中央大学国際寮との地域交流・国際交流

「たまむすびテラス」にあるシェアハウスの棟の
中央大学国際寮の留学生による語学教室がスタート!!

6月5日までは、無料トライアル中!
ゆいま~るの居住者のみではなく、地域の方・もちろん小学生や中学生など
お子さんもぜひ来てほしい!という素敵な試みです。最大4人までの構成です。

「語学習得」という側面よりも「文化交流」を。というこの教室。

昨日、英語の教室のトライアルに居住者3名が参加されました。

講師はカリフォルニア出身のジョーさん。
中央大学の法学部に通いながら、国際弁護士を目指されています。

まずは自己紹介のあと、日常挨拶のセンテンスを教わります。
次に、お天気の表現。

アメリカでの会話の中でよく使う表現などを教わりました。
都度、質問を受け付けてもらい、ゆっくりと進みます。

1時間の授業後、日本とアメリカの文化の違いについて
雑談に花が咲きます。
「Cool Bizは英語?日本語?Bizって何かしら?」
「パンダは英語でもPANDA(※PAの発音が日本とは少し異なります)」
という事に驚いたり・・・。
ジョーさんの素敵な蝶ネクタイの話に盛り上がったり・・・。

参加者から「挨拶や天気の会話など日常使う事からの内容でよかった」や
「英語を習うだけじゃなくて文化交流があると嬉しい」との
コメントも。

次回4日の韓国語講座にも居住者が4名参加予定です!

居住者インタビュー「自分で切り拓くことの素晴らしさ」

Tさん(80歳)

■最近のゆいま~る那須での暮らしはいかがでしょう?

自由闊達で、とても解放されて、毎日が充実しています。以前は交通の不便さがネックでしたが、今ではそのことも気にならなくなりました。というのも、近所の方に声をかけていただいて、西郷村の保育園でボランティアをすることになったんです。子どもたちとともに過ごす時間が何にも代えがたく、人生の後半になって、こんな喜びをいただけたことに本当に感謝しています。

■保育園でのお話をもう少し詳しく聞かせてください。

白河の図書館に通っていて、絵本の読み聞かせのグループに関わったのがきっかけです。そこで声をかけていただきました。西郷村の保育園の園長先生が諸手をあげて私を迎え入れてくださった。こんな年齢のおばあさんが、ボランティアとはいえ、子どもたちの保育に関わらせてもらえるなんて、東京ではありえないことです。自ら動くということは大切ですね。

今、保育園で2歳の子どもと園庭で遊んだり、寝かしつけたり、おもらしの始末をしたり、もみくちゃになって戯れています。体力的にはきつい部分もありますけれども、そんなことは気にならない。子どもたちには何十倍ものもエネルギーをもらえて、私は心身ともにすっかり元気になりました。

腰痛でリハビリに通っていたのですが、子どもたちを抱き上げたりする動作が効いたのでしょうか、いつのまにかすっかりよくなりました。2才の子どもが「おばちゃん、大好き!」と抱きついてきてくれる、私がこんな小さな子どもに必要とされていると感じられる、なんて幸せなんだろうと。

園長先生一家とは親しくさせていただいています。ボランティアの時はゆいま~る那須まで自動車で迎えにきてくださって、帰りは温泉に寄るのが日課です。先日は平泉と恐山へのドライブにも誘っていただき、パワーをもらって帰ってきました。園長先生ご夫婦はお互いを労わりあって、とても仲がいい。私は早くに夫を亡くしましたけれども、お2人を見ていると、とても心がなごみます。園長先生一家の地に足のついた生き方には、人間としてのあり方を学ばせてもらっている。こんな体験をさせてもらえているのも、那須に来ることを選択したからだと思います。

■「選択」といえば、以前、Tさんに「人生を選択すること」について話していただきましたね。

ゆいま~る那須に来たことは自分の選択であり、すべては自分の責任ですけれども、以前の通り、東京の世田谷にあのまま住んでいたらありえなかったようなことが起きているのです。

