2014年ふるさと夏祭り

今年も毎年恒例の地域イベントふるさと夏祭りが
8月23、24日の2日間開催されました。
今年は記念すべき30回目を迎えました。
30回を記念して「30年前の私」という写真の展示があり、
食堂スタッフMさんのお宝写真も出展されました。
ゆいま~るの出店も3回目を迎え、冷やしきゅうりにフランクフルトは定番になり、
居住者の皆さんからも「手伝うのが楽しみよ」「どれくらい売れるかしらね」
の言葉をいただき、大げさですが今年も頑張ろうと力が湧いてきました。

きゅうりの仕込みは流れ作業、皆さん、手慣れていて手早くびっくりする程、
フランクフルトを焼くのも棒をクルクル上手いものです。

普段はあまり会話することのない居住者同士も作業しながおしゃべりに
花を咲かせていました。
他のハウスのスタッフも、毎年手伝いに来てくれるメンバーがいて販売にも熱が入ります。

お店の横では居住者の宴会で手作りのお料理がたくさん並べられています。
「ふるさと夏祭り」では何故“ふるさと”とついたのか?
以前は「聖ヶ丘地域盆踊り大会」と呼ばれていましたが、3年程前に聖ヶ丘地区で
暮らし始めた若いご夫婦もお子さん世代がお孫さんを連れて帰って来られる
年齢になり、その方達にとってはまさにここが“ふるさと”となっているので
改名したそうです。

こんな素敵なお話を聞くとまだまだ歴史は浅いですが、聖ヶ丘に愛着を感じ
地域の方との交流を大切にしながら、スタッフ、居住者一丸となりお祭りに
貢献して楽しみたいと思いました。
夏祭りが終わると子供達の夏休みも終わり夏が終わったという気分です。
今や聖ヶ丘もすっかり季節は秋。セミの鳴き声もいつしか消え、夜は涼やかな風が吹き
コオロギなど秋の虫の声に変わっています。
自然を身近に感じることが出来るのも聖ヶ丘ならではです。
ここ聖ヶ丘が居住者にとってのふるさとのような場所になれるようスタッフとして
お手伝いしていこうと思いました。

文化祭!!

9月7日㈰、初めてとなる「文化祭」のオープンパーティーを開きました!

この日をはじめとして約3週間の展示会がスタート!

数か月前から、出展作品を募り・作品数を調整し、会期を決め
その他諸々、ほとんどをけやきの会をはじめとする居住者主導で
行うイベントです。

会場準備に余念がありません。

当日は来賓の皆様・居住者・居住者のご友人ご・家族
総勢約60人の参加をいただきました。

初日の会場には、油絵・水彩画・水墨画・手描き友禅・パッチワーク
・パンフラワー・仏像・俳句等
多様な作品が並びます。

来賓の皆さま・ご友人・ご家族にも
居住者の活気・技術や知識・経験を肌で感じていただけたのはないかと思います。

ご来賓のあいさつをいただき、乾杯の後は「音楽会」です。
★以前からサークルが立ち上がり、近隣保育園にも演奏に行っている「ハンドベル」

★文化祭の為に結成された「二部コーラス」

▲撮影:Tさん

★30年ぶりに鍵盤に触れたOさんとフロントスタッフの「ピアノデュオ」
軽快なジャズが大人の空間を演出します。

▲撮影:Tさん

★Hさんの「ヴィオラ演奏」では、会場皆さんで歌いました。

▲撮影:Tさん

★最後は、フロントスタッフが秘密特訓をしていた「ソーラン踊り」

▲撮影:Tさん

作品は約1週間ごとに入れ替わります。
また、9月13日㈯・20日㈯ 14:00~は
居住者お点前によるお抹茶会が開かれました♪

全てどなたでもご来場いただけます。
多様な作品を通じて、会話が始まり、人とつながり
心が「豊か」になる文化的な場として
すこしずつですが、広まっていければな。と思います。

 

 

*いざという時のために 体験利用*

「見守りのあるお家」である
有料ショートステイなかざわ。
この夏は、一人暮らしの方が台風や熱中症の不安や
暑い夏の家事からの解放を求めて
利用される方が目立ちました。

