長生き健康の秘策

子どもの頃から、親しんできたラジオ体操は

80代、90代になっても身体が覚えているようだ。

 

グループハウスのリビングには、毎朝10時、

居住者の皆さんが集まってくる。

テレビ画面に向かって熱心に体操を始める。

健康維持や気分転換に大いに役立っている。

ひと通り体操をした後は、心も身体もぽっかぽか。

大寒の今、外に出かけることが億劫になるぐらい

気温も低く、風も冷たい。

部屋の中ならば、お天気に関係なく毎日できるので

グループハウスのリビングで、体操が日課となった。

今や98歳のMさんも楽しんでいる。

 

体操の後は、温かいお茶タイム。

色々な話題で盛り上がる。

皆さんの元気な姿が何より嬉しい。

運営懇談会で暮らしを豊かに

1月16日(木)「第6回運営懇談会」を行いました。

年6回、2か月に1回居住者とハウス運営に関する話し合いを行う

大切な場です。

お忙しい中、多くの居住者とご家族の方々にご参加いただきました。

 

日頃、不明点を確認したくてもスタッフにはなかなか言いづらい。

そんな日常の不便が徐々に大きくなり不満となってしまうようでは

 

ゆいま~る中沢での暮らしは楽しいはずがありません。

些細なことでも解決できるようスタッフに声をかけやすい環境作り

が理想です。

 

ハウスでは多様なイベントや部会などを開催しています。

1月1日は新年の挨拶会・初詣を開催。

食堂にておせち料理を食べながら新しい年のスタートに

新年の抱負などを語らい、近隣の秋葉神社へ初詣へ行きました。

居住者同士、顔見知りになる良い機会となりました。

 

今後もイベント等を通しスタッフや居住者同士の親睦を深めていけたらと思います。

また、今回、居住者の方からの質問のひとつに、

外出先で何か起こった時の緊急連絡先が知りたいという質問があり

早速、緊急用カードとして名刺サイズのものを作成し配布しました。

お財布やパスケースに入れて携帯していただければ安心です。

 

居住者の方々からは「もう作ったの!?早くて助かるわ~」

とのお言葉をいただきました。このひと言が励みになります。

その他、ゴミ出し時間についてストレスになっているとのご意見を頂きました。

ゴミ出しについては、他のテナントも使用しているため

ゴミ庫の鍵施錠はしておらず前日出している方もいますが、

原則は多摩市のルール通りに厳守して頂きたいとお話いたしました。

 

一方、ダンボールや古紙につきましては月に1回、古紙回収日を設け

NPO法人草むらの会」が玄関前まで回収に来ていただいております。

このように現在ゆいま~る中沢では地域との様々な連携が

進んでおり、こちらも進捗状況などをこちらも進捗状況などを

ブログを通じてお知らせしていけたらと思います。

今回も貴重なご意見を沢山いただきましたので

スタッフ一同今後に繋げていける様努めてまいります。

 

「声に出して読もう会」発足!

今月から、毎週月曜日14:30~16:00

ゆいま~る食堂の一角で始まりました。

昨年から集まってらっしゃるのを見かけていましたが、この度正式発足!

気になって参加してみました。

始まりは居住者の一言、「朗読の会はどうだろう?」の声からだそう。

素敵なネーミングです。

自分のお気に入りの短い文章を声に出して読む。それをお互い聴き合う。

 

