毎日食べるものだから

高齢者住宅の食堂というのはなんだか特殊?
と思われがちですが、確かにちょっと特殊かもしれません。
それは「毎日食べる」という事を意識しているからでしょうか。

「毎日外食」という方は珍しいと思います。
自宅で家族が作ってくれる食事が中心で「外食」はたまに。
外食をするとついつい食べ過ぎて、
家の食事でリセットする方もいるのではないでしょうか。

高齢者住宅の食事はまさに「家の食事」
家族が作ってくれている、バランスのとれた食事。
それがゆいま~る食堂の大切なところだと思っています。
「外食」だけど「家の食事」
毎日利用される居住者もいますし、近隣で毎日来店下さる方もいます。

ご近所の常連サラリーマンにお話を伺いました。
お仕事が忙しい時期は昼・夜来店下さっています。

ゆいま~る食堂を利用し始めて

*食事の時の栄養バランスに気を付けるようになりました。
*ゆいま~る食堂に通えばやせて、休むと太ることがわかりました。
*普段意識していない魚・野菜の摂取量が増えました。
*食生活の見直しをするきっかけとなりました。
*体重が減少しました。

と、嬉しいコメントをいただきました。

量が特段多いわけでも、珍しい食材があるわけでもないけれど
旬の野菜が、季節に合わせた味付けで丁寧に作られる
「家の食事」は、居住者はもちろん、地域の方の
健康づくりにも役立つ場になっていきたいものです。

余談ですが、
「やがて、いのちに変わるもの」
というキャッチコピーをご存知でしょうか。

お酢でおなじみのミツカン のスローガンです。
有名なコピーライター岩崎俊一さんの作品です。

「身体・健康の為に」と意識して食べますが、
「いのちに変わるもの」と、目にしたとき、改めてはっとさせられました。

高齢者にとって特に食べることは生きる事。

体調を崩されたときに一番先にみるのは水分と栄養(食事)状態です。
栄養状態が落ちてしまうと、そのまま「完成期」に入ってしまわれることもあります。

一方で、食事を整えることで完成期に入らず回復された方もいます。

まさに「いのちに変わるもの」。
食事の大切さに気付かされます。

90代、まだまだこれからも年を重ねます!

誕生月のお祝いをしました。
 1月は2人の方がお誕生日を迎えられました。Sさん93歳、Yさん95歳です。 
「♪ハッピーバースデートゥユー♪」の音楽とともに、Sさん、Yさんの目の前に スタッフお手製のフルーツケーキが運ばれ、利用者から「わぁ〜」と歓声があがりました。
スタッフから、プレゼントとお祝いのカードを渡され、嬉しそうな表情。
他の利用者のみなさんからのお祝いのメッセージ
「おたんじょうびおめでとうございます。」「長生きしてください」
の言葉にYさんは「ありがとう」と感無量のご様子
新年を迎え、皆さんにおめでたい気分を味わって頂きたいと思い企画した
「めでたい」にかけての「おめでたい(鯛)釣ゲーム」
いざ!挑戦
大吉・中吉・小吉の文字が隠されている鯛を夢中で釣っています。
誕生日のお2人には実際に神社でひいた「おみくじ」付きのおめで鯛を釣って頂きました。
たくさん釣った上位3名にはスタッフからの「愛」のプレゼントを贈呈。3位はスタッフ全員が駆け寄り「拍手」、そして2位は「握手」、
1位のOさんにはスタッフ全員から「ハグ」のプレゼント!(笑)
Oさんが手を広げられ、その胸の中に次々にスタッフが
飛び込み、そして飛び跳ね大はしゃぎ。
お待ちかねのケーキ。ロウソクを吹き消して頂き、紅茶と一緒に頂きました。
皆さん「おいしい」と大満足の様子でした。
花菜では手作り感、利用者とのスキンシップを大切にしています。

『BSフジ「プライムニュース」』(ゆいま~る那須)

4月15日(水)、BSフジ「プライムニュース」の中で、ゆいま~る那須が先進事例として紹介されました。

特集『“地方”とニッポン 今とこれから』

▼ゲスト

石破茂 地方創生担当相 自由民主党衆議院議員
増田寛也 野村総合研究所顧問 元総務相
松田智生 三菱総合研究所プラチナ社会研究センター主席研究員

▼石破茂地方創生相が「ゆいま~る那須」視察!された経緯から、ゆいま~る那須紹介されました。

テレビ朝日取材が入りました!

