身近なエコ活動「ウエスづくり」

利用者のみなさんがしているのは何だと思いますか

ウエスづくりです。

ウエスとは古着や古布を再利用(再使用)して雑巾がわりにするものです。

使い捨て出来るウエス(雑巾)はとても重宝されます。
食事のたべこぼし、泥がついた車いすの車輪、テーブルや手すりの消毒、
洗面所やトイレの汚れ拭き、ガラス拭き等、朝から晩までウエスは大活躍です。

ウエスにする古着や古布の提供は花菜がある「ゆいま~る伊川谷」の入居者に
ご協力いただいています。
どーんとひと箱いっぱいに提供下さる方もいらっしゃいます。

利用者に古着や古布を使いやすい大きさに切って頂きます。
布にはさみを入れるのは、けっこう力が要りますよね。

手先を動かすことは生活リハビリテーションにも繋がります。
ウエスづくりは利用者の日課になっています。

入居者の皆さん

古着や古布をご提供頂き、ありがとうございます。
このようにウエスとして毎日活用させて頂いています。
これからもよろしくお願いいたします。

「介護看護よろず相談」を定期開催します♪

6月1日のオープンから約1週間が立ちました。 毎日、「何をしているところなんだろう?」と団地に住む方が店舗に見学に来てくださっています!

これまで、館ヶ丘団地には「介護」や「看護」について気軽に相談できる場所がありませんでした。そこで、ゆらリズムでは「介護看護よろず相談」を定期開催することにしました♪

 

小規模多機能ゆらリズムには「ケアマネ」「看護師」「介護福祉士」「相談員」「管理栄養士」などの介護看護の専門家がいます。

住み慣れた自宅での生活を続ける方法について、団地の皆さんと一緒に考えていければと思っています。

どうぞお気軽にお立ち寄り下さい♪

 

初体験に・・・「あ~緊張した!!」

 

先日「田舎暮らしの本」という書籍の取材で、ライターさんとカメラマンさんが

来訪され、居住者の皆さんの 暮らしぶりを、一日密着取材されました。

【少し緊張気味のFさん】

 

【自分のお部屋でゆったりと取材を受けるIさん】

 

お二人とも、ハウスでの暮らしについて等を、丁寧に答えていらっしゃいました。

 

「ここは良い所だよ~。みんな良くしてくれるよ!」との言葉に

一緒に聞いていたスタッフは、嬉しくて“こっそり”感動していたそうです。

スタッフにとっては何よりの励みになります!(感涙)

 

今回取材された「田舎暮らしの本」は今月発売予定とのことですので

お近くの書店で見かけたら、ぜひ手に取ってみて下さい!

 

中国本場の水餃子作り

皆さん、こんにちは。ゆいま~る中沢で研修している陳です。中国から来ました。

熱中症になりやすい高温多湿な季節になりましたが、皆さん、こまめに水分を取っていらっしゃいますか。

去る5月24日に中国水餃子会を行いました。

申し込み人数は16名でしたが、当日には23名の参加者となり、かなり驚きました。

こんなに大勢の方に参加して頂き誠に感謝しております。

▼早めにいらっしゃった居住者に手伝って頂き、粉から皮を作りました。

▼居住者と、ご家族の皆さんに野菜を刻んでいただき、挽き肉と一緒に混ぜて具を作りました。

▼簡単餃子作り器で居住者の方も楽しく作られました。

▼終盤は作る班と召し上がる班に分かれて、会場のにぎやわいは最高潮になりました。

今回の水餃子作りイベントはゆいま~る中沢では2回目の開催です。

日本では、焼餃子の方が一般的ですが、中国では水餃子のほうが多いです。

素人の私が料理上手の友達2人に頼んで、講師として中国本場の作り方を紹介しました。

スーパーで出来あがった餃子を買う方にとっては、生地から作るのはほぼ初体験だったことでしょう。

講師の指導に従って、皆さん一生懸命丸く薄く、皮を伸ばしました。

かなりの力仕事なので、綺麗な皮を作るのは難しかったようです。

でも、皆さんやる気満々、興味深々に作りました。

「自分の手で作った水餃子はおいしい」「ごちそうさまでした」と、居住者からのお礼の言葉を頂きました。

大勢の方々が集まって、わいわい楽しく召し上がって頂いたのは元気な証拠だと思います。

このようなイベントを通じて、皆さんの絆がもっと強くなると感じました。

さわやかな春の味わい「シュワシュワフルーツポンチ」

春到来!

