ゆいま~る福ブログ

認知症は誰にでも発症する病気。だから今のうちに!!


認知症サポーター養成講座を開催いたしました。2017年7月26日(水)14:00からゆいま~る福の多目的室にて、居住者12名、クオレさんスタッフ2名、ゆいま~る福スタッフ3名で、西淀川区社会福祉協議会の中納さんと西淀川区南西部地域包括支援センターの七牟禮さんと樋口さんをお招きして、開催いたしました。認知症サポーターとは、認知症を理解し認知症や家族を見守る応援者のことです。

内容は、認知症に関する講話とクイズとDVD鑑賞でした。クイズでは、答えを腕で大きく○や×と作ったりして、楽しく受講いたしました。認知症になっても、家族や地域の助け合いで住み慣れた地域で自分らしく安心して暮らし続けることができる、そのためにも正しい理解をして、同じ地域の住民として少しのお手伝いができるようにとのこと、「人間の杖」になることが大切だそうです。

認知症の方は不安感でいっぱいで、誰よりも一番ご本人が心配で、苦しくて、悲しいそうです。記憶は失われても感情は最後まで保たれるとのこと、物忘れと認知症の違いや、正しい服薬で進行を遅らせることもでき症状によって治療法が違うことなど、とても勉強になりました。

少しのお手伝いで良い、たくさんのお手伝いは、その人のできることまで取り上げてしまう、さりげない優しさを持つことが大切、ということが、とても印象的でした。「人間の杖」になれるよう居住者の方々だけではなく、地域の方々に対してもそうであるよう、日ごろから心がけていきたく思います。

西淀川区社会福祉協議会では、家族介護者のつどい「ひまわりの会」や、男性介護者の会「ひょうたんの会」といった家族の会、また、南西部地域包括支援センターには、認知症初期集中支援推進事業の「陽だまり西淀川チーム」もあるそうです。もちろん、私たちスタッフもいつもそばにおりますので、お困りの時にはご相談いただければと思います。

居住者の方より、「とても心配。予防として、テレビを見て笑う、車のナンバーを足し算したり英語で読んだりしている」「物忘れとの境界線がわからないのが不安、毎日楽しくストレスをためないように生活している」「認知症になったら一人でどこまで生活できるか、地域の手助けがあっても難しいと思う」といったご感想をいただきました。普段より健康に関すること、とりわけ認知症に関心をお持ちのことが改めてわかりました。いろいろな予防法がありますが、大切なことは、楽しく行うことだそうです。これからも居住者の方々が安心して楽しくお暮らしいただけるように、一緒に考え、歩んでいきたく思います。

ご参加いただいた皆さん、今回の開催にご協力いただいた中納さん、楽しくわかりやすくお話くださった七牟禮さんと樋口さん、本当にありがとうございました。

今後ともゆいま~る福を、よろしくお願いいたします。

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