『これから(武蔵浦和版)』(ゆいま~る那須・高島平)
2015年7月号これから武蔵浦和版に、
・シニア世代は近居・縁居
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「ゆいま~る図書館」がつなぐ地域の輪
連日厳しい暑さが続いていますね。外出するにも、熱中症が心配…。
そんな時は「ゆいま~る図書館」で読書をしながら涼しく快適に過ごされてみては
如何でしょうか。
「ゆいま~る図書館」は、地域の方々と交流のためのオープンスペースとして活用
されている多目的室にて開館しています。
同じフロアに食堂も併設しているので、お茶を飲みながら読書を楽しんで頂くことも
出来ます。
本棚には居住者から寄贈頂いた本が並べられ、その中には、聖ヶ丘の居住者である
Hさんの著書も置かれています。
他にも、小説、ビジネス、趣味、写真集、介護関連などなど、様々なジャンルの本を
取り揃えており、皆さんのお気に入りの本にも巡り会えるのではないでしょうか。
また、「ゆいま~る図書館」では本・DVDの貸出も行っています。
貸出ファイルに必要事項をご記入頂ければ、聖ヶ丘の居住者だけでなく、地域の方々
にも最長2週間までお借り頂けます。 どうぞお気軽にご利用ください。
地域に根ざした図書館を目指し、これからも居住者・地域の方々とつながりながら、
「ゆいま~る図書館」を拠点とした地域コミュニティの構築に取り組んでいきたいと
思います。
<寄贈のお願い>
ご家庭の本棚で眠っている本はありませんか。本の寄贈にご協力頂ける場合は、
フロントにお持ちください。是非よろしくお願い致します。
中国の高齢化社会事情
2015年7月9日(木)中国出身のスタッフ2名による
中国の高齢者事情についての発表&ご意見会を開催しました。
人口13億人以上を抱えている中国では
なんと65歳以上の高齢者人口が1億3000万人に達し、
世界で唯一、高齢者人口が一億人を超えた国となりました。
近年経済発展が著しいものの、社会福祉制度の構築は経済成長に追いつておらず
少子高齢化の進行や家庭規模の縮小、家庭機能の変化に加え、
日本のような介護保険制度が普及されていない状態で、
今後増加する高齢者人口・・・。
「高齢者の社会的介護の普及」が大きな社会問題です。
▼スタッフが発表している様子
当日は、山東省青島市の現地調査やインタビューのデータを用い、
中国の高齢者はどのような生活を送り、何を悩み、
どんな社会的問題に直面しているかをご説明しました。
中国の高齢化現状、高齢者を取り巻く環境、試験導入されている介護保険制度、
地域の取り組み、また青島市の老人ホームの紹介など、
中国の高齢者事情をいくつかの面で発表しました。
特に青島市の老人ホームの写真を紹介した際には、
日本の老人ホームとの差があまりにも大きく、皆さん驚いてらっしゃいました。
▼青島市の老人ホーム(日本で言う老人保健施設のようなもの)
収納場所が少なく、ベッドの上に荷物を置いてある。
▼ビジネスホテルから改造した老人ホームのトイレ
手すりが設置されていない
発表後、ご質問・ご感想を多数いただきました。そのなか、
福祉の仕事に長年携わってこられたIさんからは、高齢者の介護について
「日本も同様だけど、中国でも今後介護を展開するときに、
その本人だけを介護するという視点ではなく、その家族まで支援しなければならない」
という貴重なご意見もいただきました。
確かに、“家族の絆”がまだ重要視されている中国でも、
いかに要介護者の家族の負担を減らせるかという点が
今後中国で介護事業を展開する上での、一つの大きな要素になると感じました。
日本は経済発展も高齢化も中国より先行しており、
いろいろな面で発展途上国の中国は今後も日本に見習うべきことがたくさんあります。
今回の研究発表&話そう会を通して、海外の高齢者事情を知ってもらえ
なにより発表した私たちにとって、大変貴重な機会となりました。
皆さんに大変感謝しております。
笹飾りに願いをこめて…
7月7日
毎年恒例となってきた「七夕レクレーション」を行いました。
準備は、山へ笹を取りに行くところから始まり、今年はスタッフが
お父様と一緒に探してきてくれました。
熊の出没情報も出ている中、「熊鈴(くますず)」を付けての採取
だったそうです(ありがとうございました!!)
