二周年記念食事会~よし邑~

12月14日(水)にゆいま~る高島平の2周年を祝い、食事会をしました。

タクシーで5分ほどの近い距離。電車で来られる方もいればタクシーでと、現地集合でしたが遅刻・欠席なく会がはじまりました。
日本庭園を見ながらのお部屋で、普段はこんなに多くの方々が一堂に会する機会がないだけににぎやかな食事会です。

皆さん引っ越して来られて1年前後。気心も知れてきて楽しいひと時。

自分にとって今年の一文字を発表しつつ自己紹介をしましたが、「飛」・「楽」・「淋」・「転」・「老」・・・と思い思いの1年を現していました。

「高島平は酔って帰ったら迷子になる」

「私は自分のうちがわからず人に聞いたことがあるわ」

「棟に書いてある番号を見ながら帰ると首が痛くなる」と団地ならではのエピソード。

上品な料理を口にしながらにぎやかに会話もはずみます。

1月に入居予定の方も不安を抱えながらも参加していただきましたが、居住者の皆さんが和やかに楽しく歓談しているのを見て、「こんな感じで安心しました」との言葉をいただき、スタッフも嬉しくなりました。

また来年、3期に入居される方も増えて3周年もにぎやかにできたらと思います。

クリスマス会をしました

12月22日(木) クリスマス会を開催しました!
参加者はスタッフ含め約35名

和気あいあいとした雰囲気の中で、皆さん思い思いに楽しんでくださっていました。
恒例となりつつある「うたごえサークル」の合唱に始まり、
クリスマスランチや素敵なケーキに舌鼓!

サンタさんとトナカイも特別ゲストに登場!

「楽しかった~」「また来年」というお声を頂きました。
こういった大きなイベントは年に数回しかできませんが、
スタッフは入念に準備し、当日はスタッフ含めた参加者全員が楽しめる会にできるように心がけています。
また来年もお楽しみに!

昼食作りの会 皆で季節の寄せ鍋を作ろう!

みんなで季節の寄せ鍋を作ろう!

気温も下がりお鍋が恋しい時期

「そうだ、季節のお鍋を作って温まろう!」

と思い付き、企画してみた。
ここ最近の野菜の価格高騰が激しく、予算内で材料を揃えることはできたが

「ちょっと量が寂しいかな?」とまた不安。

しかし、余って廃棄するより、気持ち良く食べき
って満足感を味わおう!と割り切って開始した。

お鍋の具材の中身は・・・

白菜、大根、人参、鶏つくね、竹輪、

ごぼう天、舞茸、鱈、豆腐、菊菜。これを、醤油味の寄せ鍋に!

包丁を使い慣れた方には野菜や練り物を切り分けていただき、他の方に
は、舞茸を手でほぐしていただいた。

少し硬めの大根を、いとも簡単に薄切りにしてくださった包丁裁きに拍手!

材料が切り揃う頃に合わせて、小さなおにぎりの準備。形は色々あれど、手
作り感たっぷりのおにぎり完成。

鍋を火にかけ、出汁がグツグツ温まったら、大根、人参など硬めの材料から投入。


続いて葉物野菜、鶏つくね、鱈、豆腐を投入し、ひと煮立ち
してから、最後に菊菜を投入して蓋を閉じて完成!

 

まだかな、まだかな

待ちきれず、利用者の方も鍋の蓋を開けようと試みるが、蓋まで熱くて断念。

ここはスタッフが頑張って素手で蓋を開け閉めする。

ちょうど12時にお鍋とおにぎりが整い、みんなで一斉に「いただきます!」

・・・と思いきや、いつも傾眠がちの利用者の方が、おにぎりを手に取って
食べ始めておられ、その光景にみんなの手が一瞬止まりました。

ご自身で召し上がる方も、スタッフの介助で召し上がる方も、熱々のお

鍋料理を堪能し、体の芯まで温まって、最後にはうちわで扇ぐ姿も。

ほぼ残らず召し上がっていただき、味にも量にも満足いただき、体も心
も温まっていただけた、昼食作りの会でした。

盛りだくさん!クリスマス

12月25日(日)、クリスマス会を開きました♪

最初に、居住者よりハンドベルとコーラスを披露いただきました。
▼ハンドベル豪華4曲メドレー!!
「ジングルベル」「サンタが街にやってくる」「諸人こぞりて」「きよしこの夜」
皆さん聞き入っていました。

コーラスでの「見上げてごらん夜の星を」は、途中、なんと手話つきです!