今年は暖かさを通り越し、少し暑いように感じられますね。
ってことで今回のおやつ作りはさわやかを演出したいと思い「シュワシュワゼリーフルーツポンチ」を考えました。
シュワシュワゼリーって何?

簡単に言えば「サイダーでつくるゼリー」です。
苺カルピスでピンク色のゼリーもつくりました。春らしく桜の形に型抜きしていきます。

「わぁ、きれいやわぁ」とやわらかいゼリーと格闘するKさんの嬉しそうな表情

ピンクのゼリーの上に、カットされた沢山のフルーツ、そこにサイダーで作ったシュワシュワゼリーを流し込んで、最後に彩りのさくらんぼをチョコンと載せたら「シュワシュワゼリーフルーツポンチ」の出来上がり!

口にした瞬間にサイダーのシュワシュワ感が口の中に広がり、そのシュワシュワ感が「美味しい」と言っていただき、

大成功です。
見た目も、食感も爽やかで、皆さん春を感じていただけましたか。

花菜では毎月、第一水曜におやつづくりを利用者とスタッフが一緒に行っています。

バナナ、チェリー、キウイ、ミカン、パイナップルなどのたくさんフルーツ、今回もフルーツのカットは

利用者の皆さんが担当下さいました。

「果物を切ってくださいますか」とのスタッフのお声かけに

「いつもの役割ね」「私やりましょうか」中には無言で包丁を手に取り、切り始められる利用者もいらっしゃいます。

これからも利用者のみなさんに手伝って頂けることを増やしていきたいと思います。

そして季節感を感じて頂けるように・・・

次回もお楽しみに!

夏野菜

利用者の皆さんと「野菜を育てたいね」と話に花が咲き・・・

ぐり~んで夏野菜を植えてみました♪

プランターにきゅうり・ミニトマト・なす・ピーマンなどの夏野菜が並び

皆さんのアドバイスに笑顔が溢れます♪

夏の収穫が今から待ち遠しいです~

中央大学国際寮との地域交流・国際交流

「たまむすびテラス」にあるシェアハウスの棟の
中央大学国際寮の留学生による語学教室がスタート!!

6月5日までは、無料トライアル中!
ゆいま~るの居住者のみではなく、地域の方・もちろん小学生や中学生など
お子さんもぜひ来てほしい!という素敵な試みです。最大4人までの構成です。

「語学習得」という側面よりも「文化交流」を。というこの教室。

昨日、英語の教室のトライアルに居住者3名が参加されました。

講師はカリフォルニア出身のジョーさん。
中央大学の法学部に通いながら、国際弁護士を目指されています。

まずは自己紹介のあと、日常挨拶のセンテンスを教わります。
次に、お天気の表現。

アメリカでの会話の中でよく使う表現などを教わりました。
都度、質問を受け付けてもらい、ゆっくりと進みます。

1時間の授業後、日本とアメリカの文化の違いについて
雑談に花が咲きます。
「Cool Bizは英語?日本語?Bizって何かしら?」
「パンダは英語でもPANDA(※PAの発音が日本とは少し異なります)」
という事に驚いたり・・・。
ジョーさんの素敵な蝶ネクタイの話に盛り上がったり・・・。

参加者から「挨拶や天気の会話など日常使う事からの内容でよかった」や
「英語を習うだけじゃなくて文化交流があると嬉しい」との
コメントも。

次回4日の韓国語講座にも居住者が4名参加予定です!

居住者インタビュー「自分で切り拓くことの素晴らしさ」

Tさん(80歳)

■最近のゆいま~る那須での暮らしはいかがでしょう?

