初めての「看取り」に想う②

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数日前に撮影した上記の写真は、ハウスの回りを散歩された時のもので、
スタッフとお仲間に囲まれ、素敵な笑顔を見せてくださっていました。
この写真はご家族のお気に入りの1枚となったと伺っています。
2日前には入浴もされて、娘さんと一緒に髪を乾かしながら言葉を交わしあったひとときは、
大切な思い出の一コマとして残していただけたと思います。

残念ながらベットから起き上がれなくなった最期の2日間も含め、
穏やかな日々を過ごすことが出来たのも、厚沢部町国保病院長の佐々木医師が
Oさんの立場に立ってご対応下さったお陰だと心から感謝しています。

「痛い思いだけはさせないように」と配慮してくださり、
最期の時も真夜中にもかかわらず駆けつけてくださるなど、とても心強かったです。
ゆいま~る厚沢部での看取りは、佐々木医師の協力なしには出来なかったと言えるでしょう。
ご家族とスタッフに見守られ、まるで眠るように息を引き取られたOさんの安らかなそのお顔は、
感動すら覚えるものでした。

その後、私達スタッフは、貴重な経験をさせていただいたこの度のケースを基に
スタッフ会議を開催し、反省・気付きなどを発表し合い今後の課題について話し合いました。

ご家族からは「ゆいま~るで完成期を迎えると決心したことは間違っていなかった」
と感謝の言葉をいただきはしましたが、一方でスタッフ各々が
「もっとこうすれば」と多くの課題をも残した今回の看取りです。
この経験を今後のサポートに活かしていけるよう、皆で決意を新たにした会議となりました。

~O様のご冥福を心よりお祈りいたします~

*完成期:死は人生の終わりではなく、完成させるときという意味。

年越し行事を有料ショートステイでご一緒に!

ゆいま~る中沢 有料ショートステイには
もうクリスマスが来たようです。
というのもB棟4階のグループハウスの居住者、スタッフが
手作りしたクリスマス飾りがリビングを彩ってます。

実は、住宅型有料老人ホームであるグループハウスに
入居されている方の半数近くは有料ショートステイを
体験された方です。有料ショートステイを利用する中で
ゆいま~る中沢の住み心地、立地環境の良さを
生活の中で確認して、終の棲家として選んでくださったのです。

ゆいま~る中沢の年末年始はお楽しみが一杯。
12月14日は餅つき大会、24日にはクリスマス会、
新年をおせちで祝います。
もちろんマイペースでゆったり過ごすことも可能です。

すでにご家族が帰省されるなどで、
自宅で一人過ごすのは不安と、年末年始の予約も徐々に入ってきています。
ご相談はフリーダイヤル
0800-800-7137  まで、お気軽にどうぞ!

第2水曜日には出張ミニカフェ

食堂にコーヒー豆を卸してくれている自家焙煎の珈琲豆屋さんが、
ボランティアで月に一度出張カフェに来てくれます。
目の前で淹れてくれる1杯がこの日だけなんと150円!!(ちなみに普段は360円)
毎月第2水曜日だけの大盤振る舞いカフェ企画。偶然、来店された方はラッキー♪

コーヒーのプロが自分で焙煎した豆を淹れてくれるのだから、
おいしさは格別!!

 

「いい香りがしたから、つい覗いちゃった!」と香りに魅かれてやってくる人、
「こういう時間がほっとするの」と一人でゆっくり味わって楽しまれる人、
クッキーやケーキも注文しながらお喋りを楽しむ人たちもいました。
「あとで部屋で飲みたいから、持ち帰ってもいい?」という居住者もいました。

「人の集う場所ができれば」という思いからの企画でしたが、
喜んでもらえたようで良かったです(^^)