新聞・雑誌の記事、お話、エッセイ、詩や短歌・俳句・川柳など、形はいろいろ、

内容もいろいろ、それぞれが自分で探しだした短い文章を

自分の声で披露し合っています。


そのあとで、聴いた文章について感想を述べ合い

互いのやりとりの中で共感あり、発見あり、

これも楽しいひとときとなっています。


まず、お気に入りの本を朗読。

この日は「枕草子」、新聞記事3種、詩集(茨木のり子作「マザーテレサの瞳」)、

日本文学集「老い」の中の「おふくろ」井伏鱒二、脳トレ川柳と多種多彩のラインアップ。

心地よい声色で、皆さん聴き入り、感想を言うときは必ず笑いが。


印象に残ったのは、遺品整理の女性の記事で

読後に「今どう生きるかの大切さが書かれている」とおっしゃっていたことです。

また、作家の出身地の話しになり、スマホで検索!の場面もありました。

 「一人の時間が長く、発声しないでいると声が出にくくなっていて。

電話をしたとき風邪ひいたの?と聞かれたことがあり、

トレーニングではないけれど参加してみようかな??と思ったの」

と参加者のお一人から参加理由を話して頂きました。

会が終わればみなさんで手早く片付け。

居住者主体で進む会はテンポよく最後まで楽しく、勉強できる場でした。


次回はお気に入りの一文を持参し、また参加したいなぁと思いました。

1月23日(木)晴れの日にて

ゆいま~る中沢の屋上庭園には木製のベンチがあります。

天気の良い日に、このベンチにすわって日なたぼっこをすると

冬でも暖かくて、とても気持ちがいいんです。

今日は居住者のKさんとそのベンチのメンテナンスで

木材の保護塗料を塗りました。

 

Kさんは以前の家の庭で、様々な野菜を栽培した経験をお持ちで

特にゴーヤは1シーズンで1,000個の収穫をしたそうです。驚きです!

 

前はドイツ国籍の会社にお勤めしていて

その関係で宮古島にある「うえのドイツ文化村」を

訪れた時にゴーヤ栽培を知り、現地で栽培したのがきっかけで

自宅でも栽培するようになりました

 

なぜ宮古島にドイツ文化村なのか、それは明治の初めに

ドイツの商船が台風に遭遇し、宮古島の海岸で座礁してしまい

その乗組員を宮古島の漁師たちが助けたことから

友好関係に発展したとのことです。

 

そんな興味深いお話を聞かせていただきながら

約1時間半、ベンチはきれいに塗り終わりました。

 

今年はこの屋上庭園でゴーヤ栽培していただけるとのこと。

今からとても楽しみです。

新しい年も、居住者と共に…

『お花が咲いたのよ~!!』

フロントスタッフTを呼び止めて、報告する居住者のNさん。
大切に育ててきた、金のなる木にお花が咲いたと報告していました。
嬉しい報告を受け、スタッフTも一緒に大喜び。
思わずカメラを手に、Nさんのお部屋へ飛んでいきました。
そんな会話を背中で聞きながら、玄関先の置かれたままになっているかねのなる木…
そんな光景を思い浮かべました。
金のなる木にお花??見たことがない!!
Nさんの金のなる木です。
薄いピンクのお花がとってもきれいです。

話を聞いてみると、金のなる木に花が咲くことは珍しい事のよう。

たくさんの蕾が顔を出しています。お花が咲くのが楽しみです。
居住者のみなさんとスタッフが、日常生活の幸せを共有できる。
特別な事が無くても、ちょっとしたおしゃべりを楽しむ。
ゆいま~る中沢の中には、そんなやさしい時間がありました。

ハウスには、居住者のみなさんと共に植えたエントランスの葉牡丹や、
みなさんが以前お住まいだった自宅の庭から持ってきてくださった千両など、
思いのこもった植物たちがいます。
植物に目を向けること、植物から命を感じること。
みなさんとの時間の中で、また一つ、教えていただいた事のように思います。

2014年も、このゆいま~る中沢で、居住者のみなさんと共に…

2014年のテーマは・・「とにかく、やってみましょう!」

2013年は、例年のごとく慌ただしく過ぎていった年でした。

新たなイベントを企画し、地域との交流を積極的にした事が良かった点です。

その一つが、太山寺小学校の児童との交流会で

「ソーラン節」を披露してもらいました。

ワクワクしながら当日を迎え利用者、居住者、地域住民、スタッフも参加し、
盛大に行うことができました。まさに地域密着!感激でした。

もう一つよかった点がありました。スタッフの定着化です。

様々なことを話し合うスタッフミーティングを毎月行い、若いスタッフからベテランスタッフまで幅広く、色んな視点でのケアにつながったと感じます。


今年の抱負は

「とにかく、やってみましょう!」です。

先ずは、花菜を知ってもらう事。

小規模多機能ってこんな良いとこなんだと知ってもらいたいです。

通いと宿泊と訪問を組み合わせ、サービスを提供していますが、

今まで利用の少なかった「訪問」の積極的な組み込みをしていきたいです。

ご家庭との連携も深めたいと家族会の企画も進めています。

また、今年も積極的に地域交流を図りたいです。

最後に今年のイベントとして外食や、買い物をもっと行おうと考えています。

昨年、外食した時、楽しそうな笑顔が印象的でした。
「またいきましょうね」と約束もしましたから。

 

貸切バスで出かける企画とかいいな、やってみたいな。と、

大きな夢はもち続けていたいです。

いろんなことを「とにかく、やってみましょう!」と、チャレンジしていきます。

1月14日発売『サンデー毎日』に、ゆいま~る中沢が紹介されました!

