皆様に感謝! 第39回「東京建築賞」を受賞しました

東京都建築士事務所協会主催の東京建築賞・第39回建築作品コンクールにおいて、ゆいま~る那須が共同住宅部門・最優秀賞を受賞いたしました。

東京建築賞は、建築士事務所の優秀な建築作品を表彰することにより、魅力ある建築と都市の建設に貢献し、あわせて建築技術の進歩並びに地域環境と生活・文化の向上に寄与することを目的とする賞です。

設計を担当された株式会社プラスニューオフィス一級建築士事務所の近藤創順さんからは、「現地審査に来た方々も、建築だけでなく、住まい方や考え方などに非常に興味をもっていただき、居住者・スタッフのみなさんで頂いた最優秀賞だと思います。非常にうれしいです!」とのお言葉をいただきました。

表彰式は、6月12日(水)に行われます。

詳しい模様は、ブログでご紹介させていただきます。

 

 

 

介護ビジョン(拝島)

日本医療企画社発行の介護ビジョン2013年6月号に『コミュニティ再生を念頭に置いた運営スタイルでサ付き住宅の新境地を開拓』としてゆいま~る拝島が掲載されました。

シニアビジネスマーケット(厚沢部)

シニアビジネスマーケットの6月号に
「地方の過疎化・高齢化の課題解決に官民協働で取り組むモデル事業。
地域のケア拠点となるとともに、多世代交流の場の創造。
地域雇用の創出を通じて町の活性化に取り組んでいる有料老人ホーム」として掲載されました。

二十四節気を楽しむ心@有料老人ホーム    

ゆいま~る聖ヶ丘では、昔ながらの暦「二十四節気」を感じさせてくれる1枚のハガキがあります。

二十四節気は、季節を24等分にしたもので、昔から日本人は二十四節気で、季節を感じ、暮らしに活かしていきました。

 

6月6日頃は「芒種」

稲や麦などの穂の出る穀物の種をまく、という意味です。この頃、農家は種まきに忙しくなります。聖ヶ丘でもメインストリート東側にも、マリーゴールドの苗を植えたところです。

6月11日頃は「入梅」

暦の上での梅雨入りであり、 梅の実が黄色く色づき、 梅雨に入る頃を表します。この日から30日間が、梅雨の期間となります。

居住者のKさんが、いつも、その節気ごとに、素敵な写真のポストカードを多目的室に飾ってくださっています。昨年の今頃からスタートし、ちょうど1年、ひと回りしました。

25枚めのポストカードは「ブルーのアジサイ」です。瑞々しい美しいブルーが印象的です。

ハガキが1枚増えていくたびに、季節の移ろいを丁寧に楽む心が伝わってきて、私たちスタッフの心にも潤いを与えてくれます。

 

運動会です! 小学生の歓声と中学生の訪問

みなさん、こんにちは。

ここ数日の厚沢部は、日中はそろそろ半袖かな?と思えるくらい暖かく穏やかな気候となってきました。青い空に、緑がよく映えています。

ゆいま~る厚沢部は、パークゴルフ場と小学校に挟まれた場所に位置しています。「パークが始まればここから見えるね~」、「子供たちの遊ぶ声が聞こえてくるだろうね~」と話していた4月。あれから2ヶ月経ち、嬉しい現実となりました。

今日は小学校で運動会が行われました。待ってました!とばかりに朝から皆さん、応援です!

ゆいま~る厚沢部の小学校側の居室からはグラウンドの全貌が見えます。今日は少し風が強く、朝は少し肌寒かったのですが、居室の中からなら大丈夫!

