ゆいま~る伊川谷 暮らす人々の声

日常を大切に「気持ちだけはボーイ」で暮らしたい  


「ゆいま~る」の良いところは、マイペースで暮らしていけること。
昼に寝ていてもいいし、何を食べてもいいし、どこに出かけてもいい。
自分の体調に合わせて、その日その日を自由に暮らすことができる――。

ゆいま~る伊川谷に住み替えられて約10年の野本武夫さんにお話を伺って、ゆいま~るの良いところを再認識できました。淡々とマイペースに暮らす野本さんの日常をご紹介します。

やさしい笑顔の野本武夫さん(87) 2012年入居

「家内にゆいま~るに決めましょう」と言われて■

――ゆいま~るにいらっしゃる前は、どちらに住んでおられたのですか。

ゆいま~るに来る前は、明石市に10年くらい住んでいました。家内と2人でね。その前は奈良に住んでいました。銀行におりましたので、各地を転々としていました。出身は高知県です。

――高齢者住宅に住み替えるきっかけは何でしたか。

家内の希望でした。ゆいま~るに見学に行ったらとても気に入って、「ゆいま~るに行きましょう」って言われて……。

――からだが弱ってきたとか、健康に不安があったのでしょうか。

そういうことではなく、ゆいま~るを見学して、ここなら落ち着くなあと思ったんです。

――お元気なうちに住み替えるという決断をされたということでしょうか。

そうですね。他の高齢者住宅は見学しなかったほど、家内がゆいま~るに決めましょう、と言ってね。私も同じ考えでした。

――おつれあいは、ゆいま~るをどのようにして知ったのでしょうか。

たぶんね、雑誌の広告か何かだと思います。オープンして1年くらい経っていましたかね。

――とくに気に入ったところはどこでしょう。

第一に環境ですね。娘たちがいる大阪からは少し離れていますけど、最寄り駅から近いですし、周りに自然もあるしね。あと、フロントの方の対応がよかったですね。

 ■これまでと変わらない「ゆいま~る」での暮らし■

――今はどのように毎日を過ごされていますか。

特別、変わったことはないですね。明石にいた時と変わらない暮らしです。
ずっと一緒だった家内を昨年4月に亡くしましたが、生前はよく2人で出かけて外食していましたね。居酒屋へも行きました。家内も一杯やるのが好きでね。

――お2人ともお酒が好きでいらっしゃったのですね。

そうでしたね。

 ――散歩などもされていましたか。

ゆいま~るの周辺環境がいいので、よく2人で歩いていました。

――おつれあいが亡くなったあと、娘さんたちがよくいらっしゃってくださるそうですね。

娘たちは大阪にいて、2時間くらいかかりますが、1週間に1度の頻度で来てくれます。一緒に出かけたり、外食したりしています。自分の子どもですけれど、感謝しています。

――普段の食事はどうされていますか。

ゆいま~る食堂を利用したり、出来あいを買ってきたりしています。それと外食ですかね。
リハビリも兼ねて、電車で1駅か2駅乗って、スーパーに出かけています。意識して歩くようにしていますね。

――買い物などのお出かけは1週間に1度くらいですか。

いや、2日にいっぺんですね。出かけたついでに、外食していますから。
外で食べるのは楽しいですね。いきつけがあるとか、特別なところがあるわけではないのですが、いつも違うところでね。今日はここ、次はここにしよう、というように。

――好きな食事のジャンルはありますか。

何でも好きです。意識して、何でも食べるようにしています。

2日に1度はお買い物へ。ゆいま~る伊川谷前にて

 ――1日の生活パターンを教えてください。朝は何時くらいに起きられますか。

朝は遅いですね。起きるのは12時過ぎです。

――安否確認はどうされているんですか。

6時前後にしていますが、それでまた寝るんです。

 ――なるほど。ゆいま~るでの暮らしは自由ですからね。

だから、食事も3食というより2食ですね。13時前後に朝と昼を一緒に、という感じです。簡単に、パン食で済ませることが多いです。

――夜は何時くらいに休まれますか。

夜は遅く、寝つきは悪いですね。2時ごろになってようやく寝たりね。寝付けないときは起きて、お茶を飲んだりしています。

 ■これからも自由奔放に「気持ちだけはボーイ」■

――楽しみや好きなことはありますか。

野球観戦が好きです。阪神タイガースのファンです。昔はね、甲子園にも行っていました。家内が元気なときは、年に何度かは一緒に観戦に行っていました。
今はもっぱらテレビ観戦ですね。

――ご自身は若いころ何かスポーツは。

野球をやっていました。草野球ですけれど。

 ――銀行にお勤めだったので、お仕事が忙しくて趣味の時間を取るのが大変だったのでしょうね。

現役のころは、そうですね。昔ですから、夜遅くまで仕事でした。今は労働環境も変わって、昔みたいに夜遅くまで残業していたら、労働基準法に引っかかりますよ。

 ――おつれあいと散歩によく行かれていたとおっしゃっていましたが、旅行などは?

しょっちゅう行っていました。多くて2泊とか、ほとんど近場ですけれど。近くで頻繁に楽しんでいました。
広島の尾道はよかったですね。とくに印象に残っています。

――映画の舞台にもよくなりますね。いいところに行かれましたね。今はコロナ禍でなかなか旅行もできませんが、娘さんたちと旅行に行けるようになるとよいですね。

そうですね。コロナが収まったら、田舎の墓参りにも行きたいと思っています。

おつれあいと思い出の旅行の一コマ
おふたりの仲の良さがうかがえます
四季折々、旅行を楽しんでこられました

 

――健康の秘訣は何でしょうか。

やはり、歩くことですね。意識して、買い物や外出などするようにしています。
今は特別悪いところはないですね。だけど、87歳ですから「ほころび」は出てきています。だんだんすることが億劫になってきていますが、気持ちだけはボーイです。

 ――「気持ちだけはボーイ」いいですね。長年勤め上げて、おつれあいとゆいま~るに住み替えられて、今も健康に気を付けつつ、マイペースに自由に毎日を過ごされていらっしゃる。よいお暮らしの見本かなと思います。

これからも自由奔放にいきたいですね。

読書中の野本さん。お部屋がきれいに片付いていて居心地よさそうです
ゆいま~る食堂でコーヒーを一杯。くつろぐ野本さん

毎日ご自分のペースで落ち着いて生活されている野本さん。亡くなったおつれあいととても仲が良かったんだなあということが、会話の端々に伺えてとても心あたたかくなりました。また、娘さんたちからも大事にされているご様子。早くコロナが収束して、娘さんたちともっと自由に外出できるといいですね。これからもスタッフ一同見守ってまいります。(2022/2/16 インタビュー)

 

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2022年02月24日

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