4月4日(土)、テレビ朝日の取材が行われました。まだ放映前なので、詳しい内容はお伝え出来ませんが、2月28日の石破茂・地方創生相の視察がきっかけとなり、今回密着取材となりました。

テレビクルーが到着する前に食堂に向かうと、居住者のUさんが、お花を活けてくださっていました。

ゆいま~る那須の食堂では季節、季節のお花が活けられています。

テレビスタッフとの打ち合わせ終了後、取材がスタート。

 

望月和夫さんの朝は、ゆいま~る那須のお隣にある森林ノ牧場で飼われているヤギ(プリンス)お散歩からスタートします。(プリンスのお散歩風景は今回初お披露目!)

その様子を撮影する中で、望月さんが那須への住み替えたきっかけや、那須の暮らしの様子について質問されていました。そんな中でもプリンスは、マイペースで草を食んでいました。

 

望月浩子さんは、ゆいま~る那須に併設をしているあいデイサービスのボランティアをされています。ボランティアを始めたきっかけや那須の暮らしについて質問されました。

食堂のシーンでは、小泉實さんのそば打ち(週に2回(うどん、そば)提供)、ゆばとお豆腐の移動販売、うみたて卵の販売の様子も撮影されました。天ぷらは、居住者2名が曜日交代で揚げています。

お昼は、テレビクルーの皆さんと小泉さんのおそば、揚げたての天ぷらをご堪能いただきました。

昼食後は、大場ハウス長の伴奏のもと、居住者のハーモニカと合唱

図書部会の図書の整理の様子

自遊人倶楽部の活動の様子

自遊人倶楽部のインタビューでは「本格的な編み物は那須に引っ越してきてから」との話の中で、カメラマンからは「どんな歳をとっても、スタートできることに勇気をもらいました」とのご感想をいただきました。

高木まき子さんのヘアカットの様子

「ここ(那須)に引っ越してこなければ80歳までハサミを持ってなかったわ」と。美容師になったきかっけや、ヘアカットすることへの想いなどについて質問を受けました。

大場ハウス長のインタビューでは、ゆいま~る那須のコンセプトや課題についてお話させていただきました。

取材もいよいよ終盤戦

毎週土曜日は、ゆいま~る居酒屋がオープンします。メニュー表の土曜日の夕食の欄は、通常の夕食メニューの他に居酒屋メニューがあります。夕方から、おばんざいがどんどん出きあがっていきます。(コロッケ、カキフライ、おいなりさん、タケノコご飯、どんこの煮魚、手羽元の煮物、芋がらの煮物、刺身、酢の物、ホウレンソウのおひたし、ひたし豆)そして生ビールも用意されていました!

盛り付けや準備も、居住者が担当しています。

ゆいま~る居酒屋では、おばんざいだけ購入されて帰る方、その場でお酒と一緒に召し上がれる方、皆さんのそれぞれの要望に合わせに合わせて選べます。

居住者のHさんは、90歳でお酒の楽しみを覚えられたそうです。お酒をいただくお顔は、心から楽しまれている様子が伝わってきます。

当日は、居住者、地域の皆さん、視察に来られた岩手の事業者の方、スタッフも参加し、20名を超すとても賑やかな会となりました。

テレビクルーがやっと撮影終了した後、食堂に入ると、皆さんから自然と「おつかれさま~」と、拍手があがりました。テレビクルーの皆さんにも一言挨拶をしていただき、場も盛り上がりました。

今回の取材では、居住者、スタッフ総動員で協力していただき、無事に終了することができました。

ゆいま~る那須での暮らしが少しでも多くの皆さんに伝わるものでありますように!

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<入居のご相談・お問い合わせ>

ゆいま~る那須にご関心のある方は、お気軽にお問い合わせください。

ゆいま〜る那須
〒329-3224
栃木県那須郡那須町大字豊原乙627-115
TEL:0287-77-7223

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居住者インタビュー「僕が選んだ部屋」

深澤健一さん(69歳) 

■インタビューのお願いにあがったときは、あまり気が進まないというふうでおられましたが、今日は、お出ましいただきありがとうございます。

気が進まないというより、たぶん僕はそちらが期待するような話はできませんよという意味で。(僕は)基本ひねくれ者だから、話としてはつまらないだろうなと。

 ■いえいえ、そういう方のお話なら、なおさらお聞きしたい(笑)。普段のありのままの暮らしの様子を伺えればと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。ゆいま~る那須にはいつからお住みになっているのですか。

 昨年(2013年)11月下旬ごろからです。東京の家を引き払い、ゆいま~る那須での暮らしに完全に切り替えました。

ここでの暮らしはとても気に入っています。細々と気になることがあったとしても、総じてみれば、些細なことです。ただ、あえてひとつだけ挙げれば、洗濯物を干す場所の前が雑木林なので、虫がつくことかな。だから外に干さないで、乾燥機を使っています。そんな程度。それよりも何もよりも、死に場所――ここなら死んでも大丈夫、 という場所が見つかったことで、とても大きな安心感をえられたのが一番よかった。そのことに感謝しています。

