防災訓練

7月20日、今年もゆらリズムで防災訓練をしました。

キッチンから出火したと想定し、キッチンスタッフが大声で「助けて!火が出た!!」

急いでスタッフが初期消火を始動。

他のスタッフは消防署に通報したとして、利用者を避難させました。

避難した後は、消防士の方に避難の際の注意点をご指導いただき、消火器の使い方も教えていただきました。

その後、AEDの講習もしました。

スタッフだけでなく、利用者の皆さんも真剣に参加してくださいました。

最後は消防車と記念撮影。

こうした訓練を通して、災害時に備えたいと思います。

ヨガ教室が気分爽快です!!

2017年7月12日10:30ゆいま~る福では第2回目のヨガ教室を開催しました。今回は居住者7名様のご参加となりました。講師は前回と同じく能嶋先生。

ヨガは、古代インド発祥の伝統的な宗教的行法。心身全体を鍛錬によって制御し、精神を統一し人生究極の目標である輪廻転生からの解脱に到達すること。

カラフルなバスタオルをご持参の方も。第1回目は慣れない事をしたのか疲れた声をお聞きしましたが今回は気持ちよかった、すっきり感が最高、血の巡りが良くなった、背骨が伸びた、体がぽかぽかのご感想をお聞きしました。健康増進にはこれが一番!!如何でしょう?

未だ、未経験の方も含め是非次回のご参加を心よりお待ちしております。

ゆいま~るカフェ「だんだん」のお知らせ~8月号~

毎月第3土曜日に、ゆいま~る聖ヶ丘にて、
認知症カフェ「だんだん」を開催しています。

地域の皆様の集いの場、くつろぎの場となるように、
毎回多方面のゲストをお招きしてのミニ講演会の他、
介護予防通所介護<オレオス>のスタッフさんによる
認知症予防体操コーナー、参加者同士での意見交換、
相談事など「聴く」「動く」「話す」が魅力のカフェ
になっております。

介護をしている方、その他認知症に関心のある方など、
どなたでもご参加いただけます。

過去の講演実績はこちら

7月は、「傾聴とは」~人の話の聞き方~というテーマで

傾聴ボランティアグループ「福寿草」

代表 久保井孝人さんが

傾聴とは世間話とは違い、非日常の会話であること。

また傾聴のコツなど詳しくお話くださいました。

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*8月はお休みになります。ご注意ください。

 また9月にお会いしましょう!

ミニ講演「みんなで聴こう、歌おう、懐かしの音楽」

<サークルおと>の皆さん


◆日程:9月16日(土)
◆時間:午前10:30~12:00
◆会場:ゆいま~る聖ヶ丘 多目的室
◆参加費:200円

※開催日の3日前までに予約をお願いします。

 

七夕昼食会

2017年7月7日 七夕昼食会

7月5日に予定していた七夕の笹飾りつけ、雨天の為7月6日に変更しました。

皆さん思い思いの願いを短冊に込めて飾り付けしました。

玄関前の笹の木が七夕仕様に変身、沢山の願い事が風に揺れて綺麗です。

 

7月7日(金)七夕の日はゆいま~る食堂で七夕昼食会を開催。

メインは近所のお寿司屋さんで握りずしを配達してもらいました。

付け合わせにそーめん、胡麻豆腐、ゆいま~るファームで収穫した小玉西瓜。

そーめんの盛り付けも畑で収穫したプチトマトや大葉などを使用。

紅茶のハーブも庭で採れたレモングラスです。

爽やかなレモンの香りが広がり効能は抗菌、殺菌、消化促進だそうです。

暑い夏にピッタリの飲み物です。

もうすぐ夏本番。蝉の鳴き声も聞こえ始め梅雨明けも近い事でしょう。

沢山食べて、お喋りして楽しい七夕の日が過ごせました。

皆さん、短冊の願いがどうか叶います様に。

暑い夏を元気に乗り越えましょう。

【8月見学会】ゆいま~る福

☆ランチ付き見学会(要予約)

8月1日(火)、8月8日(火)、8月15日(火)、8月22日(火)、8月29日(火)

◇集合時間:午前10時30分~

◇集合場所:阪神なんば線「福」駅なんば方面改札口集合

◇参加費:ランチ・コーヒー付きで500円

◇定員:各回15名

実際に住んでいる入居者の方が、暮らしてみた感想

部屋の使い勝手など、住まい手目線からゆいま~る福を

ご案内。皆さんのご質問に答えます。

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お問合せ・お申込みは

ゆいま~る福フロント

0120-006-574

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ゆいま~るファーム通信第2号

2017年6月30日

6月に入りゆいま~るファームの野菜が急成長。一雨ごとにぐんぐん成長し

花やまだ青い実が実り始めています。

トマトやピーマンの添え木は居住者さんに教わり見様見真似で支柱を添えました。追肥も野菜の種類によって加減が大切だそうです。

一番早く実ったピーマン第一号です。

かぼちゃや西瓜、胡瓜などは雄花と雌花があり受粉しないと実らない事も

教わりました。両方の花が同時に咲くとは限らず改めて自然の不思議さ、

当たり前の様に毎日食卓に並んでいる野菜を生産者してくれている人々への

感謝の気持ちが湧いてきます。

庭のアメリカザイフリボクの木も沢山の実を付けました。

甘酸っぱくてブルーベリーの様な味わいです。

次々と実る木々たちの成長が楽しみです。

ゆいま~るお役立ちセミナー「お金から考える 高齢者住宅の入居」が行われました!