東京ではそれなりに介護のことなどで苦労もし、孫も育ててきましたけれども、ほわほわとした感じで過ごしてきました。私は「子孝行者」かもしれません(笑)。夫が他界してからは息子夫婦や孫とずっと一緒に暮らしてきたのですが、子どもたちとの距離をおいたほうがよいと判断して、那須に住むことを選択しました。窓から眺める季節の移ろい、木々の匂いや鳥のささやき、一瞬一瞬のすべてが、その時にしかない美しさ。それを発見する毎日は飽きません。

ゆいま~る那須ではいろいろな方が集まっているので、いろんなこともあります。私はゆいま~る那須の方々と楽しい近所づきあいをすると同時に、ゆいま~る那須の外の世界を自分の力で開拓しました。新しいつながりが今の幸せにつながっていると思っています。

今でも世田谷には自分の部屋はありますし、ときどき東京に出かけます。行ったら行ったで、美術館に足を運んだり、友だちと会ったり、楽しくやっています。なかでも孫娘が一番の親友で毎日メールのやりとりをしています。

■老いるということを、以前「老いの寂寥」と表現されたことが心に残っています。

老いるのは寂しいことではあります。でも、その寂しさの中で、自分が今まで過ごしてきた時間を振り返り、自分が生かされていると感じられる。そんな思いもよらない老いの境地が見えてきています。これまで特にどうということなく生活してきて、職業をもたなかった私ですが、自分で選択して自分で切り拓くことの素晴らしさを知りました。そのことで、これまで過ごしてきた人生はすべて糧になり、決して無駄ではなかったとに感じられるのです。

 

ゆいま~る館ケ丘・小規模多機能ゆらリズムオープン!

 5月31日(日)、オープンに先立ち「ゆいま~る館ケ丘・小規模多機能ゆらリズム」(八王子市)の開所式が「小規模多機能ゆらリズム」で行われました。当日は、UR都市機構様、UR館ケ丘団地の自治会、地域住民、商店街の皆さん、設計事務所、弊社のスタッフをあわせ約50名あまりのお客様にお越しいただきました。当日は、五月晴れ!団地の軒先をツバメが軽やかに飛び舞っていました。

 

式典は、UR都市機構・東日本賃貸住宅本部 ストック事業推進部・山田秀之様、自治会長・山田寿則様からの祝辞を賜りました。


UR都市機構・東日本賃貸住宅本部 ストック事業推進部・山田秀之様

それぞれ「小規模多機能ゆらリズム」への期待を込めたお言葉をいただきました。その後、弊社専務取締役の戸田達喜より、開設にあたり御礼の言葉を述べさせていだきました。


コミュニティネット専務取締役・戸田達喜

開所式には、地域でご尽力されているたくさんの方にもご列席いただきました。心よりお礼申し上げます。

今回、音楽リハビリ体験として、参加者全員で「トーンチャイム」を使った体験をしました。トーンチャイムは、アルミ合金製のパイプをたたいて共鳴させる楽器です。軽量で使いやすく、演奏も簡単なことと、何よりもそのやわらかく響く美しい音色が魅力で、幼稚園児からご高齢の方まで幅広く愛されています。

「海」の楽譜と、トーンチャイムが渡され、スタッフの指導のもと、演奏をしました。トーンチャイムの柔らかな音が外の商店街にも響き、笑顔の溢れる時となりました。

 

小規模多機能ゆらリズムは、音楽に加え、もうひとつの特徴は、東京の郊外・八王子市のUR館ヶ丘団地の商店街の一角に誕生することです。2500戸からなる同団地は例外なく高齢化が進み、シャッターを下ろす商店が増える傾向にあります。この中で、空き商店街2店舗を使い、地域のニーズを受け止め、誰もが生き生きと住み慣れた団地(自宅)で暮らせるための拠点を目指しています。