僕には基本的に世捨て人願望があって、とはいっても、山奥に一人で庵を結んで棲むとか、自給自足をするなどといった「潔い世捨て人」になるほど、徹底して腹をくくれないから、まあ、「中途半端な世捨て人」なんです。それに「センチメンタリスト」。妻を6年前に失くして、今はつまらない時間を過ごしています。これまで過ごしてきた時間がとても幸せだったから、過去ばかり思い出してしまう。このように昔を懐かしみながら過ごす場所として、ゆいま~る那須の僕の選んだ部屋はぴったりなんです。

■どのようなお部屋なのですか。

見学会で案内してくださったとき、敷地の端っこにある、となりの家も見えない、窓からは雑木林の木々ばかりの、しかも南向きでない部屋です。人生の残り時間を一人静かに自分と向かい合って暮らしたいと思っていた僕はとても気に入りました。

以前、住んでいた調布のマンションは最上階でとにかく日当たりがよすぎた。日光が部屋の奥まで射すので暑いから、結局カーテンを閉め切ることになる。だから景色は見えない。それが今ではカーテンで光を遮る必要もなく、木々の緑をありのままにみることができる。太陽の光も木漏れ日となってほどよく入ってくる。木々の緑がカーテンの役割を果たしてくれて、最高の景色を眺めながら暮らせることがありがたいです。

残り少ない居室のなかで「これしかない」ではなく、「この部屋だからこそ」と選んだ。他の高齢者住宅にこんな条件のところはないとわかっていたので、即決しました。

■高齢者住宅を探し始めたきっかは何だったのですか。

妻が亡くなり一人になったある時、民生委員の人が訪ねてきて、「ああ、僕もとうとう人から心配される身になったんだ」ということを感じ、「年をとるってことは人から心配されることなのだな」と思い知りました。東京のマンションの部屋で、もし一人で死んでしまったらどうなるか。マンションの運営会社は売りにくくなって困るだろうし、隣の人は「なぜもっと相談してくれなかったのだろう」と悩むだろうし、民生委員は「私の力不足だった」と反省するだろうし……。そんなふうに考とえたら、やっぱり、このままじゃまずいなと。「自分の身体をとにかくどこかに収めたかった」という感じです。

つまり「自助」。自分で自分の始末をつけなければならいと思い立ち、高齢者住宅のことを調べて、いくつか見学もしました。僕は福島県の出身だから郡山でも探していたとき、近くのゆいま~る那須が検索でヒットした。そのとき「ここなら部屋の窓の向こうに故郷の福島を感じながら過ごせるかな」と思ったんです。それに狭い鉄筋コンクリートの老人ホームはいやだった。木造で温かみのあるゆいま~る那須の部屋は14坪と、ある程度広いし、自由に放し飼いにしてくれるのもありがたい。

■コミュニティのある暮らしについてはどうでしょうか?

冒頭述べたような「世捨て人」ですから、コミュニティに対する意識は薄かったのですが、それなりに馴染んでいます。麻雀の仲間にも入れてもらうし、カラオケにもみんなで行ったし、夕食は食堂でみんなと食べるし。餅つきや雪かきもやろうと思っています。みんなの後ろにいて最後の足りないところ補うというのが僕の性分というか、生き方なので、ここでもそんなふうにやっていこうと思っています。

コミュニティのなかで僕が決めているのは、「世捨て人の礼儀として、誰とでもうまくやる」ということ。いいかげんな性格なので、ほどよいつきあいができて助かります。また、ズボラなので食堂はありがたい。ウィークデイは夕飯、土日は昼食と、毎日1回は必ず利用しています。でも、朝ごはんは自分でしっかりつくって白米を食べています。

■ふだんのくらしの中での楽しみは?

