサポートするようなことをしています。さらに写真室まで同行して、カメラマンにも助言します。成人式の写真は2度と見たくないという人が多いのですが、私のお客様になった方にそんな思いはさせたくないのです。私としてはトータルにサポートした自分の作品を、写真の結果までフォローしたいのです。だから着付けだけでなく、30歳を過ぎてから美容師の資格を取ってさまざまな関連する通信教育も受けました。今では、七五三のときにお世話した方を、成人式でもサポートする例が珍しくなくなりました。

Q: ここに入居されて、将来の不安は感じますか?

落合 少なくとも一般のマンションにいるより、安心ですよね。75歳までは今のままの健康を維持したいです。

それに、ここが開設してからまだ間もないので、コミュニティネットとしては試行錯誤の段階でもあるでしょう、その運営も注目していきたいです。私が75歳80歳になった頃には、もっと軌道に乗っているのではないでしょうか。

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