第三回夏祭り

今年で3回目となる夏祭りが8月2日に開催されました。
居住者主体で行われる夏祭りです。
準備段階から参加してくださる居住者による実行委員と、
今年は花菜からスタッフ2名のお手伝いの申し出もあり実現に弾みがつきました。

テーマは「昔懐かしい屋台、遊び巡り」

ずっと天候がよかったのに当日になって雨降り!
駐車場での開催予定でしたが、急遽ハウス内で行うことになりました。

雨なので中止と思う居住者がいるのではと、実行委員の方々が手分けして
全居室を周り、参加を呼びかけてくださいました。
その甲斐あって、居住者は43人の参加。
外部の方35人、スタッフ、花菜利用者も含め93人の方がご参加くださいました。
今年もたこ焼きなど屋台物の無料券を配布して楽しんでいただきました。

ホールでスイカ割りと輪投げ、玄関のスペースでお菓子掴み。
ビーチボールのスイカを叩くと、よ~く冷えたスイカひと切れもらえます!
食堂入口ではたこ焼き。
玄関前の風除スペースでくじ引き、たこせん。
くじ引きは居住者から募った景品の数々を前に、祈りを込めてくじを引く姿が。
たこせんは「たこせんべい」という楕円形のえびせんべいに似たせんべいに
たこ焼きソースを塗り、青のりを散らしたもの。
せんべいだけ食べることもあればそれにたこ焼きを挟んで食べることもあります。

子供連れの家族の方が多く元気いっぱい、歓声がハウス内に響きました。

食堂ではかき氷、フランクフルト、焼きそば、唐揚げ、コロッケ、いなり寿司
などの販売でお祭り気分を盛り上げてくれました。

夏祭りの定番!伊川谷音頭保存会の方々の盆踊り。
食堂の中ではちょっと狭いかな。

最後は、夏祭りでは初登場の線香花火を楽しみました。

ハウス内での夏祭りはこじんまりだけど密になれるので、意外と評判がよく
雨でなくもハウス内でいいんじゃない?との声もありました。
3回目ともなれば近所の方々の参加も増え、やりがいがあります。
予算とにらめっとしながら、安くて美味しい食材の調達、景品の寄付など
ご協力いただきました皆様、ほんとうにありがとうございました。

ゆいま~る伊川谷の夏祭りは毎年8月第1土曜日、夕刻より開催します。
来年は是非ご参加ください。
当日だけでなく、準備からのご参加も大歓迎です!

今年もやります納涼祭!8/24(土)17:30~

8月24日日 17:30~19:00
今年で2回目となる「納涼祭」を開催します!


今年も、太鼓演奏、盆踊りがあります。
太鼓演奏は帝京大学・太鼓愛好会 蒼蔦さんの
若さあふれる太鼓演奏にご期待下さい!

 

又、伝統工芸飴細工の実演販売も!

最近、お祭りでもあまり目にする機会がすくない「飴細工」。
今回お越しいただく職人・水木さんは国内はもちろん、
サウジアラビアなどの海外出張実演もされているそうです。

まさに日本を代表する技ですね。

その他、豆腐の三河屋さんによる出店。ビールのおつまみに冷奴を楽しんだり・・・。
ファミリーマートのフランクフルトや、スーパーボールすくいなど、大人も子どもも楽しめます。
ぜひ、8月24日(日) 17:30~皆様のお越しをお待ちしています!

安心感につながる連携プレー

ゆいま~る聖ヶ丘には、2つの住まい方があります。
いつも近くのリビングルームにスタッフが居てくれる、
安心感があるグループハウス。

毎日の安否確認や、緊急対応がありながらも、
自由な生活が送れる一般居室。

居住者の皆さんの共通の心配事・・・
それは、「私の最期はどうなるのかしら?」という事です。

ゆいま~る聖ヶ丘のB棟1F
小規模多機能「かりん」(運営:医療法人財団天翁会)があります。

施設への通い、利用者宅への訪問、短期宿泊の3つのサービスがあり、
ゆいま~る聖ヶ丘からは、現在5名の方が利用されています。

特筆すべきは、スタッフの対応です。
「おはようございます! Aさん、お迎えにきました!」
毎朝笑顔で居室のベッドまで迎えに来て、
「今日は気分が乗らないわ!」と拒否されても、
30分後に再度笑顔で迎えに来るのです!

洗濯、掃除、体調管理など、日に何度もスタッフが往来し、
ゆいま~る聖ヶ丘 スタッフとの連携を図ります。
そんな対応が出来るのも、同じ敷地内にあればこそ!