クリスマス会に向けてハンドベル・コーラスを日々練習されていた皆さん。
素敵なベルの音色とコーラスでクリスマス気分が高まります。

ゲストに、大道芸人のテリーさんにお越し頂きました。
コミックマジックでの参加者とのやり取りでは会場大笑い!
リズムの良いタップダンスに拍手喝采!

Nさんは「こんな近くで見られるなんて!」と驚きに加え
「どうして音が出るの?」と興味津々。
テリーさんは、靴の裏にある金属を見せてくださいました。

さらには、居住者の皆さんもが皿回しを体験できる時間も!
悪戦苦闘しながらも、見事、3人大成功です。
挑戦したTさんは、
「回し始めるのが難しかったが、お皿を回し続けるのは簡単にできた」
とのこと。

盛りだくさんの催し物の後には皆さんでイチゴのショートケーキを堪能♪
賑やかなクリスマスでした。

柚子風呂でポッカポカ

ゆらリズムスタッフSさんが、自宅で収穫した柚子を持ってきてくれました。

早速、12月21日の冬至にゆらリズムのお風呂に浮かべてみました。
ゆらリズム自慢のヒノキのお風呂に柚子を浮かべて、とても贅沢なお風呂になりました。

柚子湯には血行を促進して冷え性を緩和したり、体を温めて風邪を予防したり、果皮に含まれるクエン酸やビタミンCによる美肌効果、さらに、芳香によるリラックス効果もあるそうです。

そして、食事はキッチンスタッフが心を込めて南瓜料理を作ってくれました。
温かいほうとう鍋。すごく美味しそうです。

南瓜のほうとうは、利用者の皆さんにも大好評でした。

柚子湯に南瓜、今年の冬も元気に過ごせそうですね。

行って・見て・聞いて・実感!セミナー&見学会のお知らせ  

 

ゆいま~る福が10月27日にオープンをして、あと少しで2ケ月が経ちます。

お引越しの方もだんだんと増え、皆さんが食堂などで楽しそうに談笑される様子も多くなりました。これからクリスマス、お正月と年末年始の準備が進んでいます。ゆいま~る福にとっては、初めてのお正月です。

現在、毎月開催している見学会ですが、1月、2月は現地見学会のほかセミナーも開催します。シニア・ライフプランナーの川添登巳雄さんをお迎えして「お金と高齢者住宅」を考えるセミナー、また高齢者住宅情報センター・大阪センター長の米沢なな子さんの司会のもと、居住者の皆さんにゆいま~る福での暮らしを聴くセミナーを開催します。皆さんのお越しをお待ちしております。

★見学会
■日時:2017年1月11日(水)、17日(火)、27日(金)、
       2月6日(月)、14日(火)、22日(水)

■時間:午前10時30分集合

■集合場所:阪神なんば線「福」駅 なんば方面改札口

■会場:ゆいま~る福

■参加費:800円(ランチ・コーヒー付)

■定員:各回15名(★要予約)

★以下2日間は、見学会終了後セミナーあり(13:30~15:00)

 

■1月17日(火)「お金から考える高齢者住宅への入居」

講師:川添登巳雄さん(シニア・ライフプランナー)

■2月6日(月) 「入居者が語る~高齢者住宅の暮らし~」

司会:米沢なな子さん(高齢者住宅情報センター大阪センター長)

■お申し込み・お問合わせ フリーダイヤル 0120-006-574 (午前10時~午後5時)