七夕当日、居住者の皆さんに笹に取り付ける飾りを作っていただき
短冊にはそれぞれ思い思
“お父さんが元気で過ごせますように”
“いつまでも元気で暮らせますように”
など、真剣に考えて書いた短冊が並びます。
スタッフの短冊には“宝くじが当たりますように!”など
何とも切実な願いも(笑)
~~皆さんの願いが叶いますように!!!~~
出来上がった飾りや短冊を笹に飾り付けていきます。
【完成した笹飾りをバックに記念撮影】
気温もようやく上がってきたこの日、夏らしい思い出を作ろうという事で
今年初の“かき氷”を作ることに。
「いちご味がいいな!」
「私はメロン味にしようっと!」
「シロップいっぱいかけてね~!」
と、お好みのシロップを選んでの自分だけのかき氷を楽しんでいただきました。
北海道の短い夏がようやく始まったと感じた一日でした♪
総合避難訓練
うっとうしい雨が続いていますが、もうじき、梅雨明けです。
さて、7月9日ゆいま~る中沢で総合避難訓練を行いました。
今回は各部署、適切に避難対処ができるかを確認するため、日中、
多摩消防署の方々も到着です。
「こちらはフロントです。ただ今、地震が発生しました~」のアナウンスと同時に避難訓練が始まりました。
まずは、身の安全を確保していただくよう何度も何度も繰り返しアナウンスを流します。
地震がおさまり、
1階駐車場に設置した避難所へ居住者の方々を避難誘導しました。
避難場所で点呼確認を行い、避難訓練は無事終了しました。
その後、
もしも、救急車が到着するまで何もせずにいたら、助かる命も助けられません。
そばに居合わせた人による救命処置が最も重要となるので皆さん真剣です。
まず、倒れている方を見つけたら、
そして、「誰か!救急車を呼んで下さい!」という言い方ではなく、
「青いズボンのあなた!救急車を呼んで下さい!」
続いて呼吸があるかを確認してから心臓マッサ
心臓や呼吸が止まった人への救助は、まさに1分1秒を争います。
同時にAED(=自動体外式除細動器)も使います。
コンピューターが自動的に解析し必要に応じ、音声メッセージで電気ショックの方法を指示してくれるので、誰でも簡単確実に操作することができます。
スタッフはもちろん居住者も希望する方は、消防隊の指導を受けながら訓練しました。
「いざとなると119番と110番がわからなくなりそう」と、言いつつも皆さん上手に操作方法を身に付けました。
最近の地震頻発で、居住者の地震対策意識が高まっています。
これからも、居住者と共に災害の意識を高め、
優しい光に癒されて
6月のある日、梅雨の晴れ間をぬって、とある秘密の場所?にホタルを見に
いきました。
夜7時15分に多目的室に集合してゆっくりと歩きながら、暗い階段もお互い
に助け合い、横向きに安全を確かめながら登りました。
(ホタル豆知識)
ホタルのオスとメスの区別はどこにあるかご存知ですか?
実は、ホタルのオスとメスはお腹にある発光器で区別します。
オスが2つでメスが1つです。
また、ホタルは、匹ではなく、頭と数えるそうです!!
聖ヶ丘に生息しているのはゲンジホタルで、寿命は4日~1週間程なので
見られる期間もとても短いです。
また、ホタルは雨だとあまり飛ばないので見ることができないのですが、
現地に着くと1、2頭とホタルが飛んでいました。
ホタルは、私達を歓迎してくれているようで、時間が経つにつれて数も増えて
きました。 夜8時~9時頃がもっともよく飛ぶそうです。
次々と暗闇の中に幻想的な光が現れては消えてゆく、そんな光景をそれぞれ、
足を止めてゆっくりと観賞しました。
皆さん幼い頃を思い出し、「ホタルを捕まえて蚊帳の中に放したわね」
と言われていました。
聖ヶ丘では貴重な天然のホタルが生息しているのです。
こらからもその素敵な自然環境を守り、ホタルが安心して生息できるように
していかなければいけません。
ホタルの光に心癒された素敵な夜でした。
『高齢者住宅新聞』(町田ヒルズハウスプロジェクト)
7月15日発行高齢者住宅新聞に、コミュニティネットがプロデュースを手掛ける、2017年春に開設予定のサービス付き高齢者向け住宅、学生寮、ファミリー住宅で構成されたCCRC「町田ヒルズハウス(仮称)」が記事の中で紹介されました。
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『高島平新聞』(ゆいま~る高島平)
7月15日発行高島平新聞「わたしの一日」に、ゆいま~る高島平の古賀ハウス長のインタビューが掲載されました。
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豆知識のおすそ分け
とある昼下がり居住者Nさんより
「新聞取っているの?」と声をかけていただきました。
取っていない事をお伝えすると
「面白い切り抜きがあるから良かったらもらって!」とのこと。
数分後、実際持ってきてくださったのは
某新聞の切り抜き。
子ども向けキャラクターが「質問(クイズ)」して
新聞のどこかにその「答え」が
掲載されているものでした。
丁寧に記事を切ってバラバラにならない様に
1セットごとにホチキス留めがされていました。
その数なんと165セット!
「今まで友人の娘さんに送ったり、
銀行の担当の子の息子さんにあげたりしていたんだけど
大きくなってしまい、行き先に困っていたの。」とおっしゃいました。
自宅に持ち帰り見ているととても楽しく
大人でもためになる!
メモ帳に貼り付け、楽しくお勉強です!
そして完成したものをNさんに見てもらうと
「ありがとう!元気な限り続けていくわ!!」
と驚きつつ喜んでいただきました。
絵本コーナーに並べたところ食事に来た地域の方も手に取り
ご覧になっていました。
Nさんの素敵な気持ちでまた一つ、多摩平の森の魅力が増えました♪