朝の聖ヶ丘

朝夕が涼しい季節になりましたね。
今回は、聖ヶ丘の朝の様子をお伝えします。

ゆいま~る聖ヶ丘は商店街の一角にあり、
商店街の中にいろいろなお店があることは以前のブログでご紹介しました。

また、市の公共施設のコミュニティセンターひじり館もあります。
朝はお店も開いていないところが多いのですが、毎日行われている活動があります。

それはラジオ体操です。
毎日6時半前頃になるとコミュニティセンターの前の広場に人が集まりだし、
6時半からスタートです。
夏休みの恒例行事だと思っていたのですが、違うんですね。

朝から体を動かすと気持ちの良い1日が過ごせそうな気がします。

バリ舞踏のひととき

10月5日、バリ舞踏グループの
Naga Jepang(ナーガ・ジパン)の皆さんが
多摩平の森に公演に来て下さいました。

今年で3回目の公演。
待ちに待ってましたと、約40名の方が参加されました。

いざ踊りが始まると、
手の動きは繊細で指先まで美しく、
体の動きはしなやかで魅力的、
表情は特に目の動きが力強く印象的で
吸い込まれそうでした。

今年は初めてかわいいキッズダンサーが3名
来て下さいました。
最年少は、4歳の女の子。
お母さんが踊っているのを見て、
3歳から習い始めたそうです。

日野にいるのも忘れて
気分はバリ島へ、、、。
とっても癒され、楽しいひとときでした。

Naga Jepangの皆さんのブログです。
福生を拠点に活動されています。
詳しくはこちらへ→

~毎日の日課は散歩、たわいものない会話ができる喜び~

2014年6月1日、ゆいま~る中沢B棟4階に、グループハウス中沢がオープンしました。

グループハウス中沢は、全部で18部屋あります。よく認知症の方たちが暮らす「グループホーム」と勘違いされるのですが、そうではありません。これは、コミュニティネット独自の名称で、「見守りのあるシェア的なお住まい」のことです。

全部で18室ありますが、9室×2ユニットとなっており、それぞれのユニットに「居室(トイレと洗面付き)」+「キッチン」「リビング」「お風呂」「トイレ」があります。

フロアには生活コーディネーターとサポートスタッフが日中常駐し、夜間は夜勤者が定時巡回、緊急対応をします。

居住者の皆さんの新しい暮らしがスタートしています。今回、その様子をご紹介します。

Oさん(80才)

ここグループハウスに入居したきっかけは、身体の調子が悪くなり一人暮らしに不安を感じ、稲城市に住む娘の近くで暮らしたいと思ったからです。娘からも「何かあった時に、遠くだと駆けつけられない!」と言われたことも大きなきっかけです。住みなれた場所を離れるのは、友達もたくさんいたのでさびしく思いましたが、新しい暮らしを決断しました。
毎日の暮らしは、5時30分~6時頃に起き、身づくろいをしてからお部屋の掃除をし、仏壇に水をあげることから始まります。6時~7時まで、ゆいま~る中沢の周辺を1時間ほどかけてゆっくり散歩をします。

中沢周辺は、緑も多いので気持ちがよいですね。帰る頃には、汗びっしょりになるので、帰ったら簡単にシャワーを浴びます。夏の時期は、1日に2回お風呂を利用しています。ここのお風呂は、1つのフロア(9室)に1つあるのですが、皆さん時間帯を見て、入ってらっしゃいますね。

入居者の皆さん3名と、共有で新聞を取っていますので、まず新聞を朝食の前に読みます。そして、朝食の時に、次の方に新聞をまわします。
夜眠れないと嫌なので、昼寝はしないようにしています。今は引っ越してきたばかりなので、部屋の片づけや友人に手紙を書いたりして過ごしています。
最近は、ゆいま~る中沢で開かれている中国体操(入居者が講師)や、歌う部会に参加しています。中国体操では、美空ひばりの「川の流れのように」の曲に合わせながら体操をすることが、とても楽しいです。講師の先生も優しく指導してくれるので、安心して楽しんでいます。
曲に合わせ、心の中で歌いながら体操をしています(笑)歌う部会では自分がリクエストした曲が採用され嬉しかったです。

居住者が講師となる中国体操 健康維持に最適グループハウス中沢の暮らしは、ひとりじゃないところがいいですね。
朝の連続ドラマをみんなで観て「あーだこーだ」言ったり、今日のご飯は美味しかったわね、ちょっといまいちだったね……とか。
誰かが近くにいて、たわいもない話ができることはとてもいいものだと思います。 これから何をしたいかというと思いつきませんが、今はそんな暮らしを楽しんでいます。

~できることは自分で、ここは大きな一つの家族~

2014年6月1日、ゆいま~る中沢B棟4階に、グループハウス中沢がオープンしました。
グループハウス中沢は、全部で18部屋あります。よく認知症の方たちが暮らす「グループホーム」と勘違いされるのですが、そうではありません。これは、コミュニティネット独自の名称で、「見守りのあるシェア的なお住まい」のことです。
全部で18室ありますが、9室×2ユニットとなっており、それぞれのユニットに「居室(トイレと洗面付き)」+「キッチン」「リビング」「お風呂」「トイレ」があります。
フロアには生活コーディネーターとサポートスタッフが日中常駐し、夜間は夜勤者が定時巡回、緊急対応をします。
居住者の皆さんの新しい暮らしがスタートしています。今回、その様子をご紹介します。