散歩です。東京にいるときから歩くことを自分に課していたので、こちらでも続けています。3つコースができました。一日に10キロくらい歩きます。

那須に住むことを周りの人に告げたら、ある友人がお餞別に「熊よけの鈴」をくれたんですよ。最近、この付近にも熊の目撃情報があるので、これが思いもよらず役立って、鈴を鳴らしながら歩いています。

それと、東京に住んでいるときよりも、東京が面白くなった。月に1~2回は東京に出かけて、友人・知人と会う隙間に、事前に調べておいた美術展や演劇を鑑賞して、帰ってくる。東京に住んでいると、いつでもすぐいけると思って、結局、そんなに出かけないんだよね。そういうことで今は東京にいる時間がとても充実しています。

 

居住者インタビュー「過ごしやすいゆいま~る那須をつくっていきたい」

Kさん(73歳)

入居して4年目。ゆいま~る那須に住んでよかったと思っています。建物も木造で気密性もあるので、冬も暖かく過ごしています。

高齢者住宅を探し始めたきっかけは母が亡くなったこと。松原惇子さんの『ひとりの老後はこわくない』を偶然、本屋さんで見つけました。その本にはゆいま~る那須のことも紹介されており、スタッフの方が誠実に対応してくださったこともあって、他のところは見学せず、ゆいま~る那須の入居を決めました。一般社団法人コミュニティネットワーク協会の近山恵子さんがセミナーなどで「年金12万円と1000万円の貯金で暮らせる高齢者住宅」とゆいま~る那須を紹介してくださったとき、自分にぴったりな内容だなと思ったのです。

人間なので、自分が決めたことが、後で違ったと思うこともあるかもしれません。けれども、自分で決めた以上は、なるべくよいところに目を向けながら、入居者の方々とともに、過ごしやすいゆいま~る那須をつくっていきたいと思っています。

 

本日放映!BSフジ「プライムニュース」

4月15日(水)、BSフジ「プライムニュース」の中で、ゆいま~る那須が先進事例として紹介されます。

ぜひご覧ください。

■番組名:プライムニュース

■テレビ局:BSフジ

■放映日:4月15日(水)

■放送時間20:00~21:55

※後半の21時前後の石破大臣のお話の中で、ゆいま~る那須の事例が紹介される予定です。

 【番組内容】 特集『“地方”とニッポン 今とこれから』

12日に前半の投開票を終えた統一地方選。今回は、無投票再選が過去最多

となるなど、低調な関心が指摘されている。原因の一つに「地方自治」をめぐる

論点が絞り切れていないことも挙げられる。

安倍政権の掲げる「地方創生」のかけ声に異論をはさむ余地は少ないよう

に見えるが、具体論をどう考えるのか。沖縄や大阪で起きていることとの整

合性は。じっくりと議論する。

▼ゲスト

石破茂 地方創生担当相 自由民主党衆議院議員

増田寛也 野村総合研究所顧問 元総務相

松田智生 三菱総合研究所プラチナ社会研究センター主席研究員

石破茂地方創生相が「ゆいま~る那須」視察!

2月28日、石破茂地方創生相がゆいま~る那須を来訪されました。

当日は朝からスタッフと居住者総動員で、お迎えの準備をしました。簗(やな)和生衆議院議員、高久勝町長もお越しになり、石破地方創生相をお迎え致しました。

昨年9月『まち・ひと・しごと創生本部』が安倍首相の施策のもと設置されました。①若年層の就労・結婚・子育て支援、②東京一極集中の歯止め、③地域課題の解決、人口減少克服、地方創生という課題に省庁横断で取り組むというこの組織です。その流れの中で、ゆいま~る那須の取り組みが注目をされ、今回視察をされました。

左(石破茂地方創生大臣)右奥(コミュニティネットワーク協会 近山理事長)右手前(コミュニティネット 高橋社長)

弊社社長高橋から、ゆいま~る那須が豊かな自然環境に恵まれた広大な土地を利用し、健康と福祉をコンセプトにした多世代共生型のくらしの空間を目指してきたことを説明させていただきました。また「まち・ひと・しごと」創生に向けた、ゆいま~る那須の役割や地域にもたらすメリット、そしてまちづくりに欠かせないこと等について、お話させていただきました。石破地方創生相もゆいま~る那須の取り組みを大変関心を持たれておりました。

その後、一般社団法人コミュニティネットワーク協会の近山理事長にご説明をしていただきながら、ゆいま~る那須の見学、隣接している森林ノ牧場の見学を行いました。

図書室
居住者Uさんの居室訪問
森林ノ牧場
右(石破地方創生相) 左(高久勝町長)

その後、ゆいま~る食堂でお食事を召し上がっていただきながら、ゆいま~る那須の取り組みについてお話させていただきました。

手作りのお料理でおもてなし

また本日は、ちょうど地域プロデューサー塾が開催されており、食堂は参加者もまじえ40名を超える大変にぎやかな会となりました。

毎週土曜日は居酒屋ゆいま~るの日、メニューも豊富です。

メニュー:おでん・さしみ・擬製豆腐・ほうれん草ごまあえ・一夜漬け・大根醤油つけ・コロッケ・鶏手羽元煮・ひたし豆・重ね煮ちらし・しめじご飯おにぎり・高菜おにぎり

今回、食堂のレイアウト、食堂に飾る生け花、居室訪問の対応、食堂のボランティア、カメラマンなど多くの居住者の皆さんにご協力をいただき、無事に石破地方創生相をお迎えすることができました。

