大失敗の、火災時避難訓練
5月19日、居住者と共に
火災時の避難訓練&AED講習会を行いました。
毎回、様々な課題に挑戦し、実際に近い形でと訓練に臨んでいます。
今回は、各戸に全戸放送が導入されて、初の火災時訓練。
居住者には、あえて訓練時間、出火場所、避難場所はお伝えしないで
エレベーターも使えない、事前の出欠確認はとらないで、
準訓練を行いました。
しかし、訓練時、全戸放送が流れないという、ハプニング発生。
非常ベルだけがけたたましく鳴り、居住者へ誘導指示を出す
全戸放送が流れませんでした。誘導スタッフは、声を張り上げ
避難誘導。居住者には、本当に申し訳ない事をしてしまいました。
避難訓練は大失敗です。
居住者からは、
「本当の火事だったら大変。もっと訓練してほしい」
「試験放送日を決めて、繰り返し訓練しては」
「スタッフの指示があれば動ける」
等々たくさんのご意見、アドバイスを頂きました。
後半は、場所を変え、AED講習。
この時のアナウンスの全戸放送は無事に流れました。
設置場所の確認や、AEDの使い方について学びました。
災害時には何が起こるか分かりません。
スタッフも訓練の為の、準備をやめて、日頃から動作確認が
必要と痛感。様々な想定訓練をして視野を広くもつこと、
機器の操作を習得すること、スタッフも居住者も声を掛け合い
助け合うこと。課題をひとつひとつクリアして
いざという時に備えていきます。