ゆいま~る福ブログ

AED講習会


4月14日(金)多目的室にて、サニクリーン近畿の福田さんと梶谷さんをお迎えして、AED講習会を開催いたしました。以前AED講習会を受講された方もいらっしゃいましたが何年も前とのことで、皆さん興味津々で講習が始まりました。

倒れている人を見かけたら大声で呼びかけて、119番通報、AEDの用意と応援者の依頼、呼吸の確認をして呼吸がなければただちに胸骨圧迫を行います。ひじを伸ばして垂直に体重をかけ、成人は深さ5㎝、子どもは約3分の1ほど胸が沈み込むように、1分間に100回くらい押します.居住者の方は「5㎝!100回!!結構大変そう…」と驚かれていました。実際に人形で試してみると、かなりの力とスピードが必要なことを実感されていました。

次にAEDの出番です。電源を入れて、音声ガイダンスに従ってパッドを取り出し、心臓を挟むように傷病者に貼ってボタンを押します。

「貼る位置が難しそう」「女性でも胸をあらわにしないといけないのは抵抗あるよね、服で囲ったらいいかな」「手袋やタオルとか、必要なもの全部入っている。このハサミよく切れそう」「毛深い人は袋にあるカミソリで剃る!」などと、熱心に取り組んでいました。

AEDは心電図を測定して、電気ショックが必要かどうか、自動で判断するので安心です、救護者が判断することはありません。何かあっても、救護者は法律で守られています。

居住者の方から、「百聞は一見に如かず、中の袋も見ることができて良かった」「実際に試すことができて良かった、これで少しは冷静にできそう」などの感想をいただきました。一度でも体験していれば、初めて行うよりも落ち着いてできるのではと思います。

胸骨圧迫はとても力が必要な作業のため、一人で継続してするのではなく、数名で交代しながらしたら良いそうです。心肺停止は誰にでも突然起こり得ることで、死亡者は年間7万人もいるそうです。AEDの早期使用で救命率も上がるため、その時は迷うことなく安心して使うように、とのことでした。

スタッフも万一に備えて、意識付けをより高める良い機会となりました。今後も年に一回講習を開催する予定です。次回も多くの方にご参加いただきたく思いますので、よろしくお願いいたします。

講習会の後は、「木っかけの庭」のさやえんどう豆の収穫をして、夕食のお味噌汁の具としていただきました。春の味がして、とってもおいしかったです。

 

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