ゆいま~る伊川谷 暮らす人々の声

「駅近」と「窓からの景色」が魅力。満足しています!!


オンラインでつながったと同時に笑い声が響き、満面の笑みで「よろしくお願いします」とお辞儀をされた木本啓江さん(83歳)。高齢者住宅に住み替えられた経緯や選んだポイントのほか、日常のお暮らしについて伺いました。

お部屋でくつろぐ木本啓江さん

――ゆいま~る伊川谷に入居されたのはいつですか?

「2019年5月末に入居しましたので、こちらに来て1年5カ月くらいです。その前は中央区(神戸市)に住んでおりました。一戸建てでしたが、売却いたしました」

――なぜ住み替えを考えられたのでしょうか。

「私が住んでいるあたりをワンルームマンションにしたいという話がありまして、売却することになったんです。夫と二人で住んでいましたが、六年前に亡くなりまして、今年が七回忌になります。

夫が亡くなってからは一人で暮らしていたのですが、周りにマンションが建つようになり、ビル風が吹くようになって、台風の時など瓦が飛んだりして、怖くなりましてね。

それから、近所になじみの電気屋さんがあって、お風呂の電気が切れたという時もすぐに来てくれて助かっていたのですが、この電気屋さんも土地を売ってしまって。

一人暮らしも不安になって、そろそろ高齢者住宅を考えようかなと思っていたときに、ちょうど土地を売ってほしいというお話がありましたので、飛びついて売りました」

 ――ゆいま~る伊川谷はどのように見つけたのでしょうか。

「フィットネスジムに通っていたのですが、そこで長くお付き合いしているお友達がいましてね。『家を売って、どこかに入りたいんだけど』と何気なく話したら、その方の知人に高齢者住宅に詳しい人がいるということで、紹介していただいたのがゆいま~る伊川谷でした」

――ほかの高齢者住宅は見学なさいましたか?

「はい、たくさん見ました。NHK文化センターの高齢者講座に参加して、終わった後にはいくつかの施設を見学に連れて行ってくださるんですが、億ションに近いところから、安い金額で入られるところまで、いろいろと見学させていただきました」

――その中で、ゆいま~る伊川谷を選ばれた理由はなんでしょうか。

「まず、駅に近いこと。あちこち出かけるのが好きなので、駅に近いととてもいいんですね。

あと、見学に行ってお部屋のドアを開けたとき、飛び込んできた景色がすごくよかったから。昔、スイスに行ったことがあるんですが、スイスの村というか街というか、そんな感じがしたんです。これまで、都会の真ん中のビルに囲まれた生活でしたので。景色に惹かれました」

決め手となった窓からの景色。高層階の木本さんのお部屋から見える明石海峡大橋

――ふだんはどのように過ごされていますか?

「朝は、6時半から7時くらいの間に起きます。
毎日ではないけれど、お掃除、お洗濯、お買い物など、午前中は家のことをして過ごします。あとは、新聞を読んだり、テレビを見たりね。午後は、体操に行きます」

――お近くの体操教室ですか?

「女性だけのフィットネスに8年間行っているんです。先ほどお話したゆいま~る伊川谷を知るきっかけを作ってくれた友人と通っていたところです。

今年は2~3月くらいから、コロナの影響でお休みでしたが、9月からまた通い始めています。週2~3回で1回30分。クールダウンしてからもう少し続けて、1時間弱いることもあります。

今の住まいの近くにも同じフィットネスがあるのですが、お友達もいるので、電車に乗って以前通っていたところまで行っています。ここから30分くらいですが、ここも駅まで近いし、向こうも駅から近いので通えています」

 ――ゆいま~る伊川谷にはゆいま~る食堂もありますが、食事はどのようにされていますか?