その中、Aさんご夫婦1泊にはいざという時に備えるという
目的がありました。

それは昨年、おつれあいが思わぬ入院となり、
Aさんはしばらく食事など息子さん世帯と
一緒に過ごされたのですが、来年はお孫さんは受験。
万一受験時にAさんご夫婦のどちらかでも
入院となった場合、
息子さん夫婦の負担を減らせるよう、
すぐに利用できるようにするための1泊利用でした。

そのために、情報を集め、息子さん夫婦と
相談され、見学もしたうえでの利用。
準備し、計画し、実行という計画性のよさに
教えられるところが大きなご夫婦でした。

1泊され、翌日、朝食後お二人で帰られるときには、
「これで万一の時にも安心です」と言葉をいただきました。
万一の行き先として、選んでいただきありがとうございます。

今後とも「「見守りのあるお家」の期待に応えてまいります。

リビングではお好きなDVD鑑賞も楽しんでいただけます。

いろいろな出会い

7月にハンドベルの発表を行った近隣保育園で
【敬老の集い】があり招待していただきました!

地域のグループホームの方々、
お孫さんを見に来たおじいちゃん・おばあちゃん、
約30名。

歌や手遊び、こども達のハイタッチで挨拶には大興奮でした!

よさこいソーラン、ひのソング(踊り)では
「がんばれー!かっこいいよー!」と応援の声が
あちこちから聞こえました。

居住者Nさんが帰り際にお孫さんに会いに来ていた
古い友人に再会して大変喜んでいました。

現在、ゆいま~る多摩平の森で開催中の文化祭の
お誘いをしていました。

居住者が「いいところなのよ~」とお話している
後ろ姿をみて、ちょっぴり胸が熱くなりました。

 

「ゆいま〜る高島平」に入居を決めた理由

住み慣れた高島平で、いつまでも自由に自分らしく
「ゆいま〜る高島平」に1月に引っ越します

鈴木祐子さん(70歳、仮名)

今、高島平団地に住んでいます。間取りは3DK。高島平に暮らし始めたのは1976年のことです。あの頃の高島平団地は人気が高く、入居は抽選でした。15回落選後、入居できました。民間と比べて、作りがしっかりしていて、大きな組織(当時の日本住宅公団)がやっている安心感があり、かつ広さのわりに家賃も民間より安いのが魅力でした。
ただ、引っ越してきたときは、辺鄙なところにきてしまったと思ったんです。冬だったのですが、下見にきた時、駅を降りて入居する部屋に向かいながら、コンクリートの建物群にショック受けました。寂しくて、悲しくなった。
あれから38年。ずっと高島平団地に住んでいます。変わりました、ほんとに。昔は小さな子どもがたくさんいて、にぎやかでした。お店もたくさんあって…。ここ(駅前商店街にあるモスバーガー)は不二家でした。商店街には魚屋、肉屋、八百屋、薬屋など生活に必要なお店が一通りあったんです。それが一件一件なくなり、今ではデイサービスや整骨院が目立つようになりました。

「ゆいま~る高島平」のことを知ったのは、今年はじめのこと。駅前の商店街を歩いていたら、それまでシャッターが下りていた一角に、コミュニティスペースができていて、何気なく見ていたら、「ゆいま~る高島平」のちらしがあったんです。へえ~、と。一人暮らしなので、そろそろ身の振り方を考えなくてはと思っていたところでした。
実はこの1年間、有料老人ホームを数か所、見て回ってたんです。でも、どうもピンとこない。建物や設備、人の配置はいいけれど、その中だけの暮らしになってしまうなあ、と。平均年齢は80代で、車いすの人もいる。住み慣れた地域から離れた暮らし。そこに行ったら、新たに自分の暮らしを創らなくてはいけない、ちょっと嫌だな、と。
これに対して「ゆいま~る高島平」なら、地域の中で、高齢者だけの暮らしでなく普通の生活ができる。住み慣れた地域で暮らせる。で、見守りのサポート体制もある。私の生き方に一番、近いかな、と思い、申し込みました。