小規模多機能ゆらリズム 統括責任者 野崎健介

きっかけは、2014年の大雪の際に、団地が「陸の孤島化」してしまったことからでした。交通が麻痺し、介護サービスが利用できなくなり、買い物難民が続出。そこから見えてきたのは、団地内の「介護サービス」を担う資源が無いという課題でした。1975年に建てられ同団地の高齢化率は47%。孤独死の問題もあることが明らかになりました。このような経緯から、八王子市、UR都市機構などの協力を得て「小規模多機能」を新設にすることになりました。

小規模多機能は、住み慣れた家や地域で生活を続けるための介護保険サービスです。「通い」「訪問」「泊まり」の3つのサービスを組み合わせることで、利用者一人ひとりのニーズに沿いながら、地域密着型のきめ細やかなサービスを行うことができます。

「小規模多機能ゆらリズム」が地域の拠点となり、館ケ丘団地内にある、地域サロン、小中学校、保育園、クリニック、スーパー、理容室などの多くの資源を「音楽」を通じて連携することで、地域をもっと住みやすく、最期まで住み続けられる場所にしたいと考えています。

心に優しく響く絵手紙

昨年6月からスタートした【絵手紙教室】

月に1回筆を使い自由きままに季節のお便りを楽しむ教室です。

居住者、ぐり~んはぁと利用者、利用者家族、

地域の方が参加しわきあいあいとした雰囲気です。

先生との出会いは運命的です!!

以前、通りがかりでハンドベルの練習を

「よかったら見せて下さ~い」と

観賞して下さり、その数ヵ月後

絵手紙の先生を探していたら

口コミで現在の先生に巡り会いました。

教室の依頼の電話をした時に

「以前、ハンドベルの練習を見せて頂いて

素敵な所だと思っていたの。こんな偶然あるかしら!!

是非やらせてください!」と快く引き受けて下さいました。

先生の声かけもあり準備や片付けも

皆さんが率先して動いてくださるので大変助かります!

「昔は筆を使うのが普通だったのに、今じゃ月に一回

この教室だけだわ」と仰るYさん。

肩を痛めているKさんは「リハビリにもちょうどいい」と

毎回参加してくださいます。

ご自宅で自習して先生に作品を見ていただく方も

いらっしゃいます。

先生のお庭で収穫した5月の題材である

暖地桜桃という【さくらんぼ】を教室が終わった後、

みなさんで試食!

「甘くて美味しい」を絵で表現するのは

なかなか難しく筆は思うように進まないけど

食べる手は止まらない。そんなひとときでした!

利用者が選んだメニュー「ホワイトシチュー」づくり

<始まりは一冊の本から>

「今度の昼食づくりは何が食べたいですか?」と利用者のみなさんに本を見せながらお聞きしたところ、「シチュー」とたくさん声があがりました。

ということで、3月の昼食づくりのメニューは利用者が選んだホワイトシチューに決定。

野菜の皮をむいたり、切ったりするのはいつも利用者にお任せしています。

「この大きさでいいの?」「もう終わった」と、もくもくと下準備をすすめられる利用者のみなさん。

野菜をゆでたり、シチューを煮込んだり、火を使うのはスタッフ担当。

シチューに添えるパンはロールパンを使用した柔らかサンドイッチ。
パンに切れ目を入たり、パンにはさむ具材づくり、味付けも利用者のみなさんがされます。

選ぶ利用者のみなさんの眼差しは真剣そのもの。

数種類の具材からお好きな具材を選び、オリジナルロールの完成です。

スタッフも一緒に食卓を囲んだ所で

「いただきます!」

もう一個ある?」とロールパンを3つ、4つと召し上がる利用者もチラホラ

「利用者の出来ることをたくさん発見する」昼食づくり、「みんなで一緒につくる事を楽しめる」昼食づくり、

そんな昼食作りを今後もやっていきます。

 