「朝はパン食です。だいたい、6枚切の食パン1枚。副食は卵、トマトやキュウリやセロリなどの野菜。ヨーグルトもいただくし、朝はたっぷりいただきます。

お昼は麺類とか、インスタントの時もあるし、食堂を利用したり、お友達と外食をすることもあります。

夕食も同じですね。自炊したり、食堂を利用したり。自由気ままに楽しく食事をしています。」

――健康的な生活ですね。健康維持のために、日々気をつけていることはありますか?

「食事と睡眠ですね。バランスよく食べて、良質な睡眠を心掛けています。夜は11時ごろ休みますが、布団に入るとすぐ眠れます。

きょうだいは、東京に住んでいる妹一人で、頼りにしていた弟も先に亡くなってしまいました。子どももいませんので、スタッフの皆さんにもあまり迷惑かけないように健康寿命を1日でも延ばしたいと思っています」

――趣味や、楽しみなことを教えてください。

「友だちと音楽会に行ったり、絵を見に行ったりするのが好きです。コロナ禍で遠ざかっていたのですが、再開しましたので楽しみです。

趣味は、昔は手芸でしたが、最近は手元が思うようにいかなくなって。読書とか、ナンクロに挑戦しています。

妹とはよく電話をしています。妹夫婦とは、コロナ流行前の1月に沖縄の宮古島に一緒に行ってきました」

沖縄土産のシーサー。ゴーヤーに乗っていてかわいらしい!!

――旅行がお好きなんですか?

「1年に1回くらい、妹夫婦と行っています。去年は名古屋の明治村に行きました。全部とは言いませんけど、これまで都道県の一応、観光地と言われるところは行きましたね。夫とも定年後、年に1度か2度は行っていました。

海外旅行もよく行きました。シンガポールとか、返還される前の香港・マカオとかね。夫とは、退職記念の旅行として北欧4カ国に行ったのと、ハワイへ行ったのと2回。お友達とは、ニュージーランド、カナダに行きました。

父の傘寿のお祝いの時は、昔韓国にいたことがあったので『韓国に行きたい』ということで、父と妹と韓国に行きました。」

台湾で購入した獅子
山形県天童市独自の、「馬」の字が逆さに書かれている「左馬」(ひだりうま)。商売繁盛の守り駒とされている

――ずいぶん、いろいろなところへ行かれているのですね!!

「若い時から旅行が好きなんです。国内は学生時代からあちこちに行っていました。山歩きまではいかないけど、高原歩きが好きでした。ハイキングですね。信州の高原歩き、蓼科とか志賀高原とかね」

――今の暮らしで、気に入っているところを教えてください。

「住んでいらっしゃる方がいい方ばかりで、嫌な思いをしたことがないんです。スタッフの皆さんも親切です。この前、さっそく壁時計の電池を交換していただきました。前に転んで骨折したことがありましたので、イスにのぼって交換するのが怖いんですが、こういう時にありがたいと思いました。
今のところ、私は満足しています。最後までここで暮らせたら、と思っています」

――ほかの居住者の方との交流はありますか?

「お話しする人が何人かできました。私の部屋からは遅い時間にならないとお月さまが見えないのですが、この前の中秋の名月の時、早い時間にきれいに見えるお部屋の方が『見に来ませんか』とお誘いしてくださったのです。大きくてとてもきれいで、あんなお月さまを見たのは初めてでした。うれしかったです」

――高齢者住宅への住み替えを考えている方へのアドバイスがありましたら、お聞かせください。

「いろいろ見学して自分の目で確かめるのがいいと思います。必ずしも高価なところがいいとは限りません。食事はホテルのコックさんが作っているという高価な高齢者住宅も見学しましたけれど、入居されている方のお顔が幸せそうではなかった。とても手が出ないような金額なので、どういう方が入居していらっしゃるのか伺いましたら、元弁護士とか元医師、会社の役員等とおっしゃっていました。いろんなところを見て判断することが大切だと思いますね」

 ゆいま~る伊川谷で行われている「フレイル予防」講習会にも出席され、ますますお元気な様子の木本さん。コロナ感染を心配せずに出かけられる日が来るといいですね!! 

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