見守りや介護が必要になっても、看取りのときも、
最期まで安心して住み慣れた家、住み慣れた地域で生活したい。
そんな理想ともいえる願いを実現するための仕組みが、
「ゆいま~る聖ヶ丘」と「かりん」との連携により成り立っています!

空室情報 IN ゆいま~る聖ヶ丘

台風も一過、ゆいま~る聖ヶ丘周辺は、ますます濃い緑に包まれ、

セミの鳴き声に夏、真っ盛りを感じます。

日々、季節の変化を感じながら、今回は、ゆいま~る聖ヶ丘の空室をご紹介いたします。

B棟405号室 32.32㎡ 9.78坪 1,768万円
部屋角より撮影

クローゼット

自らの意思で住み替え、地域やコミュニティに新たな居場所を創る。ゆいま~る聖ヶ丘は「健康・安心・交流」に加え、多様なサークル活動も充実しています。体験宿泊も利用可能!毎週土曜日には、内覧会も実施。

これからを考えてる方、ぜひお問い合わせください。

聖ヶ丘菜園日記

ゆいま~る聖ヶ丘のグループハウスで、菜園を始めました。
ベランダにプランターを置いて、ナスとミニトマトを植えました。

5月29日植え込みをしました。
最近は緑のカーテンや家庭菜園が流行っていますね。
自分で収穫する喜びを味わえるのがいいのでしょう。
皆「家庭菜園は初めて」と、ワクワクしながら
今から「どうやって食べようか」なんて話しながら植えました。

5月31日
トマトを美味しく成長させるためトマトの枝払いをしました。
「どの枝を切るの?」
せっかく伸びた枝を切るのは忍びないですが、
本枝を残し脇から出た枝を切ると、トマトに栄養が行くのです。

6月15日
トマト、ナスに水やりです。
皆「もう土が乾いてるよ、いやまだ大丈夫。」
探りながらの野菜作りですが梅雨の時期は水やりも難しいのです。

7月2日
かわいらしい赤いトマト、小太りなナスを収穫しました。
採れたてのトマトはそのまま、ナスはみょうがと塩もみにしました。
浅漬けを作るのなんてお手のものです。
収穫した野菜を直ぐに頂くのは最高の贅沢です。

7月26日
トマト、ナスの2回目の収穫です。
ナスはちょっと収穫時期が遅くなってしまい皮が硬いかも?
それでもナスと豚肉を炒め物にしました。
豚肉は近くのスパーで購入してナスは丁寧に皮をむきました。
味は最高!!お昼に皆で頂きました。

まだまだ実は付いていて夏中、楽しめそうです。
ナスやトマトが大きく育つように
少しずつ大きくなっていくコミュニティを
肌で実感しています。

ゆいま~る中沢でヒヨドリの子育て

7月10日頃、居住者のHさんから「正面玄関脇に植えてある樹の
上の方から、ピイピイ鳥の声が聞こえてくるよ」と教えていただいた。

セキレイが近くにいて、いつも巣を見つめているので「あれが親鳥?」
と皆で話しをしていると、大きな鳥が巣から飛び立ち、ヒヨドリと判明。

8/6、まだ羽毛がところどころのヒナが3羽確認できた。
8/11、昨日の台風で巣が落ちたかと心配したが、
5日間でこんなに大きく育っていました。

8/12、巣をのぞいてみると、ヒナがいない!
スタッフのHさんに話を聞いたところ、昨日の夕方にヒナが巣から
降りてきたところを見かけたそう。
来年も又ここで子育てをしてね。

 

浴衣女子!

8月3日(日)、Sさん宅で浴衣着付けがありました。

あみもの教室に来ている「りえんと多摩平」のCちゃんから
”流しそうめんイベントで、海外留学生に浴衣を着せてあげたい”
との相談を受け、居住者Sさんに着付けていただけることに。

当日は、オーストラリアと台湾からの留学生お二人&日本人で
気が付けば総勢9名・・・。
Sさん宅で着付けが流れ作業のように!始まりました。

台湾からの留学生Sさんは、
「おばあちゃんから浴衣をもらってたけど着ることができなくて・・」
と、自前の浴衣で、帯まで一揃え。

浴衣を持っていない人には、浴衣をお貸ししての着付け会。
オーストラリアから留学Tさんは色白で青色の浴衣がぴったり!

