「多世代」のご近所づきあい@たまむすびテラス

6月22日(土)、たまむすびテラスにて、バーベキューイベントが開かれました。

りえんと多摩平の大学生の方々が企画くださり、りえんと・AURA・ゆいま~る多摩平の森の多世代が集まりました。たまむすびテラス ならではのイベントです。

お肉やお料理のみならず、りえんとに住む留学生の方が日本文化を楽しんでもらえるよう昔ながらの”金魚すくい” ”輪投げ” ”型ぬき”などの縁日遊びも。(金魚は木でできたおもちゃで、水流のある中すくうのがなかなか難しい!)

ゆいま~る多摩平の森の居住者からは、若者のエネルギーに圧倒さつつ、「良い経験ができ楽しかった」との感想も。

ご近所同士「ゆるやかに繋がる」。

世代を超えて楽しみを分かち合いながら暮らしていけることのありがたさを感じた一日でした。

自然という大きな絵の前で@ゆいま~る食堂

ゆいま~る那須の食堂には、大きな一面ガラスがあります。お食事を召し上がりながら、前庭の四季折々の景色を眺めることができます。そこは大きな1枚の絵のようで、季節や天気、時間帯によってさまざまな景色を見せてくれます。

長い冬が終わり、今年は少し短い春が過ぎ、今は梅雨真っ盛り。

雨の恵みを受け、Uさんを代表とするグリーン部会の方々が丹精込めて育てた季節のハーブや花々が咲き揃ってきました。


食事の合間、ウィンドウから見える花々に

「あれ、あの黄色い花はなんていう花?」

「バラが咲き始まったね。」

「ご飯が終わったら見に行こうか。」

そんな会話が聞こえてきます。

何年もかけて苗木から育てたスモークツリーの淡いピンクの花も初の開花!霞がかった趣がその名の通り、何とも言い表せない風情。子供の成長を見るようにUさんは目を細めて毎日楽しみにしておられました。

晴れ間に外へ出てみると、何処からか雛鳥のかすかな鳴き声が聞こえてきます。鳴き声の元をたどっていくと、そこは何と車両止めのコーンの中!

木々、花々、鳥、そしてゆいま~る那須、生きる希望に満ち溢れた自然を身近に感じます。

 

 

ゆいま~る4ハウス入居者交流会@ゆいま~る中沢

6月25日(火)、ゆいま~る多摩平の森、ゆいま~る拝島の居住者の皆さんが、多摩市内のゆいま~る聖ヶ丘、中沢を訪ねる交流会が開催されました。ゆいま~る中沢には、ゆいま~る聖ヶ丘からの参加者を含め、13名の参加者を迎えて、1階のゆいま~る食堂での昼食会、ハウス内見学、交流会と盛りだくさんの半日を過ごしました。

5Fの屋上庭園のご案内では、6月6日に舞い降りた、山梨県韮崎市の小学生が飛ばした風船に結び付けられた矢車草の種のエピソードをお話させていただきました。小さな双葉がすくすく伸びて、花を咲かせてくれるのが今から楽しみです。

3階のたまの道に隣接したゆったりとした和室では、「ここではどんなことをするのかしら?」とみなさん興味津々。お座敷の魅力にひとしきりおしゃべりが盛り上がりました。

後半の交流会では、各ハウスで行われているイベントや部会活動が紹介されました。お絵描き教室、健康麻雀、囲碁の会、ラジオ体操など、ゆいま~るのハウスごとに特色があります。

ゆいま~る拝島の参加者からは、玉川上水に舞う蛍のお話をお聞きしました。蛍の夕べを一緒に楽しめる日も遠くないことでしょう。

参加された皆さんのゆいま~るに暮らす年月は、2週間から1年8か月とさまざまですが、ご自分のハウスの良さを再確認したという声が聞かれました。互いの連絡先を交換したり、ハウス間交流の発展に期待が膨らみます。

 

歩きたいという気持ちを大切に。

ゆいま~る聖ヶ丘のA棟1階には、「グループハウス」があります。グループハウスとはゆいま〜る独自のもので、わかりやすくいうと「見守りのあるシェアハウス」。独立した居室に共用の広いリビング(キッチン付)やお風呂のある暮らしです。

グループハウスの居住者Kさんは、朝の散歩が日課です。新緑の頃から始められ、いつの間にか日課になったよう。

朝食後、ハウス近くのけやき並木の遊歩道を、ぐるっと1周します。

帰宅後は、リビングで、しばしおしゃべり。「気持ち良かったワ!」と。

写真の靴は散歩用にとつい先日、新調したものです。

ここ聖ヶ丘は、自然が豊かで散歩コースがたくさんあります。

歩きたい!という気持ちを大切に、聖ヶ丘の暮らしを楽しんでいただきたいです。

 

 

矢車草の芽が出ました!

