ゆいま~るセミナー「住み替えとお片づけ」が開催されました!
ゆいま~るセミナー
知念亜希先生に聞く
住み替えとお片づけ
~60歳を過ぎたら考えたいこと
今は元気だけれど、あと5年、10年したら……と思うと心配。自宅の庭の手入れも出来なくなりそう。部屋の掃除も億劫だ。万が一の時の安心がほしい。思い切って元気なうちに住み替えたい。そう思っても、いざ引っ越しとなると、片づけが重くのしかかる……。そんな多くの声に応えて、「ゆいま~るセミナー:住み替えのためのお片づけ」を5月23日、ソーネホール(ゆいま~る大曽根1階)にて行いました。講師は、テレビでもおなじみの生前整理診断士の知念亜希先生。当日は小雨の古あいにくの天気にもかかわらず、飛び込みの方もいて34名の皆さんと参加型のユニークなセミナーとなりました。
↑ 知念亜希先生。わかりやすい説明で参加者から好評でした
まずは、知念先生から「生前整理というと何を思い浮かべますか?」という質問。「まだ、早い、やり方がわからない、もう取り組んでいるなど、自由にグループで話し合ってみましょう」ということで、あらかじめ6つのグループに分かれている参加者同士で意見を出し合っていきました。「4人家族で4LDKだけれど、リビングを夫婦のスペースとして使うなど、1部屋で過ごすようになった」と語る50代の女性。徐々に荷物を整理しているようです。60代の男性は、「片付けをやっているところ。断捨離を妻と話し合いながらしています」と話します。「親の荷物をどう整理するのか、どう切り出したらいいか」という40代の女性もいました。
↑ 6つのグループに分かれた参加型のセミナー
グループで意見が出し終わると、知念先生から、なぜ今お片づけが必要なのか理由が明かされました。それは、お片付けには、決断力、分別力、物の管理力、体力が必要である。この「力」があるうちにはじめるのがよいのだそうです。そして、3つのポイントを教えてくださいました。
■整理とは、いるものだけ、使っているものだけにすること。
■整頓とは、ルールごとに分類すること。仲間を作ること。
■収納とは、出し入れしやすい場所に定位置を決めること。
たとえば、暮らす人の人数の変化に合わせて食器の数を調整するとか、体の変化に合わせて物を高いところから低いところへ移すとかです。
何年も使わない物は、やがて「負の財産」となってしまいます。とはいえ、なかなか物の整理が思い切れないという方は、「ごめんなさいではなく、ありがとうの気持ちで」と知念先生。使ってくれてありがとう、うちに来てくれてありがとうと気持ちを切り替えることが手離すコツだそうです。
↑ スッキリ捨てるコツ
生前整理とは、「モノ」「心」「情報」の整理を通じて、今をよりよく生きるための手段なのだと学びました。参加者からは、着物の整理やひな人形の処分など、具体的な質問も出ました。セミナー終了後の見学会にも知念先生が同行され、収納のポイントなど説明してくださいました。ようやく住み替えが決まっても、いざ引越しとなると憂鬱になるもの。ゆいま~る大曽根でも、引越し作業で疲労骨折を起こしてしまった居住者が4名もいらっしゃいました。こんな時は、思い切ってプロの手を借りることも一案です。なんでも一人で抱え込まずに、プロのサービスを利用して、負担を減らすのもおすすめです。
参加者からは、「参加してよかった」「不安だったけど気持ちが楽になった」と好評でした。
↑ 見学会に知念先生も同行してくれました
さて、ゆいま~る大曽根では、これから毎月第4水曜日にお片づけ相談会を開催します。どうぞ、お気軽にお越しください。
※お片づけ相談会
6月27日(水)、7月25日(水) 13時30分~15時
お問合せ ゆいま~るフロント 0120-155-273
★ゆいま~る通信2号より転載しました。