「この浴衣にはこの帯がいいかなー」
「わー、華やか~っ!」の声が飛び交い、入れ代わり立ち代わり、
着付けていただくこと1時間半・・。

ご自宅にお邪魔することもOKいただき、人数分の帯を力いっぱい締めていただき・・・
ただただSさんに感謝です。

一人ひとり 想いに寄り添って・・・

8月3日、利用者Tさんが長年通っておられた教会に1年半ぶりの
外出に同行しました。
このところ、ご自身の置かれている状況の判断も難しい日があるTさん。
そんな中、教会に行きたいとの想いを訴えられることがしばしば…

Tさんにとって、教会は特別な場所であることを実感。
後見人さんにお連れすることができないか相談したところ
「手伝ってくれれば、ぜひ行きたい」と思っていたそうで、
最初は秋にと考えましたが、後見人さんと話しているうちに、
”夏に体調を崩しては・・・”と早速、実行に移しました。

当日は、うだるような暑さの中でしたが、教会の前に到着されると
表情が一変し、笑顔があふれました!

教会内のエレベーターの中の鏡を見て「もっとおしゃれをして来ればよかった」
としきりに話されていました。
ミサの最中もじっと、しっかりと参加されていました。

たくさんの友人に囲まれ、うれしそうにされている姿や
帰りのタクシーでも、「みんなにまた来てと言われた」と
笑顔で話されていました。

生き生きとした表情にうれしい驚きでした。

その方の地域での生活を支えることが私たち
小規模多機能の仕事の一環であることを再確認し
一人一人をしっかり見つめることが大切であることを心から実感しました。

今年も見事に咲きました!

2014ゆいま~る那須の夏の風物詩、Iさんのお宅の月下美人が
今年もまた見事に開花しました!

昨年のブログでもご紹介しましたが、相変わらず沢山の蕾が付き、
私達の目を楽しませてくれました。

何度見ても不思議と思うことは薄くて長い葉の、途中、途中に
こんなに大きな美しい花がいくつも咲いていることです。

更に不思議なことには、Iさんが蕾の様子をご覧になって、
いつごろ開花するかをピタリと当てるのです。
「10日後くらいやな。」といっておられた蕾は見事に10日後に咲きました!

その名前のごとく、夜7時頃から徐々に咲き始め、
夜も完全に更けてから満開となります。

開花中は月下美人に付き合い、少々夜更かしとなるのもまた一興です。

セミナー開催!
がん患者が語る -発見から手術、医療費、病院の選び方、日々の暮らしまで-

今回は、一般社団法人コミュニティネットワーク協会が開催する
8月のセミナーを紹介します。

自分らしく病気と向き合うために

2人に1人がかかるといわれるほど身近な病名となった「がん」。
かつて、がんは患者本人に告知しないことが多い病気で、
怖い病気というイメージがつきまとっていましたが、
今は最先端の検診・医療技術、治療方法の普及により、
かなりの確率で完治する病気になりました。

しかしながら、現実に自分や身近な人がその立場になると、やはりかなり動揺するもの。
今回、治療まっただ中の浅川澄一さんをお招きし、
自分らしくがんと向き合うヒントやアドバイスを患者の視点でお話し頂きます。

浅川さんは、福祉ジャーナリストとして、介護保険問題について鋭い視点で追及、
近年はオランダの脱病院死への取組に強い関心を示されて、取材されており、
イベント講師などでは大活躍の方です。

浅川さんががんを発覚したのは昨年末で、本年2月には手術を受けて現在も治療中です。
今回は浅川さんから患者として体験された、がん発見の経緯、手術や入院時の状況、
退院して自宅に帰られての暮らしや治療の仕方、そしてその費用について、
具体的なお話をして頂きます。

めったにない機会ですので。ぜひ、みなさまご参加ください。

■日時:2014年8月22日(金)10:30~12:00
■講師:浅川澄一さん(福祉ジャーナリスト、元日本経済新聞編集委員)
■定員:30名
■場所:「コミュニティーカフェ高島平駅前」板橋区高島平2-32-1-102

http://ec-company39.com/takap/pdf/CommunityCafeGuide.pdf

必ず予約・申込をお願いします
フリーダイヤル:0800-800-6779   (ゆいま~る高島平開設準備室)

浅川澄一(あさかわ・すみかず) プロフィール:
福祉ジャーナリスト(前・日本経済新聞社編集委員)。
慶應大学経済学部卒、日本経済新聞社に入社。
小売り業、ファッション、サービス、福祉などを担当。
1987年に月刊誌『日経トレンディ』を創刊し初代編集長。
流通経済部長、マルチメディア局編成部長などを経て編集委員。
2011年から公益社団法人・長寿社会文化協会(WAC)の常務理事。