歌は秘密兵器

北風で寒い日曜日 ら・ら・ら・開催。
会場に入るとみなさん「久しぶりね、元気だった?」と賑わっています。

秋の歌は唱歌の中でも一番曲数が多く、心にしみる歌があります。
まずは、もみじ~旅愁~証城寺のタヌキ林~めんこい仔馬~野菊~
そのあとは脳トレタイム!!

➡あお  ➡あか  ➡みどり

一瞬、漢字を読んでしまいがちですが、待て!待て! 色を答えるのです!!
フラッシュカードにしてやってみるとみなさんクリア。素晴らしい!!

きょうは北風が強くて寒い日。体を温めたい。
こんな日には【たきび】の歌がぴったり。
特に🎵3番
木枯らし 木枯らし 寒い道
たき火だ たき火だ 落ち葉たき
あたろうか あたろうよ
● ●しながら 歩いてく

さぁ~ ● ●には何が入りますか?
答えは ~相 談
何を相談しているのでしょうか? あたたかい食べものかしら?
【おでん、焼いも、うどん、鍋料理】想像力豊かな皆さん。

歌うだけでなく歌詞の意味を考える、想像する、自分の思いを伝えることができます。
まさに歌の秘密兵器の現れでしょうか?

笑いは心の栄養

10月20日(日)微笑亭さん太さんが、ゆいま~る神南にお越しくださいました。

悪質商法撃退 や 振り込め詐欺熱中症 防犯時事ネタ  等など ……

笑えて役立つテーマの落語は、とても楽しくあっという間に時間が経ってしまいました!

詐欺の手口もアップデートされている昨今です。 最新の詐欺手口を内容にした噺は、笑いもありながら居住者の皆さんのさらなる防犯意識にきっと繋がったことと思います。

笑いは多くの健康効果をもたらすと言われていますね。

微笑亭さん太さん、この度は ゆいま~る神南にお越しくださり 楽しい時間を誠にありがとうございました。

 

 

ゆいま~る那須のハロウィン

食堂の一角に居住者さんがハロウィンの飾りつけをして下さいました。    季節の飾りつけで明るく楽しい雰囲気になりました。

居住者さんがボランティアで行っているショップま~るには、オーガニック食品や無添加石鹸等が揃えてあります。おやつや飲み物がよく売れています。

 

 

 

 

 

 

お持ち帰り弁当

皆さん、こんにちは。

やっと涼しくなってきたかと思うと蒸し暑かったりと

秋の気配を感じつつ、夏の名残もありますね。

さて、持ち帰りのお弁当、今回は中華です。

北区の有名な老舗の中華店 名北飯店さんのおまかせお弁当!

ボリューム満点!!

スタッフも注文してお昼に頂きました~💕

今回は普段、注文しない方もたくさん注文してくださいました(^^♪

唐揚げ、肉団子など中華の王道を少しづつ頂くことができて

大満足でした~!!

来月のお持ち帰りの弁当は有名店の和食です💖

楽しみにしていてくださいね!!

 

Happy Halloween!

ゆいま~る神南のコミュニティスペースには、色鮮やかで可愛らしい居住者の手作り作品が並んでいます。

『ハロウィンバージョン』のご紹介です♡

Happy Halloween!

 

 

創立15周年

10月1日、ゆいま~る伊川谷創立15周年を迎えました。

おかげさまでこの日を迎えられたこと、感謝いたします。

ささやかながら15周年記念の会を行いました。

ハウス長の挨拶、乾杯で始まり、記念弁当を頂きました。

久しぶりの記念行事で居住者もお酒がすすみ、ワイワイと賑やかなお食事会になりました。

記念イベントとして、ゲストに芦屋のピアノ先生と生徒さんに演奏していただきました。

ピアノ演奏に合わせて歌を歌いました。とても盛り上がり居住者からアンコールの声があがり、アンコール演奏もしていただきました。

結訪問看護ステーション様から素敵なお花をいただき、ハウスの15周年記念を鮮やかに飾ってくれました。

十五夜

2024年の十五夜会を9月17日に開催しました。今年は準備が遅くなってしまいこじんまりとした会になってしまいましたが、皆さん楽しみにしていてくださいました。

当日は少ない参加者でしたが皆さん色々なご意見やご希望を出していただいたり、お茶飲み話をしたりと楽しくされていました。

交流センター掲示板下の花壇に咲き出したケイトウの花と道々、散歩をしながらスタッフが採ってきたススキを飾りました。

娘たちが心配して住み替え。1階は静かで自然音に囲まれた生活が魅力的

鷹取一正さん(93歳)、てる子さん(86歳)ご夫妻が2023年10月に「ゆいま~る高島平」に住まわれてから、約1年になります。お元気にお暮らしだったところ、現在外出に不自由を感じたり不安になることもあるようですが、それでもランチ会などにはよく参加され、交流を楽しまれています。