藤田すみ子さん(87才)

もともと私は大阪に住んでいて、夫の三回忌を迎えたところで、自分の行く末を考えた時に1人暮らしにも不安を感じ娘の近くに住みたいと思い東京へ引っ越してきました。引っ越してきた5年前には多摩市には高齢者住宅はなく、府中にある高齢者賃貸住宅に住んでいました。入居するきっかけは、娘がグループハウス中沢のチラシを見て、見学をしたのがきっかけです。


ゆたりとくつろげる居室です。
毎日の生活は、5時~5時30分頃に起きて、身づくろいをしてお部屋の掃除をすることから始まります。朝食と、昼食はなるべく自炊するようにしています。共有のキッチンを使って、朝はパンとサラダとウインナーなどの簡単なもの、お昼は冷凍のカレーや親子丼などを作って食べています。時々、1階の食堂で昼食をいただきます。
買い物は、京王ストアの移動販売(毎週月曜日)や、あしたや協働企画の移動販売(毎週水曜日)を利用しています。他のものは、近くに住む娘に注文して代わりに買ってきてもらいます。
グループハウス中沢では、お食事をリビングでいただくのですが、なるべくお手伝いをするようにしています。配膳や牛乳を注いだりする時に「失敗しないように!」と緊張するのですが(笑)、この緊張感も大切だと思っています。数年前から腰痛がありましたが、配膳などのお手伝いをするようになり、痛みがやわらいでいます。日常の中で、無理をせず自分が楽しく思いながらできることを続けたいと思います。


いつもお料理をつくるキッチンの前で
夕食の後は、リビングで何人かで歌ったり、テレビを見たり、皆さんとお話しをしたりしてから20時頃に部屋に戻ります。部屋では、新聞に載っていた数独にチャレンジしたりして、寝るのは11時頃でしょうか。


皆さんと、こちらのリビングで食事をします。
以前、マンションに暮らしていた時は、立ち話をすることもなかったのですが、今は普通の暮らしの中で他の入居者の方とも自然と仲良くなります。身体の弱い方のお手伝いをしたり、たまに「ご本人とっては迷惑かな?」と考えることもありますが、いつか来る自分の将来の姿でもあり、自分のためにもやっています。

ここでの暮らしはまだ2カ月ぐらいですが、一つの大きな家族のような気持ちで過ごしています。
これからやってみたいことは、編みかけの編み物の続きに取りかかりたいと思っています。

秋を実感

すっかり日が短くなり、夜の訪れが早く感じる季節になりました。

夏の間は雨の日以外は散歩に出られる方が多かったのですが
10月にもなると「めんどくさくなっちゃった」と、
外へ行かれる方も少なくなりました。
そんな中、レクにお散歩を取り入れようということで、少々肌寒いものの
「たまにお散歩に行きませんか?」と皆さんに声をかけて、
お隣のパークゴルフ場まで行ってきました。


少しずつではありますが、山の緑も赤や黄色に変わってきて
「もうそろそろ雪も降りそうだね」なんて声もありました。


パークゴルフをすぐ目の前で見ることが出来る場所でチョッと休憩。
ホールインの時は皆で一斉に拍手です!!!
プレーされていた方達が「応援ありがとうね!」や
「ギャラリーが多くて嬉しいな」等と言ってくださるのを聞いて、
ますます応援にも熱が入ります。
こうして地域の方と気軽に触れ合えるのも、ハウスの周りに
このような公共施設が、たくさんあるからだと思います。


お一人の足元にトンボが止まる一場面もあり、皆さんは改めて秋を
感じていた様子でした。

雪虫の姿も見かけるようになり、冬の到来はそう遠くないと
思いますが、雪が降る前にもっと沢山外へ行けるようなレクも
増やしていきたいと思っています。

~できることは自分で、ここは大きな一つの家族~

2014年6月1日、ゆいま~る中沢B棟4階に、グループハウス中沢がオープンしました。

グループハウス中沢は、全部で18部屋あります。よく認知症の方たちが暮らす「グループホーム」と勘違いされるのですが、そうではありません。これは、コミュニティネット独自の名称で、「見守りのあるシェア的なお住まい」のことです。

全部で18室ありますが、9室×2ユニットとなっており、それぞれのユニットに「居室(トイレと洗面付き)」+「キッチン」「リビング」「お風呂」「トイレ」があります。

フロアには生活コーディネーターとサポートスタッフが日中常駐し、夜間は夜勤者が定時巡回、緊急対応をします。

居住者の皆さんの新しい暮らしがスタートしています。今回、その様子をご紹介します。

藤田すみ子さん(87才)