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週間前の18日(火)に、種まきをした矢車草の種。

「まだ芽が出てるわけないよな~」と思いながら、屋上庭園を見に行くと、なんと芽が出ていました!

発芽に10日~14日かかると書かれていたのですが、梅雨の季節で、恵みの雨となり、1週間で発芽していました。

まだ小さな、小さな、かわいらしい芽です。でも、この小さな芽が一生懸命、天に向かって葉を広げているのを見ていると、なんだかとても励まされます。

スタッフの中でも「芽が出たんだってね」と伝言ゲームのように、楽しい話題として広がっています。

私のほかにも、こっそりと見に来ている人がたくさんいることでしょう。

 

たまむすびテラスを彩る藍染

6月8日(土)、初の藍染講習会が開かれました。

講師は、以前染物教室を開かれていた居住者Oさんです。地域の方にも呼びかけ12名が参加されました。 初回は布を染めました。

①絞りづくり。

輪ゴム、割りばし、定規等様々なのもで 絞り柄を作ります。一番人気はお豆でした。

②布を水に浸した後、染料に浸けもみこみ。

染料から出した直後の布は、緑色でした。

③水洗い後、乾かします。

深い藍の色と、それぞれの模様がたまむすびテラスを彩ります。

仕上がりデザインが予想できないというのも楽しみの一つ。

乾かしている間も、「この柄はどうやって作ったの?」「大きい柄もいいわね」などと話したり、参加者の中には、以前から藍染に興味のあった方もいらっしゃり、「昨日はワクワクして眠れなかった。」とおっしゃってくださった地域の男性参加者も。次の日も、先生に習いに来られていました。

講師のOさんが、これまでの経験を活かして、ここゆいま~るでも講習会を実現して下さったこと、また、地域の方とつながりが増えたことはとても嬉しいことです。そして何より、Oさんの素敵な笑顔が見れた事がスタッフにとって一番うれしい事でした。

第2回は、7月20日(土)14時~予定です。

梅雨空のもとで四季折々の暮らし方

ゆいま~る伊川谷も、今週からようやく梅雨らしい天気になりました。

雨の日はフロントも、静かに時間が流れるように感じます。ハウスの中で梅雨らしい設えを見つけました。

食堂にある飾り棚に、色とりどりの折り紙で作った傘や長靴がありました。居住者の手作りです。傘は2枚の色違いの色紙を重ねて作られています。こんな傘なら雨が待ち遠しくなります。

ホールには、木製のカエルがいます。棒をくわえているので木魚のように叩くのかと思ったら違いました。棒で背中のギザギザを擦るとなんと「ゲッゲッゲッ」と、鳴き声がするのです。手の動きと速さにちょっとコツがいりますが、ギザギザに当たる音がまるでカエルの鳴き声そっくりです。

ラジオ体操のあとみなさんで「ゲッゲッゲッ」と鳴かせて楽しみました。

庭に出てみると小規模多機能花菜の前に紫陽花が見事に咲いています。

今年からハウス周りの庭木の手入れをする「みどりの会」も発足し、みなさんの苦労の甲斐あってきれいに咲きそろいました。

1階の長い廊下を利用した街角ギャラリーや、エレベーター横のちょっとした空間にも紫陽花の水彩や、菖蒲の貼り絵が飾られています。

梅雨は、雨が多く、蒸し暑かったりと、なかなか不便を感じることがありますが、居住者の皆さんの梅雨を楽しむ心に、豊かな生活を感じます。四季のある日本だからこそ、四季折々の暮らしを大切にしたいものです。

ラジオ体操後のティタイム

ゆいま~る中沢では、毎日、ラジオ体操を行っています。

ラジオ体操は、1日2回開催されています。

(6時30分:屋上庭園・10時:3Fのたまの道)

ラジオ体操の後は、水分補給のためにお砂糖入れた紅茶に氷を入れて、アイスティーならぬ、ひと肌ティーをお出ししたりしています。

みなさん、ほどよく身体を動かした後で、お茶でくつろぎならがら話に花を咲かせています。運動の話や、若いころの思い出話、時事問題など、多岐にわたります。

この日のテーマは、「断捨離」でした。

居住者のお一人は、ゆいま~る中沢にお引越しをしてらしたのだけれど、なかなか、以前住んでいた家が片付かないのだとか。捨てようと思っても、自分自身の歴史を捨ててしまうようで、なかなか踏ん切りがつかない、とおっしゃっていました。

「今は、なんでも捨てることがいいような風潮だけど、そうはいってもねぇ」と。片付けを始めると、忘れていたあれこれが溢れ出してきて、懐かしさのあまり見入ったりして。皆さん、頷きながら聞いていました。

お茶を飲みながら、何気ない話ができる相手がいること、このゆったりとした時間は暮らしの中に、潤いを与えてくれています。