〒043-1113 北海道檜山郡厚沢部町新町115
フリーダイヤル:0800-800-1767
厚沢部町は函館駅から西北へ向かって車やバスで約90分、日本海に面した江差までなら10数分(約13km)という場所です。主な産業は農業と林業で、じゃがいものメークイン種発祥の地として知られています。
アユやヤマメなど渓流釣りが楽しめる清流や豊かな森に囲まれた自然環境は、どこか懐かしい里山の雰囲気に近いものがあります。町内には昔から地元の人に親しまれている露天風呂のある温泉旅館を含む4つの温泉もあります。
過疎化は深刻ですが、町を挙げて「世界一素敵な過疎の町」づくりに取り組んでいます。
この町の真ん中に「ゆいま〜る厚沢部」があります。介護施設は町の中心ではなく、人里から離れた交通の便が悪いところに集中する傾向があります。これに対して私たちはこう考えました。
・元気なときは、車を運転したり、自転車を使ったり、歩いたりして、どこでもいける。
・からだが弱ってきたとき、気軽に外出することが困難な方々こそ、便利な場所(=まちの中心)に住んでほしい。
・そこには、子どもから大人までいろいろな人(多世代)が集まり、ご飯を食べたり、なごんだり、笑ったり……そんな交流の場所であってほしい。
ゆいま~る厚沢部の目の前は町役場、図書館、消防署。隣は小学校、町民プール、そして町民に大人気のパークゴルフ場。国保病院や商店街も近くにあります。生活しやすいのはもちろんですが、役場や病院に来たついでに立ち寄る、パークゴルフ場やプールでスポーツを楽しんだあとに立ち寄る……こんな地域の「拠点」となることも目指しています。
家賃は、なんと2万円です(詳しくはこちらへ)。農林水産省(林野庁)による「森林・林業・木材産業づくり交付金」約1億円と、厚沢部町からの「介護付有料老人ホーム入居者支援対策事業に係る補助金」約1億円と町から土地を無償でお借りすることで、この家賃を実現できました。
建物の中にいても、いろいろな場所から人の気配や活動が見えます。お隣は小学校。窓からは子どもたちが走り回る姿が見えます。室内は地元の森林資源をふんだんに使用しています。床や壁には、地場のスギやカラマツ、トドマツといった木材を使用。木のあたたかみに包まれた建物です。
そして水道水は100%湧水です。上流域の山に降った雨や雪融け水が地下に浸透し、何十年もかかって、水源地に湧きだし、その水を地下で取水しています。蛇口をひねると“いつでもミネラルウォーター”です。
共有のリビングダイニング。温かみのある木の空間です。
ゆいま~る厚沢部の「ゆいま~る食堂」では、毎日の食生活から健康づくりを支えます。居住者の方たちには、1日3食ご提供します。
居住者だけでなく、町役場や図書館、金融機関、郵便局、パークゴルフ場、町民プールに来られた方たちなどが、気軽に立ち寄って食事をしたり、お茶を飲んだり、おしゃべりできる場所として、地域の皆さんの「たまり場」になりたいと願っています。たとえばバランスのとれたカロリーランチや、コーヒー、紅茶など。地域の方にご利用頂けるのは、毎週、月曜/水曜/金曜の12:00~14:00(ラストオーダーは13:30)です。※営業日は変更させていただくことがございます。
※新型コロナウイルス等感染症拡大の場合は、一時的に休業とさせていただきます。
さらに玄関から食堂へつながるオープンスペースを“ギャラリー”と呼び、書架コーナーには、皆さまから寄贈いただいた多様な書籍が並びます。趣味の集まりからコンサートやセミナー、子育て世代の交流場所等、地域の方が気兼ねなく使用できる場所を目指しています。
カロリーランチ
食堂でのライブ
食堂へつながるオープンスペースが“ギャラリー
“ゆいま~る夏祭り”にはたくさんの地域の方々が来場してくださいました
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