もともと私は大阪に住んでいて、夫の三回忌を迎えたところで、自分の行く末を考えた時に1人暮らしにも不安を感じ娘の近くに住みたいと思い東京へ引っ越してきました。引っ越してきた5年前には多摩市には高齢者住宅はなく、府中にある高齢者賃貸住宅に住んでいました。入居するきっかけは、娘がグループハウス中沢のチラシを見て、見学をしたのがきっかけです。

毎日の生活は、5時~5時30分頃に起きて、身づくろいをしてお部屋の掃除をすることから始まります。朝食と、昼食はなるべく自炊するようにしています。共有のキッチンを使って、朝はパンとサラダとウインナーなどの簡単なもの、お昼は冷凍のカレーや親子丼などを作って食べています。時々、1階の食堂で昼食をいただきます。
買い物は、京王ストアの移動販売(毎週月曜日)や、あしたや協働企画の移動販売(毎週水曜日)を利用しています。他のものは、近くに住む娘に注文して代わりに買ってきてもらいます。
グループハウス中沢では、お食事をリビングでいただくのですが、なるべくお手伝いをするようにしています。配膳や牛乳を注いだりする時に「失敗しないように!」と緊張するのですが(笑)、この緊張感も大切だと思っています。数年前から腰痛がありましたが、配膳などのお手伝いをするようになり、痛みがやわらいでいます。日常の中で、無理をせず自分が楽しく思いながらできることを続けたいと思います。

夕食の後は、リビングで何人かで歌ったり、テレビを見たり、皆さんとお話しをしたりしてから20時頃に部屋に戻ります。部屋では、新聞に載っていた数独にチャレンジしたりして、寝るのは11時頃でしょうか。

以前、マンションに暮らしていた時は、立ち話をすることもなかったのですが、今は普通の暮らしの中で他の入居者の方とも自然と仲良くなります。身体の弱い方のお手伝いをしたり、たまに「ご本人とっては迷惑かな?」と考えることもありますが、いつか来る自分の将来の姿でもあり、自分のためにもやっています。

ここでの暮らしはまだ2カ月ぐらいですが、一つの大きな家族のような気持ちで過ごしています。
これからやってみたいことは、編みかけの編み物の続きに取りかかりたいと思っています。

図書の整理

ゆいま~る伊川谷の談話室には、開設当時から現在まで、
入居者や地域の方に寄贈頂いた本が沢山あります。
本の管理は全て入居者の皆さんがして下さっているのですが、
あまりにも本が増えすぎ、初めて利用される方には統一性が無く
分かり難かったようです。

5月のある日、ヨガの講師としてお越し頂いている先生から、
思わぬ声掛けを頂きました。
「本棚の整理をしませんか?」
この一言がきっかけとなり、図書の大整理が始まりました。
「先ず、これから始めてみては?それだけで十分見やすくなります」
と言われ先生が教えて下さったポイントは5つありました。

① 本の配置が分かるようにサイン(作家の名前などが書いてあるカード)を本棚にさす。
② 文庫、新書、単行本、児童書の単行本の並び順を変える。
文書は作者のアイウエオ順、新書と児童書の単行本は書名をアイウエオ順、
単行本は内容別か書名のアイウエオ順にする。
③ 副本は1冊にする。
④ 小さめの本の後ろには、牛乳パック等を置いて本の正面を揃える。
⑤ 本の配置図や並べ方のルールを記した説明書を掲示する。

これを基本に考え、本の移動を早速開始。
たちまち床は本で山積みになりました。

さて、ここからが本番!奥行きのある本棚は、小さめの文庫本には不向き、
入れると奥に入り込んでしまいます。
ここで先生が言われたポイントの牛乳パックの使用を実行する為、
飲み終わった牛乳パックの集収の協力を掲示で入居者にお願いしました。
たちまち50パック程が集まりました。
「これをこのまま使うの?」
「本を取出した時に銘柄が見えて恰好がわるいので、あけぐちの三角部分を
折り曲げて、平らにし包装紙でラッピングしましょう」
パックのラピンッグのお手伝が必要なので、更に入居者にお手伝いをお願いしたところ、
5~6人の方が来て下さいました。毎回おしゃべりが弾みながらも、しっかりと手は動かし、  次々と集まってくるパックもあっと言う間にラッピングが出来上がっていきます。

本の整頓担当とラッピングの担当に分かれ、並び終えた本の奥に
ラッピングの出来たパックを置き徐々に、棚が整理されていきます。

先生に進直状況や質問等を時折連絡し、確認を取りながら毎日とはいきませんが、
少しずつ整理を進めて、ほぼ完成しました。
利用されている入居者からも、「図書が一新したみたい」
「使いやすくなった」と嬉しい声を頂いています。

「図書は、花壇と同じです。毎日の水やりの様に、誰かが度々見に行き、不都合が出たら
少しずつ手直しすればよいと思いますよ」と先生からお言葉を頂きました。
すっかり綺麗に整頓された図書。丁寧に使って行きたいと思います。
図書の大整理を通して、日々のメンテナンスの大切さを改めて知る良い機会になりました。