リビングで今日もテレビ体操!
毎朝の恒例行事として、テレビ体操がグループハウスのリビングで行われています。
このテレビ体操も、自主的に始めて早4年!です。「継続は力なり!」と今日も午前10時に集い、録画した(テレビ体操)のスイッチを押します。一人だけで黙々と体操をするより、数名集って体操をすると、手の上がりも滑らかになりノリも良くなります。
継続できている秘訣は決して無理をしないこと。立った状態で動いている方もいらっしゃれば、椅子やソファに腰掛けたままで、あるいは車いすのままで等々、各々のスタイルで身体を動かされています。
体操終了後は、リビングでお茶を飲みながら会話や、あるいは窓越しの風景を眺めてみたりと、マイペースで穏やかな時間を過ごしています。
この日は、いつもは無口な入居者のFさんがご自身の生い立ちをお話しになりました。「私は日本橋のデパートにお茶を卸しているお茶屋さんの末っ子でした。」と聞いて、皆さん「まあ、あの有名な?」と驚いていました。何でも8人兄妹だったそうで、お茶所の静岡の思い出話をされていました。ご自身が幼き日々の事は、今でも鮮明に記憶に強く残っていらっしゃるんだなあと感じました。
丁度この日は近所の中学校の運動会があり、窓から親子連れや子供同士の屈託のない笑い、語らいが見受けられました。多分その風景を見て、ご自身の幼き日々を思い出したのでしょう。
この朝のひと時でも、身体に柔軟性が生じると心身がリラックスされます。朝のこのテレビ体操を気軽に継続することにより、参加人数も増え、会話も増して、良好なコミュニケーションの場所となると思います。