看護師・村尾のワンポイント豆知識
第三回~フットケアを見直そう!!~

こんにちは。
看護師の村尾です。

今回のお話は「フットケア」
フットケアというと、リラクゼーションのイメージが浮かびますが
ここでお話しするのは病気とのつながりから見る「フットケア」です。

従来、糖尿病性の足病変の患者のほとんどは欧米を中心にみられていました。
しかし、近年は日本でも糖尿病などに起因する足病変に悩む患者が多くなり
フットケアの重要性も増しています。

すなわち、糖尿病や椎間板ヘルニアなどの「神経疾患」、閉塞性動脈硬化症や
リンパ節炎などの「脈管疾患」、
外反母趾や変形性足関節症などの「骨・関節・筋肉・腱などの疾患」、
細菌やウイルス感染による「皮膚疾患」など、
全身疾患の一部としても足病変はおこっています。

閉塞性動脈硬化症・糖尿病性末しょう神経障がい・腫瘍などでは、
夜になるとしびれや疼痛が増してくるのが特徴です。

名促成静脈硬化症では、歩くと症状が悪化するのに対し、糖尿病性末梢神経障がいでは
歩くことで症状が改善されることもあるなど、疾患によって異なっていきます。
また、長距離の歩行でおきる足の疼痛には、
足底筋(腱)膜炎、偏平足、種子骨傷害などがあります。


爪の病気の中で一番多いのは「爪白癬」いわゆる爪の水虫で、
日本人では10人に 一人がかかっているといわれています。

爪白癬は、爪の中に白癬菌という水虫の原因菌(かび)がすみついて起こる感染症です。
患者の男女比は男性が6割、女性が4割と言われています。

爪白癬の症状で最も多くみられる初期症状は、「爪の一部が白や黄色っぽく濁っている事」です。
また時間がたつにつれて濁った部分が拡がって、爪が厚くなっていくのですが、
厚くなった爪はもろくてボロボロと崩れ落ちるようになります。

爪そのものには神経が通っていないため、爪のかゆみや痛みは感じません。
むしろ爪の周りが痒くなることがあります。
爪白癬の場合は、爪が厚く変形してくることで、靴を履いた時に痛みが生じたり、
ひどい場合は痛くて歩けなくなったりすることもあります。

大きな問題は、大切な人にうつしてしまうことです。

痛みや痒みがないからと、放っておいて、
バスマットやスリッパ等を介して家族や友人にうつしてしまった。
という事がよくあります。

切った爪やボロボロと崩れ落ちた詰めの中でも白癬菌は
ケラチンを栄養にしてしぶとく生き続けているのです。
以上のことから、フットケアの大切さがわかると思いますが、足の血行をよくして
清潔に保つことが大切で、その為に毎日足浴をして足の手入れをすることが重要です。

また巻き詰にも注意して、足の両端を深く切り込まないことです。
肥厚した爪を切るのは大変です。
傷つけたりすると化膿して菌が入りやすくなるので、注意しましょう。
また、糖尿病などによる足指の変色は、
放っておくと指が壊死してしまうこともあるのでケアが必要です。

意外とおろそかにしがちな足の様子。
本人も、介護をしているご家族も、注目してみてはいかがでしょうか。

 

0歳から92歳まで…端午の節句

新緑が深くなり、大空にこいのぼりが躍る5月7日に
ゆいま~る拝島でも端午の節句の茶話会を行いました。

参加者は居住者スタッフ含め約30名!
大変にぎやかで楽しい会となりました。

今回は節句ということで、菖蒲の花を飾り、
お皿には柏餅、お団子に、浅漬けを添えました。
子ども時代の思い出を一言ずつ発表し、
ちゃんばらごっこも懐かしいねと言いあいながらお茶菓子に舌鼓。

そして、今回はスタッフの赤ちゃんも参加。
陣羽織を着て、はちまきをしてお父さんと一緒に遊びに来てくれました。

 

赤ちゃんの参加に皆で大盛り上がり!
「肉付きがいいね!」「重いわね!」「元気な子だ!」
と赤ちゃんを順番に抱きながら居住者の皆さんやスタッフも始終笑顔でした。

 

最後は全員で童謡や歌謡曲を合唱。
マイクを渡すと自慢の声を皆さん披露してくれました。
一人だと声がなかなか出ないけれども、
皆で歌うと声が出せて楽しいねとコメントもあり、
楽器での伴奏はありませんでしたが、とても楽しかったです。

 

また、実はこの日はスタッフの誕生日!
バースデーソングを歌い、
さらに5月が誕生日のハウス長と居住者Oさんの誕生日も歌でお祝いしました。

たくさん笑い、歌った茶話会はその日の夜、
そして次の日まで楽しかったこととして話題に上がりました。
歌の会もまた是非やりましょうと提案もありました!
赤ちゃんもまた参加してくれるそうなので、
そちらも楽しみです。

地域防災講演会を開催しました

「地域防災講演会」を開催しました

気象・自然災害アドバイザーの 川野善道 様 を講師にお招きし、
「今、何を守るのか・・・」をテーマに地域防災講演会を開催しました。

川野善道 様は(財)日本気象協会を経て、2003年からJICA(国際協力機構)
シニア海外ボランティアとしてスリランカ、ドミニカ共和国、サモアの各国の
気象技術の向上に携わられたそうです。