*ゆいま~る福の情報はこちら→

*オープニングパーティーや入居を決めた方の声など、ゆいま~る福ブログはこちら→

クリスマスの飾りつけをする居住者の皆さん

ゆらリズムクリスマスコンサート

12月15日、ゆらリズムでクリスマスコンサートが開催されました。

9月にボランティアで来て下さった菊池さんたちが、また来て下さいました。

利用者の皆さんはもちろん、地域住民の方々も足を運んで下さりたくさんの方に参加して頂きました。

まずは、マジックを披露してくださった秋山さん。

風船を食べるマジックは場内から歓声があがりました。

マジックの後は「再会」を熱唱してくださいました。

続いて、オカリナ演奏は小倉さん。

「もみじ」「旅愁」「朧月夜」を演奏してくださいました。

オカリナの優しい音色に癒されます。

次はハーモニカ演奏、橋本さん。

「故郷」「かえるの歌」「きらきら星」を披露してくださいました。

ハーモニカの音色がとても綺麗でした。

そして今回は、プロの歌手の方が来てくださいました。

菊池らんさん。ギター演奏の菊池さんの奥様だそうです。

ご自身の「おんなの岩木山」と、「舟歌」を披露してくださいました。

さすがにプロの歌声は素晴らしく、皆さん聴き入っていました。

そして最後に、菊池さんのギターに合わせて「今日の日はさようなら」「きよしこの夜」「ジングルベル」を合唱しました。

菊池らんさんの歌声に感激した利用者の皆さん。

記念に一緒に写真を撮ってもらい、ご満悦でした。

今回もとても素敵な時間を過ごさせて頂き、本当にありがとうございました。

コスモス観賞

恒例の秋のイベントとして

今年は、天気のよい日を選んで、コスモスや紅葉を観賞しに外出しました。

コスモス街道には車で行き、地元の自治会の方が植えられたコスモスの見える堤防を歩きました。

「きれいねぇ」「気持ちいい」と、少しデコボコした道まで移動されコスモスに近づいて花びらを触ってられました。

川に生えているススキを目にして季節を感じられたり、秋空の広がった風景を眺めては、秋の気配を感じていらっしゃいました。

途中で、立ったまま温かいコーヒーを飲んで一息。

大きな柿が実っているのを眺めたり、すずめが一斉に飛び立つ姿に「わぁ、驚いたぁ」とビックリされたり

楽しく、ゆっくり散策されました。

歩行が不安定な方々は、近くのコスモスを見に車椅子でお連れしました。

紅葉を見ながら綺麗な落ち葉をお渡しすると「こんなに赤くなって・・・」とご覧になっていました。

広がったコスモスを前にすると、いつもは静かな方も「きれい」「この薄い色が好きです」とピンクのコスモスを撫でておられました。

コスモスを背景に記念写真。

スタッフが「来年もまた来ましょうね!」とお声掛けすると「また連れて来てください!」と

とても嬉しそうな表情で笑っておられました。

今年は比較的暖かく天気が良かったので、皆さんがゆっくりとコスモスや紅葉を観賞して、季節を感じていただけました。

 

 

お仕事

人はいくつになっても、どんな状態になっても、誰かの役に立ちたいと思います。

ゆいま~る聖ヶ丘グループハウスには、日常的な見守りや、少しだけお手伝いが必要な方達が暮らされています。介護を必要とされている方達です。

ご病気であったり、認知症であったり、理由は人さまざまです。

先日、ある方のお部屋で私が洗濯物をたたんでいると、ベッドに寝ながら見ていた居住者の方が、こんなことを泣きそうな顔で言われました。
『私はなんにもできない、なんにもできない、なんにもできない』

その方は車椅子生活で左手も麻痺で使えません。ですから、多くの場面で介助を必要とされています。

・・・・・・・・・・・・・

なんとなく違うなと思いました。『なんにもできない』ではなく、
私達が『やってしまっている』から『なんにもできない』と思わせてしまっている。
だから尋ねました。

「一緒にやってみますか?」
『できるかしら?でもやってみたいわ』
その方の表情が変わりました。

一緒に座り、ゆっくりゆっくりタオルをたたみました。
みなさんも右手だけで綺麗にタオルをたたんでみてください。けっこう苦労します。

この方も3枚たたむのに15分かかりました。でも最後に一言
『できたわ!私もできたわ』
と、満面の笑みでした。(おのせできないのが残念)

 

他にもグループハウスのリビングで掃除機をかけていると、Aさんのじっと見つめる視線を感じました。

「どうしました?」と声をかけると、
『男がやるものかしら』とおっしゃいます。
「手伝ってくれますか」
『なにをすればいいの』
「掃除機をかけていただけますか?」
『いいわよ、かしてごらんなさい』

Aさんの手伝いたい気持ちは満点です。その気持ちを大切にしたいので、何かあった時にはサポートができるよう、つかず離れず見守りをしながら、お願いをしました。

『こんなかんじ?』

「そうですね、いいですね。綺麗になりました。テーブルの下が埃たまっていたので、お願いできますか?」
『了解』

気づけばリビングだけでなく、廊下もやってくださいました。
全部仕事が終わったらリビングで大好きな紅茶を召し上がり、『仕事のあとの一杯はおいしいわね』とおっしゃり、本当にその表情は満足されたようなお顔をされていました。泣き顔も笑顔に変わります。そして満足した顔に変わります。もちろん紅茶のカップも洗っていってくださいました。

『介護』というと、一般的には介護者はやってあげる、してあげる、イメージがあります。でも本当に大切なのは。『まつ』こと。

その方ができないところだけお手伝いすること。スタッフがやってしまうことは簡単です。でもそれは「居住者の生活」としては、ご本人ができることを奪ってしまっています。

人によって求められるサポートはそれぞれです。なかなか難しいこともありますが、居住者の出来ること、やりたいことを一緒にやっていきたいです。