「贅沢な時間」
ゆいま~る聖ヶ丘の居住者Iさんが講師を務める
「絵の会」をご紹介したいと思います。
「絵の会」は、居住者主導の部会の一つで
コロナ禍の間は休会でしたが、コロナが落ち着き始めた
夏ごろから徐々に復活し、
この時を楽しみにされていた、NさんとHさんが
待ってましたと早速参加。
「こんな感じでね」と講師のIさんがササっとお手本を描きます。
神妙に絵に取り組むHさん。メルヘンティックなHさん独特の
世界観が広がります。 ウサギが2匹(2人?)可愛いですね!
Nさんは、花屋さんの広告のチューリップの写真をスケッチして、
ぼかしながら色を乗せていきます。
講師のIさんは、小さい頃から絵がお好きで、
子育てが落ち着いた40代くらいから水彩画の先生に師事され、
もう40年にもなるそうです。
細かい指導ではなく、個性を尊重された言葉掛けをされ、
「とてもやさしい先生です」と口を揃える生徒さん。
「先生ではなく名前で呼んでね」と優しく見守ります。
現在は、定期的に水彩連盟の展覧会に出品されていて、
この大作も、六本木の「国立新美術館」での
展覧会に出品したものです。
パリの裏通りの壁面をイメージされたそうですが、
内に秘めた躍動感が感じられますね!
フランスの雑誌やモード雑誌から、
インスピレーションを得ることも多いとのこと。
なるほど、たしかに綺麗なピンク色ですね~。
「絵を描くことは直接何かの役に立つ訳ではないけれど、
心のひだに触れながら、集中して描く時間は
とっても貴重で贅沢なことです」とIさん。
ゆいま~る聖ヶ丘の多目的室に流れる、穏やかで贅沢な時間を
これからも大切にしていって欲しいですね。