中沢に移り住んで20年が経つそうで、地元のお話し、海外在住時のお話し、
また富士山が噴火した際に飛んできた火山礫の現物などに参加者は興味津々でした。

今度はスリランカティーをいただきながら、
「海外在住時のお話しを聞く会」を開催しましょう
とのことで、今からとても楽しみです。

看護師・村尾のワンポイント豆知識
第二回~散歩時の水分補給の大切さ~

こんにちは。看護師の村尾です。
第二回目は、「散歩時の水分補給の大切さ」について
お話ししたいとおもいます。

季節が良くなり、最近散歩される方をよく目にします。
「歩くことで健康維持できるのであれば」
と近年の健康ブームの中で散歩が見直されています。
体調を損なわない散歩のポイントを、あげてみましょう。
1)散歩開始前の健康状態を知り、事故の発生を防ぐ散歩の効果にはいろいろあります。
折角の効果が逆に体に負担をかけないようにしましょう。

○筋力を強くし、心・肺の機能を高める
○血液循環をよくして、全身への栄養素や酸素の供給を増やす
○脳神経細胞の活性を高め、働きを良くする
○ストレスを解消し、精神的な疲労を回復させる
○適度な散歩は睡眠にも良い効果があるとして、
不眠症に散歩をすすめるケースもある
○肥満の予防にもなり、生活習慣病の予防効果や、治療効果を期待できる

2)散歩をしてはいけないとき
×発熱、頭痛、感冒症状
×下痢、腹痛
×睡眠不足、過労、二日酔い
×脈拍が異常(乱れる、毎分100以上50以下)
×血圧がいつもの変動範囲より高い

3)散歩の途中に以上を感じたら、無理をしないで中止する
×胸が苦しい
×めまい・気が遠くなる
×急に脈が速くなる
×顔面蒼白・冷や汗・吐き気
×普通でない息切れ

 

4)問題点
現代では、舗装道路による足腰の負担や、
ウォーキングシューズや万歩計のような歩くモチベーション維持の道具もあり、
これにより歩くことを楽しむ人も多くなりました。
ですが、夕方から深夜にかけてのウォーキングは交通事故やストリートギャングなどによる事故の危険性も指摘されています。
なるべく、
明るい色の服装や反射素材がついている服を選び、
防犯ブザーや防犯スプレーなどの携帯もおすすめです。

5)散歩時の水分補給 ポイントは3段階

①散歩前・・・
散歩を開始する15分くらい前から水分を取り始めましょう
②散歩中・・・20分ごとに渉猟の水分をとりましょう
③散歩後・・・散歩中に減った体重の補充として(汗をかくなどで)水分を取りましょう。
疲れているようなら、スポーツドリンクなどの方が疲労回復がはやくなります。

!!注意!!

金属製の水筒にスポーツドリンクを入れるのは要注意!
食中毒になる可能性もあります。
無理せず、心地よい散歩ライフを楽しみましょう。

 

 

笑顔になるお花見!

遅くなりましたが・・・
先日、お花見に行ってきました!!
当日は、お天気も良くとても暖かい日だったので、
近くの公園でお花見へ。

その後お散歩をしながら、ゆいま~るのエントランスへ
向かう途中にも綺麗な八重桜を見ながら皆さん
「綺麗ねぇ!!」 「やっぱり桜は素敵ねぇ~」などと
笑顔でお話されていました。

この後は、待ちに待ったおやつの時間!!
お花見という事もあって、桜餅とお茶をご用意。
「私たちは、花より団子よねぇ~!!」と言う声も飛び交う程
お花見を楽しんでいらっしゃいました。

居住者との絆 部会と運営懇談会

ゆいま~る聖ヶ丘がオープンして3年目を迎え
ますます、部会やサークルが充実しています。

居住者は、今までの趣味、これからやっていきたいこと
同じ趣向を持つ仲間が集まって暮らしを楽しむ。

合唱から輪唱まで、うた声サークル
健康維持には、体を動かそう、きくち体操
遠距離だってお手の物、ゆい散歩の会
映画好きな集まれ、ゆいま~るシネマ
ハウス周りは、お花でいっぱい、みどリの会など
15個以上の部会が発足

イベントカレンターの予定もびっしり。
個人個人のペースで、また、スタッフも時々、お仲間に入れて頂き
生活を楽しまれています。

また、2ヶ月に一回、運営懇談会を行っている。
毎日、良い事ばかりだけではない
生活していると様々な出来事があります。
そうした困りごとを相談、意見をだして、解決方法を模索します。
ハウスからのお知らせや居住者からの声など
運営懇談会を通して、反映し居住者と信頼関係を築いていきます。

暮らしやすい生活環境を考え、整える。
とても大事な会であり、居住者との絆です。

「中国体操 練功十八法」が始まりました

1周年記念パーティーで行いました中国体操 「練功十八法」 が
居住者主催ではじまりました。

宗次郎の曲にあわせて、ゆったりとした動きで約1時間体操をしました。

基本、毎月第1、第3金曜日の10時30分から無料で開催しています。
5月は連休の関係で、7日(水)と23日(金)の変則な開催となります。
ゆいま~る中沢へお越しの際は、お立ち寄りください。

『シニアビジネスマーケット』(ゆいま~る高島平・ゆいま~る多摩平の森)

『シニアビジネスマーケット』5月号の「団地再生と地域包括ケア」の特集の中で、「ゆいま~る高島平」「ゆいま~る多摩平の森」が紹介されました。

・既存団地の空き家を活用した前例のない分散型サ高住を計画(ゆいま~る高島平)
・団地再生の先行事例となった「ゆいま~る多摩平の森」(ゆいま~る多摩平の森)