1階のお部屋を選ばれた、お二人のお暮らしをご紹介します。

鷹取てる子さん(左)、鷹取一正さん(右)。「ゆいま~る高島平」フロントにて

60年間住み慣れた地域の近くに住み替えました(てる子さん)

私は東京の浅草出身です。かっぱ橋の実家でも、結婚してからも、ずっと事業をやってきたので、なんでこんな忙しい仕事ばっかりにつくのかな? と思うくらいでしたよ。

佐賀県出身の夫と結婚してからは60年間、途中で一度転居したけれど、ずっと同じ板橋区蓮根(はすね)に住んでいました。高島平の隣町、ここから歩いて20分程度の距離です。

お菓子屋をやったり、内職をしたり。町会の仕事もいくつも持っていました。長く住んでいると、そういう声もかかりますよね。5年に一度の国勢調査の紙を配って回収する仕事もやりました。きちんとやりましたよ。

娘が3人いて、長女と次女が都内に、三女が近くに住んでいます。

きっかけは救急車で運ばれたこと。住み替えの手配は娘たちが(てる子さん)

住み替えを考えはじめたきっかけは、救急車でした。

まず、夫が心筋梗塞でお風呂から出てきて具合が悪くなったんです。ちょうど二人でいたときだったので、すぐ気づいて運がよかった。夫の様子がへんなので「救急車呼ぼうか?」と言ったら、「呼ばなくていい」って言う。でもやっぱりおかしいので呼びました。救急車が大きい病院につけてくれて、おかげで後遺症もなく、一週間で退院できて、今は元気になりました。

そのあと今度は私が、盆踊りの練習で踊りすぎてひっくり返っちゃった。夏だったから、夜だけど熱中症だったかもしれないですね。水を飲まずに長時間運動し続けたら、家に帰ってきて着ものを脱いだとたんにバタン、です。今度は私が救急車に乗ることに。

それで、もう二人だけだとどうなることかと娘が心配して、見守りのある高齢者住宅に住み替えることになりました。

「ゆいま~る高島平」を見つけてきてくれたのも娘たち、引っ越しの手はずをつけてくれたのも娘たちです。

「自宅を改修するよりも、住み替えよう」となった(一正さん)

自宅で一度改修を検討して、下見に来てもらったんです。補助金がもらえるとかで。だけど、条件が合わないのでダメだとなった。

娘たちが住み替えを考え始めたのは、それからだと思いますね。今いる自宅を自腹で改修するくらいなら、新しいところ、便利なところに行ったほうがいいから、それを探そうってなったんじゃないかと思います。

救急車で運ばれたといったって、私はなんともなかったんだけど、娘たちが「ここがいいよ」って。「二人だけで住んでいるより、こういうフロントがいて、人がいてくれるところがいいよ」ってことになったの。「そうすれば、何も心配しなくていいから」と。「何かあっても、自分たちはすぐには飛んでこられない。ここなら夜でもセコムがちゃんとやってくれるから」と。

引越は大変だったよ。一軒家でものが多いから、冷蔵庫からテレビから洗濯機から、茶碗でも記念品でも、全部子どもたちが捨てちゃう。「こんなものはいらないよ」と。なんか言おうもんなら、「そんなもの墓場に持ってくの?」と言う。あっという間の住み替えでした。

引越は娘二人がパパパーーーッと、もうすごいすごい!(てる子さん)

30年間二人で暮らした家でしたからね。私たちがやっていたら、何カ月かかったかわからないです。娘が二人来まして、パパパーーーッと片づけました。もうすごいすごい、頼もしいですね。

あんまり手早くやったので、近所の人が、住み替えると言っても本気にしないほどでした。ガランとした家の中を見せて、やっと「本当なの?」というくらい。

最後は、「お父ちゃんお母ちゃん、邪魔。もう新しいうちに入れるんだから、行ってちょうだい」と言われました。

高島平は、60年前は田んぼだったんですよ。田んぼに蓮華の花が咲いていて、娘と散歩したとこなんですよ。だから、だいたい「あのへんに行くんだな」ってことは見当つきました。

「お母ちゃん、昔よく歩いたところだから、シルバーパスでバスなんか乗らなくても、歩いて元の家に戻ってこられるし、友達んところも行けるでしょ」って言う。まあ、前の家に歩いて20分ですから。

こちらに引っ越してきたときはまだ足も元気だったので、このあたりは平らだから、どこまででも歩いていけるいいところでした。

年をとったら自分の好きなように暮らしたくなる(てる子さん)

前の家に比べると、「ゆいま~る高島平」は、私にはちょっとやっぱりお部屋も狭く感じます。一番感じるのはお勝手(キッチン)ですね。一人暮らしだったらいいんですけど、夫婦二人分の炊事にはちっちゃいですね。

