ゆいま~る高島平 暮らす人々の声

ゴルフと運転が楽しみ。動けるうちは動きたい!!


「なるべく外に出るようにしている」という佐藤光雄さんは、車でゴルフに通うのが楽しみだという80代。背が高く背筋も伸びていて、健康寿命を確実に延ばしておられる印象です。入居して3年の佐藤さんに、日々の暮らしの様子を伺いました。

お部屋でくつろぐ佐藤光雄さん(82)

――ゆいま~る高島平に来られる前は、どちらにお住まいだったのでしょうか。

「約40年、高島平に住んでいました。分譲住宅にいましたが、女房が亡くなって、広い家にいても仕方ないし、掃除も大変だしね。自分の年齢になると、同級生や全盛時代に遊んでいた仲間は、亡くなってしまって。
友だちが埼玉に来いということで、そちらに引っ越ししたんです。立地条件は良かったけれど、1人で遊ぶのは不便で、1年で戻ってきてしまいました」

――その後、ゆいま~る高島平に入居されたのですか?

「家を売却して埼玉へ行ったので、不動産屋さんとつながりがありまして、『こういうところがあるよ』と、ゆいま~る高島平を紹介してくれたのです。
その前に、埼玉の高級介護付老人ホームに入ろうかと迷ったのですが、自分はまだ元気だし、車もあるから、介護付に入ったら自由に出歩けないだろうと思ったんです」

――それで決められた、と。

「不動産屋さんに案内してもらって、ゆいま~る高島平を見学して決めました。もともと知っている町だし、こちらのほうがデパートも近いし、交通機関のフリーパスも充実している。ゴルフ場も車で15分ですしね。遊びに行くのは便利です」

――1日はどのように過ごされているのでしょうか。

「だいたい決まっています。起床は5時くらいで、安否確認の報告をします。
朝食はトーストで軽くとり、そのあとゴルフ場に行ってゴルフ練習。昼はゴルフ場で食べて、帰宅後はテレビで昔の映画を見たりしながらゆっくり過ごします。夕飯はお惣菜を買ってきて、ご飯を炊いて食べています。昼以外は、ほとんど自炊ですね。食材を買うのは高島平駅前の東武ストア。池袋の東武百貨店のカードを持っているので、使えて便利です。外食は、味が決まっているので、自炊の方がいい。
夜は9時とか10時には寝てしまいますね。
サイクルが決まっているので、土日もあまり関係なくこのパターンです」

自炊しているだけあって、キッチン周りもきれにいされています

――メリハリのある生活が元気の秘訣でしょうか。

「一時期、中性脂肪が高かったんです。当時はいっぱい食べていました。ご飯を朝2膳、昼2膳とかね。板橋区の健康診断で毎回中性脂肪が高いと言われるのがしゃくで、コーディネーターにどうしたら減らせるかと聞いたら、運動したら減るというんです。でも、運動はもともとしていたけれど減らないと言ったら、ご飯を少なくすればいいということで、2膳を1膳にしたら減りました。
若いころはどんなに食べてもあまり影響はないけれど、年を取ると同じ量を食べていたら、中性脂肪が高くなってしまうんですね」

――運動はもともとしていたとのことで、ゴルフも生活の一部になっているようですが、他にもスポーツはされているのですか。

「今まで、水泳を長いことやっていて、昔は県大会まで出ました。10年くらい前まで泳いでいましたよ。あとは草野球くらいです」

――ゴルフ歴は長いのでしょうか。

「仕事の付き合いで60ちょっと前に始めました。
今一番楽しいですね。ゴルフの世界がよくわかって、人に能書きを言えるところまで行ったので。
シングルが目的だったんですが、68歳くらいであきらめていたら、たまたま70過ぎてからシングルになったという人がいて、頑張ってみようと思ったんです。それが叶ったので、今は遊びとして楽しんでいます。
仲間と日にちを決めて週に2日は通っています。私はメインメンバーなので、組み合わせ表のカレンダーはぎっしりです」

ゴルフ組み合わせ表

――ゴルフ場へは車で行かれると聞きました。

「車は好きですね。18歳で免許を取って、ずっと乗っています。今の若い人は免許はあまり取らないようだけれど。ここは、駐車場が近くなのでいいですね。ゴルフバッグは車のトランクに入れています」

愛車でゴルフ場に通っています

――健康維持のため、工夫されていることはありますか。

「今のサイクルを守ることですかね。病気につかまらないで、このサイクルを維持できればいいなと思っています。
ゴルフ仲間には、医者や不動産関係者など、いろいろな人がいますが、べったりしすぎない関係がいいのではないかと思います。
女性は、2~3回話をしてすぐに友だちになってしまうけれど、男はなかなか難しい。正しいことを言わないといけない、適当なことを言うと『あいつは適当なやつだ』と思われてしまうから。
コツは、長く付き合うこと、あまり嫌なことを言わないことですね。
言葉を意識して発しないと、男は孤立しがちです。部屋に1日いることなく、なるべく外に出るようにしています。狭い部屋でじっとしていると、膝が痛くなったりしますから、外に出て、日光を浴びたり体を動かす。これから年を重ねて、外に出られなくなっていくことは絶対あります。いつか動けなくなる時まで、動けるうちは動きたいですね」

――コロナが長引いていますが、収束したらしたいことはありますか。

「コロナ禍で、電車には乗らなくなりました。以前はフリーパスをずいぶん利用したけれど。
旅行も行けていないから、行きたいですね。
これまで結構色々出かけました。イギリスはゴルフ発祥の地を見たくてセント・アンドリューズへ。海沿いの風の強いところでしたけれど。
スーダン、エチオピアにも行きました。ゴルフ目的でハワイやオーストラリアなど何度も行きましたので、ちょっと変わったところへ行きたかったのです。こういうところだと、少人数ツアーだからコミュニケーションが取れるじゃないですか。大きいツアーよりいいですね。
国内も、ゴルフの友だちに誘われて、ある程度北から南まで行きました。魚が好きなので、北海道がよかったですね。
コロナが落ち着いたら、また出かけたいです」

スッキリ整頓された居室。壁には当月・翌月のカレンダー。また旅行の日程が書き込めるといいですね

――今はお元気ですが、今後の不安はありますか。

「自由を求めてここに入居しましたが、健康不安になったら、介護施設に入ろうかと考えています。自分で何もできなくなったら、ここにはいられないと思います。サ高住の先について、ゆいま~る高島平がアドバイスしてくれたらありがたいと思います」

コロナ禍ゆえ、行動範囲を広げず、なるべく決まった人と会う、ということを心掛けていらっしゃる佐藤さん。コロナ対策に対しても、医療体制の充実などしっかりとした意見をお持ちでした。ゆいま~る高島平の課題についてもご意見いただきましたので、スタッフ一同襟を正してまいりたいと思います。

(取材日:2021年4月20日)

最新記事

2022年01月21日

「いろいろな所へ出かけるのが好き」1日おきの外出で「自立」を保つ

Copyright © Community Net Inc.

TOP
ゆいま~るシリーズ
お問い合わせ