ゆいま~る高島平 暮らす人々の声

最高齢居住者に聞く「できるうちは無理してもやろうという気持ちで!!」


ゆいま~る高島平の居住者で最高齢の中村道さんは、御年95歳。
介護認定は受けていますが、利用したことはなく、ゆいま~る高島平の「ほっとサポート」をたまに使うくらいで、自立生活を保っておられます。
突発性難聴を患っているため、筆談にてお話を伺いました。

  • 住み替え前について

こちらへ来る前は、文京区のマンションに長く住んでいました。
貿易会社の秘書の仕事を30年くらい続けていました。

仕事を辞めまして、収入も考えて高島平団地に引っ越してきました。90歳になったころ、ゆいま~る高島平がサ高住オープンの宣伝をしていて、販促物などをいただいて、「いいな」と思いまして、わりとすぐに決めました。

  • ゆいま~るの暮らしについて

年々足が弱ってきて、歩くのも買い物も大変になってきていますが、スーパーなどは近くにありますし、駅も近いですからね。便利です。

ただ、リフォーム物件なので、最初はベランダと居室との段差があったりして、そういうところは不便だなと感じました。

でも、自由に暮らせて、私に合っているのかなと思います。

ゆいま~る高島平のイベントカレンダーも貼ってくれていました
  • 難聴でも自立生活

6年くらい前に、突発性難聴を患いました。原因はわからないんだそうです。
ある日、朝起きてトイレ行って水を流したら、その音が聞こえないんですよ。風邪をひいたのかな、と思っていたのですが、しばらくしても治らなくて。近くの病院や大きな病院を紹介してもらっていったのですか、よくならないんです。

耳がよく聞こえないものですから、スタッフの方以外、住んでいらっしゃる方とは普通のお付き合いができなくて残念なんですけれど。
コロナ前、フロントで食事会があったときは、たまに参加していました。

ただ、チャイムの音は聞こえるので、それはよかったです。

介護保険認定は受けていますけど、介護サービスは使ってはいません。
浴室の椅子を購入したくらいですね。

お願いすれば楽なんでしょうけれども、あまりお願いするとますますできなくなってしまいますからね。
できるうちは、無理してもやろうという気持ちです。頼り出したらキリがないですからね。
ゆいま~る高島平の「ほっとサポート」*を通院の時だけお願いしています。
耳が良く聞こえないので、付き添ってもらって、先生のおっしゃることを教えてもらいます。

*ほっとサポート…生活を支えるための有料サービス。体の具合が良くないときの買い物代行、通院・入院の付き添い、入院手続き代行、掃除・洗濯などの家事代行などがあります。

 

  • 気を付けていること

毎朝、6時くらいに起きます。
朝は、パンなどで簡単に、昼・夕は、お弁当を宅配してもらっています。配達してくださる方がとてもいい方なんです。
お部屋ではゆっくりしていることが多いですね。片づけが苦手なんです。

「片づけが苦手」とは思えない、整頓されたすてきな棚です

気を付けているのは、とにかく、転ばないようにすること。
あとは、6時25分からテレビのラジオ体操をしています。10分くらいですけど、毎日それだけはやっています。

ゆいま~るは、自分の思うように生活できるのが一番いいですね。
80代までは感じませんでしたが、90代になったら年を聞かれて「えっ!」って言われるのは嫌ですね(苦笑)。自分は認知症にはならないって思っています。思うことは大事ですよね。

突発性難聴を患いながらも、前向きに自立生活を保っている中村さん。
若いころの趣味は声楽で、ドイツ人の先生に個人レッスンを受けていたそうです。先生は戦後ドイツに帰られてしまい、そのままになってしまったとのことでした。貿易会社の秘書もされており、キャリアウーマンの走りですね。
「ほっとサポート」をうまく利用しながら、これからもお元気で暮らせるよう、スタッフ一同、見守っていきたいと思います。

(2021/6/28インタビュー)

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