今、3DKで家賃が12万円の賃貸団地に住んでいます。「ゆいま~る高島平」なら、生活サポート費を入れて同じくらいの料金で暮らせます。一番最後のところ、つまり介護が必要になったり、認知症になったりしたらどうしようと一抹の不安があります。有料老人ホームのようにケアがついているわけではないですから。でも、だからといって、介護が必要になったときの状態に合わせて、今から有料老人ホームに入るという暮らしはしたくない。「今」を楽しみたい。「ゆいま~る高島平」なら、生活サポートがあるわけで、毎日の安否確認があるし、いざというときは緊急コールもできる。その安心感があるのは大きい。介護の仕組みはこれから地域のネットワークの皆さんと共に考えていけばいい。そう思って踏み切りました。

何といってもいいのは、団地の中にいろいろな世帯が混在していることですね。1棟まるごと高齢者が住むというのは、どうかと思う。若い方も働き盛りの方も高齢者もいる。そして、地域にはコミュニティカフェがあり、ふらりと立ち寄り、おしゃべりすることができる。老人会には興味がわかないんです。私のような年寄ばかりが集まるところに入りたくないな、と。いろいろな人がいると元気になれます。同世代だけだと、愚痴だったり、病気の話や年金の話になるなど、話題が偏るんですね。

地域って、身体感覚の一部です。あの角を曲がると、お気に入りの店があり、慣れ親しんだ環境があり、風景の中に家族との思い出が溶け込んでいる……というように。

「ゆいま~る高島平」には、1月に引越し予定です。今から楽しみにしています。

食の懇談会

食は五感を使って楽しむものだ。
「何を食べるか」という食材の豊かさと同時に、
「誰とどう食べるか」という時間の豊かさを
楽しめるのは、我々の生活の一部だ。

食事の時間になると居住者の皆さんは、自然に食堂に集まる。
今日の肉は柔らかく美味しい
今日の野菜の色は綺麗ですねと、その一方
今日の野菜は硬い、今日の味は少し濃い等々
食事をしながら、評論もしている。

その場でも、居住者の意見を伺っているが
皆さんの食に対する思いや意見など、心の声を聞く為に
食の懇談会を行っている。

食の懇談会はどんな会かというと、
普段食堂を利用している居住者の感想を伺いながら
居住者と一緒に、季節の食イベントを考える。
病気で、普通食を食べられなくなった時の対応相談や
食事の制限がある方の個別相談を行う。
更に、居住者の皆さんがお互いに
コミュニケーションを図ることができるように
食の懇親会の企画もしている。

歳を取って、老人ホームに入っても
一緒に食を楽しめる「食の懇談会」がある
ゆいま~る聖ヶ丘食堂は、旬の食材を活かし
春夏秋冬折々に楽しめる食事を提供している。
是非、ゆいま~る聖ヶ丘食堂へお越しください!

ゆいま~る中沢 夏の夕べ

暑い夏もひと段落した、今日このごろ。
夏の疲れが出てくる頃ですが、【秋バテ】していませんか?

先月末、ゆいま~る中沢では『演奏会&花火大会』を開催しました。
この夏の、一大イベントです。
食事会から始まり、地域の方による演奏会、そして、締めくくりは花火大会と
盛りだくさんのプログラムでした。

今回はそちらの様子を写真と共にお伝えします。

まずは食事会からスタートです。

可愛いゲスト、居住者のお孫さんも参加です。

次は、演奏会♪♪
地域に方にボランティアで来ていただきました。

ご協力いただいたのは、『トヨ3オールディーズ』の方々です。
近隣、豊ヶ丘三丁目にお住まいの、音楽好きの方々が集まって作ったグループだそうです。

夕暮れ時、ウクレレ、ギター、ハーモニカの演奏と、素敵な歌声。
流れる音楽を感じました。

そして最後は、花火大会!!

今回のイベントでは、沢山の方にご協力・ご参加いただきました。
トヨ3オールディーズの皆さん、天翁会グループホーム天の川さんの入居者の方々。
そして、ゆいま~る中沢の入居者。

来年もまた、皆さんと共に夏のイベントを創り上げていきたいと思います。

気が付けば、夕暮れ時は、もう秋の虫の鳴き声。
夏も終わりですね。