前略
私どもが運営するゆいま~る館ケ丘小規模多機能ゆらリズムがオープンして、約半年が過ぎました。これも八王子館ケ丘団地の住民の皆さまはじめ、商店街、医療機関、行政など、地域の関係各位に支えられてきたおかげと感謝しております。
ゆいま~る館ケ丘のこれまでの経緯をご説明いたしますと、高齢化が進み、昨年の大雪では「陸の孤島」と化した館ケ丘団地において地域の介護サービスを展開してほしいという地元行政からの要望をお受けし、UR団地内空き店舗を利用し、介護予防の音楽リハビリを活用した小規模多機能を運営するという初めての試みを始めました。しかしながら、高齢者住宅をベースとした取り組みではない新しい挑戦ゆえに、オープン以来、厳しい現状が続いております。
前任者は、当社の理念に賛同し、使命感をもって取り組んでまいりましたが、その過程の中で交代せざるをえなくなりました。
新たな責任者も、小規模多機能が在宅での暮らしを支えるために重要な役割であるという理想をもって取り組んでいるものの、さまざまな困難や課題と直面し、当初の理想通りには進んでいるとはいえず、 そうしたなか、先般、八王子館ケ丘団地の住民の方からゆらリズムの運営上に関するご意見をいただきました。現場の責任者が代わったのを機に、新しい責任者による団地や近隣住人との関わりに不満の声が出始めているというものです。責任者が変更になったのだからやむを得ないが、もう少し謙虚さを感じるような人づきあいをしてほしい、コミュニティネットは周りの住民との関係やコミュニケーションをもっと大切にしてほしい、といった意味の内容が含まれておりました。
いただいた書状は、私どもとして真摯に受け止め、地域の方も交えた懇談会を開くことといたしました。懇談会では、団地の住民の方々の高齢化が進むなか、最期まで安心して住み続けられるためのしくみづくりについて、皆さまとともに考えたいと思っております。
ゆらリズムは、より開かれた小規模多機能の事業所として地域に浸透できるよう努める所存でございます。引き続き、ご理解、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
草々
12月10日ゆいま~る福<開設準備室>にて連続セミナー
「介護が必要になっても住み続けられる」
第3回「高齢期における歯科医の役割」を行われました。
講師はゆいま~る福の協力医療機関、名取病院歯科口腔外科医長の塚本康裕医師です。
セミナー講師をされるのは今回が初めてとの事。自己紹介の中から歯科医の実態をお話し下さいました。「私がいた福岡県北九州市の大学病院では歯科だけで診療科目が16もあり、16科目に細分化した歯科診療より全てを診療できる医者になりたいと思い、現在の名取病院に就職した。医師と歯科医師は免許が違い、歯科医師は全身麻酔ができるのに治療範囲は口腔、顎関節のみ。医師は抜歯はできても治療は出来ない等、普段あまり耳にしないような事も話されました。
(連続セミナー初めての若い30代ドクターです)
歯周病って誤えん性肺炎のみならず、心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病にも関連しているそうです。怖いですね。
また固くなった歯垢はタイルに瞬間接着剤が付いたようなもの、歯ブラシでは絶対取れない。と分かりやすい例えでお話されました。歯垢が固くならないうちに除去するには歯ブラシは必須。塚本医師のお勧めは電動歯ブラシです。参加の方は熱心に聞かれていました。
最近のゆいま~る福<開設準備室>でのセミナーの恒例の風景になってきていますが、今回もセミナー中にあちらこちらから質問の嵐となりで活気のある会となりました。事務所が狭いということがこの効果を生むのでしょうか?!(笑)

(熱心に相談されている方々)
セミナー後も個人相談された方がおり、そのまま診察してくださる事になり、一緒に病院に帰って行かれました。
セミナーのアンケートでは
・電動歯ブラシを買う気になった
・私も歯周病なので気を付けて歯を磨きたいです
・歯科の分類が理解できた
・内輪話がよかった。大変役に立った
・仕事で高齢者の口腔ケアに興味にもっていたので、いろいろ学べてよかったです
と参加の方々も満足されていました。
▼2016年8月ゆいま~る福オープン!
https://yui-marl.jp/fuku/
10月のおやつ作りは、たこ焼きです!!
おやつが「たこ焼き」とは関西ならではですよね。
皆さんと一緒に粉を溶き、スタッフが中に入れる具材を少し切り、後は利用者が進んでお手伝いしてくださいました。