↓応援する居住者とスタッフ

バラエティに富んだ様々な競技を見ることが出来て、おおいに盛り上がりました。アナウンスの声も聞こえて、居室にいながら臨場感たっぷり、運動会気分を味わえました。

午後からは、ゆいま~る厚沢部のギャラリーに中学生の姿が。話を聞いてみると、厚沢部中学校に通う中学生の皆さんでした。しかし、突然カメラを持って現れた私に対してやや不信感を抱いているのか(当たり前ですよね…)苦笑いです。

「いえいえ、怪しい者ではないです。私も小学校・中学校は厚沢部卒業生です!」と話すととても打ち解けることができ、「今日は、小学校の運動会を見に来ました。ここに入るのは初めてだけどすごく来やすい。今度、部活動がない日、学校帰りに遊びに来たいです!」と笑顔で話してくれました。

ぜひぜひ、と話しをしたところで、せっかくなのでハウス内を見学していただくことに。「えー、普通の家みたい。自分も住みたいよ。こういうところでかくれんぼしたら楽しいよね!」とやや興奮気味!

↓説明する吉木ハウス長と中学生の皆さん

食堂で盛り上がっています!

玄関が複数あること、窓が大きくて中が見えることなどが、どことなくふらっと、という気持ちになって頂けている理由なのでしょうか。安心感のあるスペースであり、地元の方の憩いの場となる日が少しずつ近づいていっているのではないかな、と感じる一日でした。

 

 

見学ツアー付き「小規模多機能とは?」セミナー開催!

5月17日(金)ホールにて、ゆいま~る伊川谷の1階に併設している小規模多機能『花菜』で、ケアマネージャーをしている介護支援専門員 岩佐純子が講師となり、「小規模多機能とは?」というセミナーをしました。

定員いっぱいの23名の参加者でした。

セミナーの前半では、小規模多機能型居宅介護が誕生するまでの介護の歴史や、小規模多機能もその中に含まれる地域密着型サービスの説明がありました。

「通い」「泊まり」「訪問」が同じ一つの事業所で出来る小規模多機能型居宅介護と他のサービスとの違いを事例も交えて話をし、大変分かりやすかったです。

例えば、「通い」。いわゆるこれまでのデイサービスでは何時から何時までと介護保険で決まっているものですが、小規模多機能型居宅介護では利用者や家族の生活リズムに合わせて、迎え時間・送り時間の融通が利くというメリットがあります。

セミナーの後半では、小規模多機能 『花菜』について利用者がどんな感じで過ごされているか、どんなサービスを受けているか、費用はいくらくらいかかるのかなどを、写真と資料を見ながら説明。「朝6:30が起床時間としていますが、実際は5:00に起きる方もいるし、8:00まで寝ている方もいます。その方のリズムに合わせています」とか、「スタッフが朝の掃除をしている間、利用者には洗濯を干したりたたんでもらったりもしています」と暮らしの様子をわかりやすく説明。

『花菜』がぐっと身近に感じました。

その後は、実際に花菜がどんなところか見てみましょうと企画した“花菜の見学ツアー”です。23名の参加者が2組に別れて、まずはA班を花菜へ案内します。

「あら、○○さん」と花菜を利用されている入居者と挨拶を交わしたり、機械浴のお風呂場を「初めて見たわ」と興味深そうに見学されました。

ハウスの1階というすぐ近くにありながら、中の様子は知らなかったという、近くて遠い存在だった『花菜』を少しは理解して頂けたかなと思います。

講師:岩佐純子

みなさま、ご参加いただきありがとうございました。

みどりの部会スタート@サービス付き高齢者向け住宅

朝陽がまぶしい屋上庭園で、みどりの部会の苗の植え付けを行いました。ここ最近の多摩市は、いいお天気が続いています。

参加されたのはAさんご夫妻とBさんに、スタッフが3名です。

近くのホームセンターで購入した苗木は、「実のなるものがいいね。」「きれいな色の花も欲しい。」の声に応えるミニトマト、パセリ、セロリ、韓国唐辛子、レモンバームに、黄色とオレンジ色のマリーゴールド。

土をいじりながら、ご自宅での庭木の手入れや、花づくりの話も盛り上がりました。苗木の根元にしっかりと水やりをして、今日の作業はひとまず完了。

苗木の成長が待ち遠しい!

