ゆいま~る都留ブログ

居住者が紹介する「都留」の魅力その5 ふるさと時代祭り(八朔祭)


毎年都留市で行われる「ふるさと時代祭り(八朔祭)」。居住者の小田切敏雄さんが出かけられ、素敵な写真とともに魅力を紹介してくださいました。

「ゆいま~る都留」のある山梨県都留市では9月上旬に「ふるさと時代祭り」が開かれ、2日の宵祭り続いて3日には中心市街地で大名行列、屋台曳航やメイン会場の市立谷村第1小学校校庭では市民による各種の演技が披露されました。

大名行列は、江戸時代に当地谷村(現都留市)を治めた藩主の秋元公が1704年の川越(現埼玉県)転封に伴い、市内の下天神町に行列道具一式を贈り、足軽が町民に教えたのが始まりといわれています。
都留市最大の祭りで、山梨県では都留市など東京都、神奈川県などに接する県東部エリアを地元では「郡内(ぐんない)」と呼び、8月下旬から9月上旬にかけて、「吉田の火祭り」(富士吉田市)、「牛倉神社例祭」(上野原市)と並んで「郡内三大祭り」と呼ばれ、にぎわいます。

「城下町都留」を今に伝える「ふるさと時代祭り」の大名行列。

「下に~下に~」の掛け声で行進する武士と奴(やっこ)の「赤熊(しゃぐま)」の行列=2023年9月3日午後3時過ぎ、山梨県都留市の中心街で、小田切敏雄撮影

大名行列は1633年(寛永10)年に始まる秋元氏3代72年の治世に感謝の気持ちを込めて行列に仕立てたものといわれ、古くから「八朔(はっさく)祭」の名前で親しまれてきました。
「ヨイヤマッカヨイ!」の掛け声で、「毛槍さばき」で祭りを盛り上げる奴(やっこ)の「赤熊(しゃぐま)」や馬に乗った殿さまや、腰元と姫さまといった「時代絵巻」を繰り広げました。
祭りが過ぎると「富士のふもとの小さな城下町」は秋が深まっていきます。

多くの腰元を従えた「お姫さま」の行列=2023年9月3日午後3時過ぎ、山梨県都留市の中心街で、小田切敏雄撮影

 

葛飾北斎や鳥文斎藤原栄之といった江戸の著名な浮世絵師の手による豪華な飾り幕で飾られた4台の屋台が2日の宵祭りと3日に市中心街を曳航され、多くの観光客らが見入っていました。

見事な装飾の屋台=2023年9月3日午後3時前、都留市の中心街の国道139号で、小田切敏雄撮影

 

「祭り」のメイン会場である都留市役所に隣接する市立谷村第1小学校校庭では歌手の北島三郎さんの名曲「まつり」に合わせた踊りも披露されていました。

都留市役所に隣接する市立谷村第1小学校校庭での踊り=2023年9月3日午後4時ごろ、小田切敏雄撮影
露店でにぎわう「ふるさと時代祭り」=2023年9月3日午後4時ごろ、小田切敏雄撮影

ゆいま~る都留の近くで行われる盛大なお祭り。是非一度足をお運びください。
都留市近郊の観光も含め、ぜひゆいま~る都留へもご見学ください。お待ちしております。

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