たこ焼き器にスイッチ入れ、温まったら油をひいて生地を入れます!そこにタコ、チーズ、ウインナー、ちくわ、ねぎと様々な材料を入れていきます!
まだかな~♪まだかな~♪っと待ち焦がれるIさん、Kさん♪

興味深々で、見つめているKさん。

半分焼けた所で、竹串でコロコロ回すと、アツアツのたこ焼きが出来上がり!!

難しいのでしょうか。Iさん・・・苦戦中

あつあつのたこ焼きが完成しました。

美味しそうでしょ

皆さん美味しそうに召し上がられていました!次回のおやつ作りもお楽しみにしていて下さい!
今年の8月に北側の空きスペースに
じゃがいもを植えました。
荒地だった場所に根菜類が育つのか・・・
居住者Hさんもちょっと不安そうでした。
その心配からか収穫日に他の居住者もお声かけしても良いか
伺うと「もし収穫出来なかったら悪いから・・・」と遠慮されていました。

当日、スタッフの子どもたちと一緒に作業開始!
まず始めに沢山伸びた葉っぱをすっきりカット。
葉っぱは乾燥させ、肥料として生まれ変わるそうです!
次に手で周りから優しく掘り起こします。
指先にじゃがいもがあたると
「あ!!あった~!!」と大興奮でもぐらのように
掘っていました。

「こっちのほうが大きい!」「これは変な形~!」
100個以上収穫出来ました!!
植えていたところの土は柔らかく「肥沃な土!」
一年前の石や砂利だらけの土地とは大違い。
Hさんが耕し、石や砂利を丁寧に取り除き、開墾されました。
苦労と愛情のたまものです。
その賑やかな声を聞き居住者の方が
廊下で応援して下さいました。

廊下で応援してくださった居住者Tさんは
「子どもたちも存分に楽しんでいたけど、
なによりHさんが嬉しそうな笑顔っだったね~」と仰っていました。
Hさんに次の予定を聞くと
「ひ、み、つ」だそうです。
ワクワクするような体験が出来きた一日でした!

12月12付日本経済新聞に、弊社社長高橋英與のコメント、ゆいま~る中沢の入居者のコメントが掲載されました。
・岐路に立つ介護ビジネス
自立へ知恵と技術カギ
9月16日、ゆいま~る食堂において、兵庫ヤクルト西神センターから講師をお招きして、「ヤクルト健康体操」を開催しました。

事前の知らせもあってか、スタッフ、近隣の方、ゆいま~るの入居者、花菜利用者等と合わせて総勢50名ほどの方が参加されました。
一番のお楽しみの無料のヤクルトが皆さんに配られました。ヤクルトを手に「わー、うれしい」「おいしい」の声、ヤクルトを飲みながら講師の話に耳を傾け、自然に笑顔があふれていました!!

ヤクルト飲みながら、健康の大切さを振り返る日となったのはではないでしょうか?

何が書かれているか興味深々です。

これからも、地域の方へイベント通じて、ゆいま~ると地域の交流をしていきます!
みなさんも、遊びにきて下さいね。
12月11付朝日新聞に、ゆいま~る那須の入居者のコメントが掲載されました。
・姓変わっても墓は守る
「最新医療経営Phase3」1月号に、ゆいま~る厚沢部の記事が掲載されました。
地元の声を丹念に聞いて回り
理解を求め丁寧なケアで「増築希望」が出た有料ホーム
12月9日発行高齢者住宅新聞に、弊社社長高橋英與の第5回連載記事が掲載されました。
▼ニーズに合わせリスク軽減
詳しくはこちらから
12月9日発行毎日新聞「高齢者地方移住」に、弊社社長高橋英與のコメントが紹介されました。
・「高齢者地方移住」
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