一日一日と、“いのち”が育まれる姿に、希望を感じます。夏を迎える頃には、屋上庭園で収穫された新鮮野菜が、食卓を彩ることでしょう。

さて、みどりの部会の次なる栽培計画は?運営懇談会でどんな意見がいただけるでしょうか。

皆さんに寛いでいただけるような屋上庭園づくりを、居住者の方と一緒に進めています。

 

 

 

多世代が集う 介護付有料老人ホーム

今年は、例年より寒い日が続いていた厚沢部町ですが「ゆいま~る厚沢部」隣のパークゴルフ場の桜がここへきてようやく咲き出しました。

5月1日にオープンしてから4週間になります。

毎日、食堂やギャラリーを利用しに地域住民の方が足を運んでくれます。

お昼にはゆいま~る食堂で食事をし、見学されていく方が多く見受けられます。隣の小学校の子どもや町内、町外の方まで来られています。スタッフ一同手応えを感じている今日この頃です。

なんと今日は、ギャラリースペースの書架コーナーで、本を読む小学生の姿がありました!!

彼らの座っている机と椅子は、1982年に閉校した厚沢部高校の備品を譲り受けたものです。ゆいま~るシリーズでは、皆さんが使わなくなった寄贈品を大切に使わせていただき、家庭的なハウスづくりを目指しています。

学校机に小学生。何気ない光景ですが、“過去から未来へとつづく”場づくりが形になっていることをとても嬉しく思います。

これからもっと年齢問わずいろんな方たちが利用され、集える場づくりをしていきたいと思います。ぜひ遊びに来てください。

 

 

身近な自然を楽しむ生態系観察会に参加

5 月21日(火)、森林ノ牧場主催の「生態系観察会」に居住者5名の方と参加しました。

講師は、生態系観察のスペシャリスト奇二正春さん。

参加者は講師の奇二さんを含め全部で9名。奇二さんのご挨拶が終わるとさっそく森林ノ牧場のカフェを出発し、放牧エリアへ向いました。

西洋タンポポと日本のタンポポの違いの話には、皆さんとても関心を持たれていました。

花の裏のがくがそっくり返っているのが西洋タンポポで、つぼんでいるのが日本のタンポポ、西洋タンポポの種は日本のものの重さが半分と軽く繁殖しやすい、また日本のタンポポは、暑い夏は花を咲かせず仮眠をするが、西洋タンポポは冬以外は花を咲かせることも繁殖が強い要因であということでした。

他には、チゴユリ(稚児百合)、カタバミ(最近フランス料理でクレソンの代わりに使われているそうだ)、サンショウ、ほうの木(朴の木)、オオルリソウなどたくさんの植物が紹介さました。

チゴユリ
オオルリソウ

鳥類は、現在渡りのシーズンで東南アジアから日本へ移動してきているそうで、半分は途中で力尽きるため、渡ってきている鳥はエリートだという。なぜ今日本に渡来するかというと、食料となる虫が多く発生してくる季節だからなのだそうだ。ヒヨドリ、シジュウカラ、スズメ、キビタキなどが例に挙げられていました。

虫類は虫こぶ(虫が植物に寄生してできるこぶ)、アリグモ(蟻蜘蛛)、ムネオオアカアリ(胸赤大蟻)、アサヒナカワトンボ、ゾウムシ、個人的にはカマキリ、カメムシ、ヤマアカガエルなどたくさんの生き物を見つけることができました。

アサヒナカワトンボ

森林ノ牧場のカフェに戻り、葉をスタンプ代わりにして絵葉書を作成しました。

皆さん、思い思いの葉を摘んできて、個性的な絵葉書が完成!

参加した居住者の方からは、「また皆で季節を変えて参加したいね。」との声。

那須での暮らしは、ちょっと身のまわりを見渡せば、豊かな生態系が広がっています。

小さな虫や花が一生懸命生きている姿や、刻々と変わる自然の様子を見ていると、自分の“生”というものを改めて考えさせられます。