散りぎわの桜の下でしっとりお花見

お花見第2弾

お花見2日目の4月6日は、前日からの雨はあがったものの、すっきりとしないお天気のため、
急きょお花見の場所を変更し、近くの伊川沿いに咲く桜をめざすことにしました。
あいにくの天候に関わらず、傘を差し、カッパを着て歩く道中も「桜の見納め~♪」と、利用者のみなさんはなんだか嬉しそうです。
10分ほど川沿いを歩くと、遠目に桜の木とともにピンクのじゅうたんを敷いたような光景が見えてきました。

「わぁー、きれい」「こんなの初めて見るわぁ」と感嘆の声があげる利用者NさんとTさん。他の利用者もうっとりとされています。

風に揺れてはらり、はらりと花びらが散る桜も美しく、目を輝かせて喜んでおられる利用者のみなさんの姿を見て、このような花見も素敵だな、と思いました。
ベンチに座り、暖かいコーヒーとお菓子を頂きながらおしゃべりするうちに雨もやみ、桜の木の下で記念写真も撮影出来ました。


花菜に戻る帰り道ではNさん、Tさんが春の歌をうたい始めるとそれに連れられて自然とみなさんも口ずさみ、こころウキウキのご様子でした。

すっかり打ち解けたみなさんは、花菜に戻り、お花見弁当を囲みながらおしゃべりもはずみ、笑いも絶えませんでした。

スタッフも利用者のみなさんとゆっくりと話す機会が持てました。

お天気を相談しながらのお花見でしたが、今年も無事にお花見が終わりました。

来年もまたお花見を計画します。
お楽しみに

 

5月25日付東京新聞に町田ヒルズハウスプロジェクトが紹介されました!

5月25日付東京新聞多摩版に、町田ヒルズハウスプロジェクトの記事が掲載されました。
【町田ヒルズハウスプロジェクト概要】

1 一般住宅を併設したサービス付き高齢者向け住宅整備事業(平成26年10月27日)

1)事業者名:㈱ナルド、㈱コミュニティネット

2)建設予定地:町田市小山ヶ丘1丁目14-1

3)面積 土地:約7,300㎡、建物延床4,100㎡

4)戸数:サ高住:60戸(31~50㎡)一般住宅:40戸(25~60㎡)計100戸

5)交流施設:多目的室、コモンギャラリー、コミュニティレストラン

6)併設施設:クラブハウス(学生施設)、介護サービス事業所、訪問介護ステーション等

7)竣工予定:平成28年度

詳細はこちらまで→

こころウキウキ桜満開

今年も恒例のお花見
今年は桜の開花が早かったうえに、雨の日も多く、天候に悩まされました。

お花見1日目の4月2日は晴天。
お花見の場所は西神南の谷口公園です。
あづま屋に腰を降ろし、あたりを見渡すと、一面咲き誇った満開の桜。

「きれいやね」「外でこうやって過ごすのもいいもんやね」と桜を眺め、コーヒーを飲みながらお話される利用者のKさんとHさんのお顔は満面の笑み。

花菜号(送迎車)を3往復走らせ、全員そろったところでお楽しみのお花見弁当をいただきました。
花菜があるゆいま~る伊川谷に併設している「ゆいま~る食堂」の手作りのお弁当です。

お弁当の中身は稲荷寿司、卵焼き、春野菜の煮物、花見団子と、見た目も美しく、優しい味で食べやすいものばかりでした。
「いやぁ、おいしそうやね」
「おいしい、おいしい」と、残さず召し上がられました。

目的の満開の桜も見逃すわけにはいきません。
鶯の鳴き声も聞こえてきました。
山椿も咲いています。
桜の下でのんびり、ゆったり過ごしていると、肌で季節を感じることが出来ました。
私たちも、お花見でたくさんの利用者の笑顔に出会えました。

花菜での思い出がまた一つ増えたのではないでしょうか。

次回2日目のお花見は4月6日です。

花菜では外出レクレーションの企画もしています。