ゆいま~る那須は、居住者の皆さんの支えあいで毎日を積み重ねています。今回、そんなゆいま~る那須の参加型の取り組みを肌で感じていただけたのではないかと思います。

※地域プロデューサーとは

地域にある「人・物・金・情報」等の資源をコーディネートし、未来図を描き、自ら地域のリーダーとなって地域をデザインをしていく、地域づくりのスペシャリストです。一般社団法人コミュニティネットワーク協会が「地域プロデューサー養成講座」を開催しています。詳しくはこちらから→

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<入居のご相談・お問い合わせ>

ゆいま〜る那須
〒329-3224
栃木県那須郡那須町大字豊原乙627-115
TEL:0287-77-7223

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私の半生はカメラとともにあった

先日、ゆいま~る拝島にて“お金を介さない贈り合いの場”を
コンセプトに開かれたフリーマーケット。

そこでのエピソードをご紹介したいと思います。

当日は食器に家具、家電、衣類や飾り物、ちょっとした便利用品
などなど多数のモノが出揃いました。

その中に置かれていた大きなニコンのカメラ・・・。

それは居住者のMさんが長年愛用し続けていた大切なカメラでした。

しかし最近、Mさんの視力は衰えが進み、カメラを撮ることが難しくなって
きました。

“このニコンのカメラは私の半生の友でした。このカメラを愛して下さる方が
いらしたら、嬉しいです”

想いのこもったメッセージを添えて、今回の贈り合いの場に出品してくださいました。

Mさんは子どもの頃からカメラが好きで、60歳で退職されてからは
一層熱心にカメラにのめり込まれるようになりました。

朝日新聞のカルチャーセンターやニコンのカメラ教室に10年以上所属し、
展覧会を開いたり、写真集を出したりしていたそうです。

「毎年、庭に咲いた福寿草を撮っていましてね・・・福寿草の“勢い”を撮る為に
地べたに腹ばいになって撮ってましたよ」


(ボランティアのかたが演奏を披露してくださいました!)

しかし今は、デジタルカメラが主流で、携帯電話でも写真が撮れる時代。

この素晴らしいフィルムカメラを使いこなせる方はなかなかいないのかもしれません。
フリーマーケットが終盤に差し掛かっても貰い手は現れませんでした。

フリーマーケットが終わったのち、残ったモノを集めていると、
お隣のデイサービスでお手伝いをしていた15歳の男の子が訪ねてきてくれました。

「写真に興味があるの?」と聞くと
「はい。興味あります。」とおっしゃられました。

・・・そして、ニコンのカメラを大切に持って帰って行きました。

「単にきれいなものを撮るのではなく、人間の喜びや悲しみ、
生活感を写してほしい」

Mさんから、男の子へのメッセージです。

初のらくらくスマホ教室

ちょっと前のはなしになりますが・・・

2月25日 ゆいま~る多摩平の森で初のスマホ教室を開催しました。

当日はNTTドコモより講師をお招きし、貸し出しスマホや、

ご自身で使っているスマホを使いながらの一時間半。

定員10名と予定していましたが1人オーバーで全員11人。興味の高さがうかがえます。

▼みなさんの真剣に受講されている姿

「画面が大きくて見やすいけど、複雑な機能も多いから、使いこなせるのかな」

というような気持ちで受講されていたのではないでしょうか。

講師の方がまず最初にスマホの起動方法から丁寧に

わかりやすく教えてくださり、少しずつ難しい内容に移り

「カメラ」、「しゃべってコンシェル」、「LINE」など

便利で普段の生活に役立つ機能も説明いただきました。

参加者はスマホを1人1台操作し、お互いに「LINE」でメッセージを送ったり、

グループで会話したり、テレビ電話も体験。

“ガラケー”では出来ない、スマホならではの機能に驚き、教室は大盛り上がりでした。

▼初の「LINE」での会話

2時間前後の講座が皆さんで楽しく過ごし、あっという間に終わりが近づいてきました。

皆さんから「楽しかったね、やっぱり何でもやってみないとわからないよね」

「これはやっぱり便利だね」、「またやりたいわ」と色々感想をいただきました。

現在、日本ではスマートホンの普及率が年々増えており

若年層のスマートホンの使用率は7割前後だといわれています。

高齢者でもスマホ使いたいという方も少なくないと思います。

スマホを使っていた方も、初めて手にされた方も、楽しんでいただけたのではないでしょうか。