ゆいま~る福寄席を開催しました
10月4日(金)14:00より多目的室にて、関大亭学乱さん、関大亭狂角さん、爪田家粋花さんによるゆいま~る福寄席を、初めて開催しました。
以前より居住者から「落語を聞きたい」との意見があったのですが、高座の準備が難しく開催に至りませんでした。ですが、関大亭学乱さんより、高座はテーブルに赤い布をかければ大丈夫、当日の公演内容を書いためくりもご用意くださると仰っていただき、ついに念願の開催が決まりました。当日は近隣の方、居住者合わせて34名の方々にご観覧いただきました。
まずは、関大亭学乱さんの「饅頭怖い」。話が始まるとすぐに、迫力のある声と表現力に引き込まれました。「お饅頭の皮のはがし方!ああやってはがすよね」「お饅頭食べたくなったね」と笑みが広がりました。
次は関大亭狂角さんの「田楽喰い」。「運」にかけて「ん」のつく言葉を言うと田楽がもらえるとあって、早口言葉のように「ん」のつく言葉がどんどん出てきて、「次はどんな風に増えるの?」とわくわくして、「もう数えられない!」と笑顔があふれました。
最後は爪田家粋花さんの「ふぐ鍋」。まずは粋花さんのお名前の由来をお話くださいました。「楽しい由来!」と笑い、お話を聞いても「熱々のふぐ鍋が目に浮かぶ!おいしそう」と感動して聞き入りました。
どのお話も情景が目に浮かび、お顔の表情も楽しく、大盛況のうちに幕を閉じました。
今回の開催にあたり、西淀病院でボランティア活動に携わられている白根さんより、関大亭学乱さんをご紹介いただきました。また、テーブルの高座に登るための台を作ってくださったのは、様々なイベントでお世話になっている近隣にお住まいの半田さんです。ご出演いただいた関大亭学乱さん、関大亭狂角さん、爪田家粋花さんは、会場設営にもご協力くださいました。皆さんのおかげで楽しく開催することができ、感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。
大好評だった「ゆいま~る寄席」。またの開催を、お楽しみになさってください。