まちライブラリーブックフェスタ2019in関西 「皆で予防しましょう~認知症・誤嚥性肺炎編」開催しました
4月21日日曜日から始まったまちライブラリーブックフェスタ。ゆいま~る福では、ゆいま~るライブラリーとして今回で3回目の参加となります。
まちライブラリーお世話係の居住者3名と、今年は何をするか話し合いをしました。居住者が一番気になることは健康。特に関心のある認知症について何かできないかということで、西大阪訪問看護ステーションの理学療法士の日高憲司さんに相談をしました。5月11日土曜日14時から「皆で予防しましょう~認知症・誤嚥性肺炎編」として、講話と簡単な体操をすることに決定、認知症は日高さんより、誤嚥性肺炎は言語聴覚士の石川陽介さんよりお話をいただくことになりました。
「体操もするし、休憩時間に甘いものを」との居住者からの提案で、お菓子を受付の時にお渡しすることに、また、受付横には居住者とスタッフで選んだ「おすすめ!健康に関する本コーナー」を作り、展示している一部の本には、おすすめポイントを書いたポップを付けました。
開催前日の5月10日には居住者の育てている蘭の展示があり、とても華やかな会場となりました。22名の方にご参加いただき、まずは日高さんから認知症についての講話からスタートです。
スライドを使ってわかりやすくご説明いただきました。認知症とはどんな病気かなどお話しいただき、とてもリラックスした楽しい雰囲気で会も進みました。コグニサイズという、認知症予防の体操もしました。体を動かしながら何かをすることが大切だそうです。
わざと負けるじゃんけんや、言葉をつなげるしりとりは意外と難しかったのですが、笑顔で盛りあがりました。最後に足踏みをしながら、皆さん一緒に楽しく歌を歌いました。
次に石川さんから、誤嚥性肺炎のお話をいただきました。ものを飲み込む時の喉の様子など、普段あまり見ることはない映像を見て「人の体ってよくできているね」と感心していらっしゃいました。飲み込みチェックでは、実年齢よりも若い結果が出た方も多くホッ!いただいた資料もわかりやすく、皆さん熱心にメモをとられていました。健康への関心の高さを改めて思いました。
ご参加の方からは、「楽しかったし勉強になった」「日高さんも石川さんもお話が上手でとてもわかりやすかった」「何かあった時にはお二人に診てもらいたいな!」など感想がありました。
ご講演くださった日高さん、石川さん、ご参加の皆さん、ありがとうございました。
ゆいま~る福では、まちライブラリーの活動として、歌声サークル宇宙(そら)さんにお越しいただき、3ヶ月に1度ほど一緒に歌を歌うイベントを開催しています。近隣の方もご一緒に、懐かしい歌を一緒に歌い、楽しい時間を過ごしませんか。開催が決まりましたら外掲示板に掲示しますので、ぜひご参加ください。お待ちしています!