自由闊達で、とても解放されて、毎日が充実しています。以前は交通の不便さがネックでしたが、今ではそのことも気にならなくなりました。というのも、近所の方に声をかけていただいて、西郷村の保育園でボランティアをすることになったんです。子どもたちとともに過ごす時間が何にも代えがたく、人生の後半になって、こんな喜びをいただけたことに本当に感謝しています。

■保育園でのお話をもう少し詳しく聞かせてください。

白河の図書館に通っていて、絵本の読み聞かせのグループに関わったのがきっかけです。そこで声をかけていただきました。西郷村の保育園の園長先生が諸手をあげて私を迎え入れてくださった。こんな年齢のおばあさんが、ボランティアとはいえ、子どもたちの保育に関わらせてもらえるなんて、東京ではありえないことです。自ら動くということは大切ですね。

今、保育園で2歳の子どもと園庭で遊んだり、寝かしつけたり、おもらしの始末をしたり、もみくちゃになって戯れています。体力的にはきつい部分もありますけれども、そんなことは気にならない。子どもたちには何十倍ものもエネルギーをもらえて、私は心身ともにすっかり元気になりました。

腰痛でリハビリに通っていたのですが、子どもたちを抱き上げたりする動作が効いたのでしょうか、いつのまにかすっかりよくなりました。2才の子どもが「おばちゃん、大好き!」と抱きついてきてくれる、私がこんな小さな子どもに必要とされていると感じられる、なんて幸せなんだろうと。

園長先生一家とは親しくさせていただいています。ボランティアの時はゆいま~る那須まで自動車で迎えにきてくださって、帰りは温泉に寄るのが日課です。先日は平泉と恐山へのドライブにも誘っていただき、パワーをもらって帰ってきました。園長先生ご夫婦はお互いを労わりあって、とても仲がいい。私は早くに夫を亡くしましたけれども、お2人を見ていると、とても心がなごみます。園長先生一家の地に足のついた生き方には、人間としてのあり方を学ばせてもらっている。こんな体験をさせてもらえているのも、那須に来ることを選択したからだと思います。

■「選択」といえば、以前、Tさんに「人生を選択すること」について話していただきましたね。

ゆいま~る那須に来たことは自分の選択であり、すべては自分の責任ですけれども、以前の通り、東京の世田谷にあのまま住んでいたらありえなかったようなことが起きているのです。

東京ではそれなりに介護のことなどで苦労もし、孫も育ててきましたけれども、ほわほわとした感じで過ごしてきました。私は「子孝行者」かもしれません(笑)。夫が他界してからは息子夫婦や孫とずっと一緒に暮らしてきたのですが、子どもたちとの距離をおいたほうがよいと判断して、那須に住むことを選択しました。窓から眺める季節の移ろい、木々の匂いや鳥のささやき、一瞬一瞬のすべてが、その時にしかない美しさ。それを発見する毎日は飽きません。

ゆいま~る那須ではいろいろな方が集まっているので、いろんなこともあります。私はゆいま~る那須の方々と楽しい近所づきあいをすると同時に、ゆいま~る那須の外の世界を自分の力で開拓しました。新しいつながりが今の幸せにつながっていると思っています。

今でも世田谷には自分の部屋はありますし、ときどき東京に出かけます。行ったら行ったで、美術館に足を運んだり、友だちと会ったり、楽しくやっています。なかでも孫娘が一番の親友で毎日メールのやりとりをしています。

■老いるということを、以前「老いの寂寥」と表現されたことが心に残っています。

老いるのは寂しいことではあります。でも、その寂しさの中で、自分が今まで過ごしてきた時間を振り返り、自分が生かされていると感じられる。そんな思いもよらない老いの境地が見えてきています。これまで特にどうということなく生活してきて、職業をもたなかった私ですが、自分で選択して自分で切り拓くことの素晴らしさを知りました。そのことで、これまで過ごしてきた人生はすべて糧になり、決して無駄ではなかったとに感じられるのです。