居住者以外、外からのお客さまも150円の特別価格です。
毎月第2水曜日に開店しますので、ぜひご来店下さい♪
【オープン時間:12:00~16:00】

ゆいま~る高島平オープン式典①

11月26日(水)、オープンに先立ち、ゆいま~る高島平のオープンパーティをゆいま~る高島平のフロントで開催しました。あいにくの雨でしたが、80名あまりのお客様にお越しいただきました。

記念式典は、弊社代表取締役・髙橋英與の挨拶でスタートし、UR都市機構 東日本賃貸住宅・大谷本部長、板橋区長・坂本健様、2丁目自治会長・戸田様からの祝辞を賜りました。続いて、設計監理を担当したプラスニューオフィス・瀬戸様、施工を担当した八光建設・専務取締役 園部様からお言葉をいただき、入居者代表者O様、一般社団法人コミュニティネットワーク協会・近山恵子理事長からもそれぞれ「ゆいま〜る高島平」への期待を込めたお言葉をいただきました。

記念式典には、ゆいま〜る高島平への入居を予定されている方々や地域でご尽力されているたくさんの方にもご列席いただきました。心よりお礼申し上げます。記念式典の模様を数回に分けてお届けします。 

コミュニティネット代表取締役社長・髙橋英與 ごあいさつ

今日は寒い中ありがとうございます。やっとここまでこぎ着けました。

実感としては「URさんから最初の計画の相談を受けた時に、空いているところにサービス高齢者向け住宅が本当に出来るだろうか、出来たとしても入居希望者はいるだろうか」という不安がありました。私どものやり方は、社員が現地に住み込むことを原則としています。2年前から社員が高島平団地に住み込み、団地に住んでおられる方がどのようなニーズを持っているか、毎月のように会を開いてきました。そこのニーズ聞いて、建物を作っていくというやり方で進めてきました。

全国で820万戸の空き家があります。それをなんとか活用しようというのは皆さん思っていますが、じゃ、どうやってやるのか具体的にみえないわけです。それが今回、こういったかたちで既存住宅を活用してサ高住にして、なおかつサ高住に入らない人たちもサービス(生活支援サービス)が提供ができます。

高齢者だけ住むのって言うのは嫌ですよね。ゆいま~る高島平の場合だと、住棟内に高齢者住宅が点在するってことが、逆に多世代なんですね。子どもたちとか若い人たちも高齢者も住んでる、そういった中に生活していくのは非常に大きな要素です。

おかげさまで、12月1日に開設する前に、今日現在で90%の入居が決まっています。今日は、区長さんに来ていただいていますが、私どもはここにサ高住の住宅をつくるだけではなくて、この板橋区、高島平団地の中でどうやってケアの仕組み、あるいはコミュニティをつくっていくかと同時に、やはりこの周辺の団地の方も含めた地域をどうつくっていくか、そういった考え方で進めております。

入居者の皆さまがこれから生きがい作りとか仕事作りとかいろいろなことをやっていって、今までのサ高住のようにすべてサービスを受けるだけじゃなくて、自分たちがここの中で、コミュニティを作り上げていくパワーになっていくのではないかなという気がしてます。

いろいろな課題はありますけども、私どもは一つ一つクリアしていきますので、今後とも皆さま方のご協力ご支援をよろしくお願いいたします。

板橋区長・坂本健様 ごあいさつ

皆さんこんにちは。ゆいま~る高島平は待ちに待った開設で、私も大変に楽しみにしてしておりました。高島平地域は昭和47年に団地が完成をいたし当時としましては東洋一のマンモス団地として、賃貸と分譲あわせますと約1万世帯の方がこの地域に住み、また憧れのニューライフスタイルを求めて全国から人が集まった大変すばらしい団地であります。そういった方たちがまちを大事にしながら40年を超える年月を積み上げて参りました。

一方では高齢化も大変進んでおり、こういった中での問題・課題というのも最近では少し顕在化しています。板橋区も問題に対し地域の包括ケアについてこれまでも検討してきました。こういったタイミングにちょうどよく今回のこのゆいま~る高島平が出来たことはまことにタイムリーであり、関係の皆様方に厚くお礼を申し上げたいです。

