第3回 連続セミナー「介護が必要になっても住み続けられる」
12月10日ゆいま~る福<開設準備室>にて連続セミナー
「介護が必要になっても住み続けられる」
第3回「高齢期における歯科医の役割」を行われました。
講師はゆいま~る福の協力医療機関、名取病院歯科口腔外科医長の塚本康裕医師です。
セミナー講師をされるのは今回が初めてとの事。自己紹介の中から歯科医の実態をお話し下さいました。「私がいた福岡県北九州市の大学病院では歯科だけで診療科目が16もあり、16科目に細分化した歯科診療より全てを診療できる医者になりたいと思い、現在の名取病院に就職した。医師と歯科医師は免許が違い、歯科医師は全身麻酔ができるのに治療範囲は口腔、顎関節のみ。医師は抜歯はできても治療は出来ない等、普段あまり耳にしないような事も話されました。
(連続セミナー初めての若い30代ドクターです)
歯周病って誤えん性肺炎のみならず、心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病にも関連しているそうです。怖いですね。
また固くなった歯垢はタイルに瞬間接着剤が付いたようなもの、歯ブラシでは絶対取れない。と分かりやすい例えでお話されました。歯垢が固くならないうちに除去するには歯ブラシは必須。塚本医師のお勧めは電動歯ブラシです。参加の方は熱心に聞かれていました。
最近のゆいま~る福<開設準備室>でのセミナーの恒例の風景になってきていますが、今回もセミナー中にあちらこちらから質問の嵐となりで活気のある会となりました。事務所が狭いということがこの効果を生むのでしょうか?!(笑)
(熱心に相談されている方々)
セミナー後も個人相談された方がおり、そのまま診察してくださる事になり、一緒に病院に帰って行かれました。
セミナーのアンケートでは
・電動歯ブラシを買う気になった
・私も歯周病なので気を付けて歯を磨きたいです
・歯科の分類が理解できた
・内輪話がよかった。大変役に立った
・仕事で高齢者の口腔ケアに興味にもっていたので、いろいろ学べてよかったです
と参加の方々も満足されていました。
▼2016年8月ゆいま~る福オープン!