夫婦で生活時間も違います。私は早起き、夫は9時までゆっくり寝ているので、朝私が動いていたら夫がうるさいって言う。夜は夫がテレビをつけていると私がうるさい。

まあ、年をとったらやっぱり自分の好きなように暮らしたくなりますよね。

「ゆいま~る高島平」では、1階の部屋を娘たちが選んでくれました。これが気持ちいい。前の家は、隣の家がすぐ近くまで迫っていて、やたらに窓を開けられなかったんです。

ここだったら、前は中庭、後ろはバス通りでひらけているので、掃き出し窓も玄関土間の窓もがらーんと開けられる。南北の窓を開けて、風を筒抜けに通せるのが気持ちいいですね。

それと、蓮根も交通網はよかったんですが、今の部屋は、玄関を出たら目の前がバスの停留所。これは便利ですね。玄関を出たらすぐ前に、バスを待ってる人が見えるんですよ。

買いものは、なじみのお店がもといた蓮根の方にあって、ひと駅電車に乗って行っています。高島平のスーパーにないような、ちょっと変わったいいお魚があるところです。鮎とか、サザエとか。焼くとおいしいんですよ。この季節にはこれが食べたい、っていうものが入るんです。

何かあってもスタッフが対応してくれるのは、「ゆいま~る高島平」に来てよかったことです。前に住んでいたときには、他人にお世話にはならなかったですけどね。怪我したり、なんかあったときは、旦那に頼むか、少し我慢してたりした。こちらではすぐ電話して、起こったことを話したり、病院のことを教えてもらったりしています。

目の前が芝生で、スズメの声が聞こえるのがいい(一正さん)

1階で、玄関からすぐ入れて、エレベーターに乗ることがないのはラクでいいね。前の家は寝るのも何するのも2階だったから、家の中で歩くのが大変だった。

ここに来てよかったって思うのは、朝起きたとき。目の前がすぐ芝生で。窓から日が入って、スズメが来る、鳥が来る、その声が聞こえて何よりだね。うるさい嫌な音は聞こえないし。

今まで蓮根にいたときは、町会の仕事なんかをずっとしてたんで、忙しかった。区長から感謝状いっぱいもらったりして。ここに来たらゆっくりできる。

友だちはみんな蓮根にいるから、今度の町会の老人会でも、俺は歌が好きだから、歌ってくれと言われてるんですよ。カラオケ好きな人間が呼ばれてるんです。うちは引っ越したけど、こっちの町会にもいてちょうだいと言われたから、名前はおいたまま、今も町会費は払ってるんです。それで、向こうと行ったり来たり。

昼間は出かけてあちこちで遊んでます。何でも見て歩くのが好きなんです。食べものでもね、ここに行ってみよう、何を食べようって、探して。ただ、最近は身体が伴わなくなってきた。

「ゆいま~る高島平」では、お茶会やランチ会をやってくれるから、楽しみです。別に妻と一緒に出てるわけじゃない。二人それぞれバラバラに、行きたいって思うものに参加してます。

身体が悪くなっても、好きなことを楽しんでいきたい(てる子さん)

私はこちらに来てしばらくしてから、転んだのをきっかけに、足が痛くなったんです。大きい病院に行ったけれど、足はちゃんと動く、でも24時間痛いので困っています。早くよくなりたいですね。

歌うのが大好きです。カラオケが好き。でも、ここに来てからは行っていません。元いた蓮根の方には、昔ながらのカラオケスナックが昼間安く歌わせてくれるところがあるんです。12時から夕方5時まで1,000円とかね。ただ昔に比べるとコロナが始まってから減っちゃったからね。だから今のところわざわざ痛い思いをして行く気にならない。

代わりに、NHKの歌番組『うたコン』なんかを聞いています。聴くとやっぱり歌いたくなる。

編みものも少しやってます。昔、うちの隣に編みものが上手な人がいたんです。そのころは私、仕事で忙しくて。自分でもやってみたいけど編みものできるかなあなんて、うらやましく思ってました。少しずつですけど今、編めるようになったんですよ。だけどね、長くはできません。ちょっと編み目をおかしくするとデタラメになっちゃう。ほどいてまた編みなおしたりしています。

足の痛みはなかなか治らないですね。病院を変えたりしてみたんですけれど。元通りになって歩くのを目標に、今、頑張ってます。

2024.9.9 「ゆいま~る高島平」居住する棟を背景に

 

お二人ともお話し好きで、次から次へと話題は尽きません。お身体の悩みは出てきたけれど、「ゆいま~る高島平」にお子さん主導で住み替えてからは、安心して穏やかに暮らされているご様子です。これからも健康に過ごしつつ、交流を楽しんでいただけますよう、スタッフ一同願っています。

(2024年9月9日インタビュー)