特に今回の整備につきましては、UR都市機構様にたいへん英断をしていただきました。団地を一棟ではなく部分的に空きの部屋を活用しながらつくったという点については類が無い開発でありまして、これからの団地再生のモデルになるのではないかと思っています。また、今回の運営につきましてはコミュニティネット高橋代表を含めて多くの方々がニーズをしっかりと把握をしながら、2年前からこの場所に居を構えながら地域ニーズに合わせました開発ができたこと、コミュニティネットさんにつきましては、これまでも7カ所こういったサ高住または介護関係の事業を進められていますが、そういったノウハウを十分に生かしながら、今回この東京でも代表的なニュータウンである高島平団地が再生できることを大変ありがたく思います。

今、さまざまな高齢化の問題については様々な取り組みが必要です。板橋区も今年の4月、今年度から高島平まちづくり担当課というのをつくりました。また現在は板橋区のブランドデザイン、高島平地域全体を考えていくグランドデザインというものを考えるための組織を立ち上げながら、今年度・来年度特にその検討を進めてまいります。特に地域の包括ケアという点で、まだまだやるべきというのは大変多くあり、様々な事業者の方にも協力を賜りながら地域住民の皆さんとともにこの包括ケアの体制作りを考えていきます。

今回、団地再生の第一歩が出来ました。高島平団地は高齢者から子どもまで、またこれから子育てとか若い世代に魅力を持っていただけるような、そういう東京で一番住んでみたくなるまち作りが必要です。そういった将来に向けての高島平のイメージ作りには、これまで住まれているまちのコミュニティをつくっていただきました皆様方に住み続けたいと思っていただけるような、そういう視点も大変重要ではないかと思っていいます。いろいろな点で挑戦をしながらまち作りをともに進めてまいりたいと思っています。

UR都市機構様、またコミュニティネット様の協力を賜りながら地域住民のニーズあった街づくりをこれからも板橋区も進めて参りますので、今日ご来会の皆様方にもさらにご指導またご協力をお願い申し上げたいと思っております。今日ご参会の皆様、また入居される皆様方のご多幸をお祈り申し上げて簡単ではございますが、お祝いとお礼のご挨拶に代えさせていただきます、皆様おめでとうございました。

 

UR東日本賃貸住宅・大谷本部長 ごあいさつ

皆さんこんにちは。高島平団地で初めてのサービス付き高齢者向け住宅として、ゆいま~る高島平の記者発表が先ほどありました。いよいよ12月1日から本格始動ということになりました。記念パーティに、区長さんはじめご関係の方々の出席をいただいて、こんなに盛大でしかも和やかに開催されたこと、大変お喜びを申し上げたいと思います。

私どものストックをどう活用するか非常に大事なことなんですけれど、人がみんな出て行ったあと、住棟一棟丸ごと活用してサ高住にするというのはこれまでも、何ヶ所かやってきてます。だけど今回のように現に稼働している住棟のなかの空いているところはパラパラとあるわけです。パラパラとあるものを個別に改修をして、それをサ高住として提供する分散型はこれは私どもでもほんとに初めての試みでございまして、いろんなハードルがありました。ほんとに法律的な問題から何からいっぱい課題があるんですよ、その課題を一つひとつクリアして今日の日を迎えられました。

それだけではなく、サ高住じゃなくて一般のUR賃貸にお住まいの方にもですね、生活相談だとか安否確認のサービスだとか、こういう展開も考えてらっしゃるということで、団地にお住まいのご高齢の方々には、ほんとに安心していつまでも住んでいられる。そういった環境をつくるための普遍的な仕組み作りという観点からも、私も大いに期待をしているわけでして、コミュニティネットのみなさんの今後ますますのご活躍とご健勝を祈念して、ここにお集まりの皆様のご健勝もあわせまして、私のお礼とさせていただきたいと思います。本日は誠におめでとうございます。