1月14日発売の『サンデー毎日』1/26号に、ゆいま~る中沢の居住者のコメントが掲載されました。「人生は65歳からおもしろい」というコーナーの「最先端の『サ高住』に、びっくり」という記事の中で、弊社社長のインタビューと合わせて紹介されています。

ゆいま〜る中沢の居住者のお話とともに、ゆいま〜る中沢の食堂で歓談をされている写真も掲載されています。

取材を受けたのは昨年の12月。居住者のお二人が、ゆいま~る中沢へ住み替えを決められた理由や、実際にゆいま~る中沢での暮らされた感想など取材していただきました。

週刊誌の業界でも、購読層の平均年齢が上がる中で、高齢者の住まいや生き方のテーマについては、非常に関心が高いそうです。

今、サービス付き高齢者向け住宅が注目を集めていますが、ゆいま~るでは「住まい」を提供するだけでなく、「住まい方」「暮らし方」を大切にしてきました。元気なときも、介護が必要になったときも、「自分らしい暮らし方」をして、「自分ができること」を続け、社会とかかわっていきたい。そんな思いを大切にしたいと思っております。

毎月見学会を開催しておりますので、ぜひお気軽にお越しください。お待ちしております。

ゆいま〜る中沢 入居相談室

〒206-0036東京都多摩市中沢2-5-3

フリーダイヤル 0800-800-7037

詳しくはこちらをご参照ください→

 

花のある生活で華やかに

年末年始はあちらこちら華やか&煌びやかに

飾り付けが施され見ているこちらもウキウキ。

 

毎月1回行われている『フラワーセラピー』でも

正月のお花に挑戦していました。

居住者、地域の方もまずは自分で。

悪戦苦闘しながらも立派な仕上がり!!

 

ところが数日後、入居者のNさんが

「自宅に正月飾りを置くとフラワーセラピーで

活けたお花の置くスペースに困って」との相談・・・。

ぐり~んはぁとさんの玄関に置かせていただきました。

利用者より「花のある生活はいいわね~」とお声かけ頂き

Nさんもにっこり。

▼食堂のメニュー表にもお花のお飾り。

▼集会室にもフラワーセラピーの先生 花工房 柳緑花紅

主宰 中尾恵里子先生に活けて頂いた正月飾り。

▼そしてスタッフHが活ける食堂にある共用トイレの一輪挿。

入居者Oさんが「トイレにも花があるとゆっくり出来るわ~」

Tさんも「入る楽しみが増えた」と笑いながら仰ってました。

 

花と共にみなさんと「華」やかに新年のスタートをした多摩平です。

古典芸能初舞い 文化を通して地域とつながる

1月13日、ゆいま~る聖ヶ丘では、新年祝賀イベント
「古典芸能初舞い」が行われました。
観世流の能や、琵琶の演奏、詩舞詩吟、仕舞など
お正月の明るい演目がずらりと並ぶ豪華プログラム。
演者は地域にお住まいの先生方。
琵琶は先生のお孫さんも応援参加され、
大人顔負けの伸びのある可愛い声を披露いただきました。
観客は総勢50人以上、居住者のみならず、
商店会、地域の方々、天翁会かりん・どんぐりの方々も
集まりました。
体験コーナーではお面をつけたり、
扇を広げたり、能の衣装(着物)を身に付けたりと
みなさん積極的に楽しまれました。
 
「能面を付けたのは初めて。これからお能を観る時の見方が変わるわ。」
この年になって新しい経験がいろいろできて物事に前向きになれます。」
「能楽堂などには遠くて行けないので、間近で本物が見られてとても嬉しい。」などの嬉しい感想をいただけました。
 
これからも文化を通した地域の方々とのつながり
もっともっと深めていきたいと思います。