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看護師・村尾のワンポイント豆知識 第一回~気温の変化と体調管理~


はじめまして。
ぐり~んはぁと看護師の村尾です。
看護師の目線で、利用者の皆さんを日々サポートしております。

今回より連続3回企画で、「ぜひ実践いただきたい!」
という情報をお送りできればと思います。

第一回目は「気候の変化と体調管理」です。

季節の変わり目は、急に温度変化があったり、天候も変わりやすかったりと、
最も体調を崩しやすいタイミングです。
この時期の体調管理をしっかりしておかないと
「季節の変わり目はいつも病気で寝込んでいる」なんてことになりかねません。

1)季節の変わり目に体調を崩した時の症状
<1>冬→春
急に温度が上がり、暖かくなることで風邪を引きやすくなり、発熱よりも咳や
鼻水といった症状がひどくなります。

<2>春→夏
梅雨の時期の気温低下や雨にぬれることが原因で、急に発熱することが多くなります。

<3>夏→秋
夏バテ、熱射病、食欲不振になりやすく、のどの痛みも出やすくなります。

<4>秋→冬
寒くなってくると、咳を伴う病気(気管支炎、マイコプラズマ肺炎)や感染症
(インフルエンザ、溶連菌)といった長引く病気になりやすくなります。
では、それらの症状に陥らないように、気を付けていただきたいことは・・・

2)体調管理方法
<1>冬→春
暖かくなるからと油断して、急に薄着にならないように気を付けましょう。
昼間は暖かくても、夕方は冷え込むこともあるので、薄手の上着は常備しておきます。
気温が上がり、運動やスポーツをしたくなりますが、冬場やらずにいた場合は
急に運動をすると疲れてしまうので、体調を崩しやすくなります。
この時期は何事も少しずつ始め、暖かい気温にゆっくり体を慣らすようにしてください。

<2>春→夏(梅雨)
梅雨時期は、温度が下がりやすいので、雨対策もかねて濡れても良い素材の上着
(レインコートにもなる)をバックに入れておきます。
極力雨に濡れないように気をつけ、雨に濡れた場合はすぐに拭く、乾かす事を徹底し 濡れたままでいないようにすることが大切です。

<3>夏→秋
とにかく気温に注意して、外出時には必ず帽子をかぶり、(凍らせたペットボトルが一番) を持ち歩きます。

また、気温が高い時間帯に長時間歩いたり運動しないようにします。
暑いからと、温度設定が低すぎる冷房に当たり続けたり、冷たいものを飲んだり食べたり
ばかりしていると夏バテや食欲不振の原因になってしまうので、夏でも暖かいものの飲食を 心がけましょう。

<4>秋→冬
感染症にかかりやすいので、とにかく病気を予防するように心がけましょう。
外出時にはマスクをします。
うがいをする時はうがい薬を使用し、手を洗うときはハンドソープで手首までしっかり洗って 消毒をしましょう。
寒さ対策の為に、体温調節しやすいインナーの着用をして、無駄に厚着をしないように
気を付けます。暖房器具を使うときには、必ず加湿器か、濡れた洗濯物を室内干しをして
加湿をします。

さいごに・・・・

「当たり前のことだけど、面倒だからやらずにいる事」を心掛けてみてください。
体調を壊しやすいのは、この当たり前のことができていない場合がほとんどだらからです。

いつでも実践できることばかりなのでぜひ、実践してみてください。
次回は、「散歩時の水分補給の大事さ」についてお知らせしたいと思います。

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