手作りレストラン
2月8日(水曜日)
ゆいま~る聖ヶ丘グループハウスにて食事会を行いました。
今月は、居住者のリクエストでスパゲッティとなり、
みなさんと一緒に、作って食べることにしました。
まずはメニューを決めるところからです。
グループハウスには料理の得意な居住者、Sさんがおり、
お部屋にはご自身でスクラップしたお手製のレシピ集があります。
その方と相談して、トマトソーススパゲッティを作ることにしました。
また当日はこのレシピを元に作りたいので、
Sさんにお手伝いをしていただくことを頼むと快く引き受けてくださいました。
相談の結果、メニューの土台が下記のように決まりました。
<メニュー>スパゲッティ、サラダ、スープ、デザート
そのうえで、嚥下状態の落ちた居住者の方にも、
同じ食事を出来るだけしてほしいとの思いから、レシピや提供方法を工夫し、
みなさん同じものを食べていただくようにしました。
さて、当日です。
火を通すものに関しては居住者がカットをしてくださいました。
15人分の野菜があれよあれよという間に切れていきます。
炒めたり煮たりするスタッフが追いつかないくらいの速さで
「もう切るものはないの?」
とおっしゃるくらい。
サラダやデザートはカットしてあるものや缶詰を購入し、
トングであえるだけとしましたので、
あっという間に調理は終わってしまいましたが
みなさん楽しんでいらっしゃいました。
会場の準備やセッティングも、居住者がしてくださいました。
テーブルクロスとお手製のランチョンマットをしき
シルバーやコップを並べ、
サラダバーを作り、
お花を飾り、
お料理もでき、
手作りレストランの完成です。
2月のお誕生日のお祝いをサプライズでさせていただき、
さぁ、お食事会のスタート。
サラダバーで好きな野菜を好きなだけ取って頂き、
スープ、スパゲッティ、デザート、コーヒーは豆をご自身で挽き、
紅茶も茶葉から、麦茶も麦から煮出し、香りを楽しみました。
みなさん
「生野菜がおいしいわね」
「ホテルやレストランに来たみたいだわ」
「彩りがカラフルで綺麗ね」
「味もしっかりしている」
「挽きたての、コーヒーの香りがいいわ」と大変ご満足した様子。
帰り際、居住者の方たちが
「気の早い話だけど来月もできるかしら」
「ひな祭りにあわせてチラシ寿司なんかいいわね」
と既に次回のお話が進んでいました。
来月も皆さんからご意見を頂きながら、一緒に作り、食べ、
楽しい時間を過ごせたらと思っています