花菜 敬老会

9月15日敬老会を開催し、利用者の長寿をお祝いしました。

今年の敬老会は利用者Sさん息子さんによるマジックショーと
フロントスタッフのフラダンスを披露しました。

先ずは、マジックショー。
トランプを使ったものや、ハンカチから花が登場したり、
新聞紙の中に入れた水が花吹雪になるマジックを次から次へと披露され、
皆がマジックに釘付けになりました。

花が何本も出てくると「おぉ!」と驚きの声が上がり、
新聞紙に入れた水が消えて無くなると「わぁ!凄い」と拍手と大絶賛でした。

次はフロントスタッフのフラダンス。
一曲終わるごとに大きな拍手が上がり
「憧れのハワイ航路」の曲に合わせて利用者スタッフ全員でフラダンスを踊りました。

最後にスタッフ手作りのメッセージカードをお渡しすると
皆さん大変喜ばれていました。

おやつに紅白饅頭を召し上がり楽しい時間を過ごしました。
これからもお元気でお過ごし下さい。

ゆいま~る聖ヶ丘の現在の空室をご紹介致します

C301、B202の2室です。
どちらもクリーニングも済み、即、ご入居可能です。
C301は、リビング広々、お二人入居も十分可能です。
B202は、窓の向こうが街路樹、コンパクトながら
とても落ち着くお部屋です。

今はお元気でも将来、介護のこと、医療のこと、家族のように相談できる人がほしい。
ずうっと人と一緒というのは気疲れしてしまうけれど、
同じ趣味やリクリエーション等をともに楽しむ仲間が身近にいるといい。

ホテルのような豪華な設備や至れり尽くせりのサービスは要らない、
生活者として、できるだけ、自分のことは自分でしたい・・・。

多くの入居希望者はそう考えて入居されています。
これまでのブログを読んでいただけると
より一層、ここゆいま~る聖ヶ丘での暮らしの様子を
ご理解いただけると思います。

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ご興味のある方は、ぜひ、見学にいらしてください。
「百聞は一見に如かず」

資料送付希望も大歓迎でします。
フリーダイヤル0120-639-655

9月 おやつ作り&昼食作り

毎月恒例のおやつ作りと昼食作りを行いました。
9月3日のおやつ作りはフルーツあんみつアイスクリーム添えです。
フルーツのカット、盛り付けを利用者が手分けし、楽しみながら進めていました。

甘いもの好きな利用者が喜ばれるように最後にアイスクリームを盛り付けて出来上がりです。

「甘くて美味しいです。」「おかわりないですか」とリクエストされました。
利用者の笑顔いっぱいのおやつ作りでした。

毎月第三日曜日は利用者、スタッフとで昼食作りをするのですが、
9月21日の昼食作りは趣向を変えて、宅配寿司を注文しました。

日頃食堂メニューに登場しない「にぎり寿司」に利用者もニッコリ笑顔で
満足されていました。
「美味しいわ~」 「お寿司はやっぱりにぎりがいいね」と声が上がっていました。

今回のように出前をとるのもいいもんですね。
皆さんいつもにない表情で昼食を楽しまれていました。

朝日新聞夕刊一面に紹介されました!

11月20日(木)、朝日新聞夕刊一面に、ゆいま~る高島平の取り組みが掲載されました。

「こんな高齢者住宅を待ってました!」と、数多くのお客さまにお問い合わせをいただいております。

現在、下記の日程で内覧会を行っています。お部屋もあとわずか、内覧日も限られた日程となりますので、ぜひお早目にお申込みください。

【11月12月内覧会】
11月28日(金)、12月3日(水)、8日(月)、18日(木)、26日(金)
集合:10:30
集合場所:ゆいま~る高島平フロント
高島平2-26-3 さくら通り商店街103号

*ご参加の際は、ご予約をお願いします。

【問い合わせ先】
ゆいま~る高島平 開設準備室フリーダイヤル
0800-800-6779