グループハウスの一日
朝6時30分、グループハウスのあちらこちらのお部屋から、
人の動く気配が聞こえてきます。
スタッフは、じっと耳を澄まします。
「あら?Tさんはまだお休みかな。」
お部屋を訪ね、お声をかけます。
「おはようございます。もうそろそろ7時になりますよ。」
「食堂が始まりました。お食事行かれませんか?」等々。
お部屋のミニキッチンで、自分で朝食を用意する方、
ゆいま~る食堂で馴染みのスタッフや常連さんと
おしゃべりしながら朝食の方、
思い思いの形でお食事をされます。
朝10時、リビングではテレビ体操が始まります。 身体も目覚めます。
お茶で一服した後は、デイサービスに出掛ける方、
受診のため病院に行く方、
ハウスのサークルに参加する方、
近くのスーパーに買い物に行く方、
それぞれのスケジュールで動き出します。
時間を見計らって、それぞれ準備が間に合うように
お声かけするのもスタッフの大事な仕事のひとつです。
ひと部屋予備の部屋もあります。
ベッド、寝具、テレビや椅子等も用意されているので
一般居室の入居者が体調を崩してしまって、
一人では不安な時など、急な利用も可能です。
夜勤のスタッフは、夕方5時にはスタンバイ。
その日の出来事や入居者の様子、体調などの申し送りを
しっかり受けで夜間に備えます。
夜9時過ぎには敷地内を巡回をし、異常がないか見守ります。
体調不良などで、コールがあれば、直ぐに駆けつけ、バイタルチェック。
グループハウスでの暮らしはまさに、24時間、ほどよい見守りのある住まい方です。