ゆいま~るシリーズの各ハウスでは、入居者の皆さんや、高齢者住宅に入居をお考えの方へ向けて役に立つセミナーを随時開催しております。

大阪のサービス付き高齢者住宅「ゆいま~る福」では、セミナー「お金から考える 高齢者住宅の入居」を開催。高齢者住宅入居を考えるときに切り離せないお金の問題を、どのように考えていけばよいのか。シニアライフSOS副代表の川添登巳雄さんがわかりやすくお話くださいました。好評だったセミナーを記事にまとめましたので、ぜひお読みください。

お金から考える 高齢者住宅の入居①

お金から考える 高齢者住宅の入居②

お金から考える 高齢者住宅の入居③

 

ゆいま~るお役立ちセミナー「 お金から考える 高齢者住宅の入居」③

※引き続き、シニアライフSOS副代表の川添登巳雄さんのセミナー3回目報告です。

※3回にわたって、ご紹介します。
1回目…失敗しないお金の使い方とは、その心構えなど。

2回目…正確なデータとそうでないデータの見分け方、エンディングノートの書き方など。
3回目…計画表の作り方、後見問題についてなど。

計画表のつくり方

まず、座標作り、自分の年齢を5年ごとに入れていきます。100歳くらいまで入れてみましょう。
次に計画表をつくります。「叶えたいこと」「イベント」「具体的な年金額」「家族の年齢」「予算付け」を書いてみて、これも座標に加えます。
たとえば、息子が30歳で結婚するとか、夫が86歳で亡くなるとか、仮に書いてみます。姪がいるから安心と思っていても、30年経つといい年になっています。その状況を想像してみます。75歳まで自分で決めるとすると、姪は50歳。そのときいきなり頼むのではなくて、いまから付き合いを大事にしていこうという考え方です。望めないならプロに頼む。姪に委任状書いてもらって、あとはプロが動くようにするとか。
そして、縦ラインを決めていきます。
お子さんがいる方は、成長に合わせて引いていきます。ここまで家にいる、孫が大学でお金がかかる、というようにです。
おひとりさまの場合は、公的年金がいつから発生するかとか、高齢者住宅を選ぶリミットなどを縦ラインにしていきます。僕の実感ですが、リミットは75歳くらいだと思います。同じように、85歳から介護リスクがあがる、また金融機関が慎重になってくる「金融の壁」などがある、ここまでに遺言を書くなど、縦ラインを決めるとブロックが出来きてきます。そこに予算を入れていきます。ブロックで、だいたい使うお金を描く。どうしたら合理的で自分らしい生活が出来るか、ここから考えていきましょう。(図27)

つまりコストのプロット化をします。
性格がよく自立した娘がいて、お金の管理をしてくれる、もしくはお金持ちならばいいかもしれませんが、そうでない場合は「自分年金」を作る。ある時期から何もしなくてもお金が入ってくる仕組みを一緒につくってあげます。金融機関はリスク商品を進めがちです。でもその前の選択肢を探るのです。そしてある年齢になったら、自分で考えるのが嫌になりがちです。
だから娘に代わる装置を法的、金銭的、環境的に作るのです。今、後期に平準的にお金が入るしくみを考えましょう。

コストを考える上での肝は住環境

さきほどから申している通り、よくできた娘がいない場合、士業に頼らなくてはならなくなります。肝心の士業はそこに対して決して大歓迎というわけではありません。資金が潤沢でない自宅でがんばっておられる高齢者の後見を引き受けると、何かあったときに連絡が行くわけで、一日中拘束されることになり、負担が大きくなります。また、依頼人の資産から士業への報酬を決めますので、正直、よほど資産がある方以外、事業として成り立ちにくいのです。
「身元保証します」「後見します」という団体もありますが、注意が必要です。倒産や、初期費用の問題もあります。しかし、高齢者住宅に入っている方なら、住宅に入っていることが士業にとってひとつの安心になります。連絡もご本人と士業の間にスタッフが入ることになるので、士業の負担もかなり和らぎます。実は高齢者住宅に入居されている方なら後見を引き受け易い。あまり言いたくありませんがそれが実態なのです。
自分の判断が危うくなって、結局叔母さまの様に大変なお金を残して亡くなったり、狭くてベッドを置くのがいっぱいいっぱいな高齢者住宅に他人に入れられてしまう場合が多いのです。どうせなら、動けるうちに先を見越して、いろいろと見学して、納得のいくところを自分で決めることです。シニア分譲マンション、有料老人ホーム、サ高住、いろんなメリット・デメリット知っておく。「自由に出来るところがいい」、「持病が心配だからケアが万全なところがいい」など、優先順位は人によって違います。自分が大切にしていること、自分に合っているところをぜひ選んでほしいです。
あまり一般的ではありませんが助けてくれる側に「住環境の壁」があることをどうか知ってください。自分に合った高齢者住宅に入ることは、老後の生活が有意義になるのです。

後見も早めに対策を

あとは、後見ですね。先ほどの叔母さまのような状況で、認知症になると、法定後見が作動します。自分のことが出来なくなると、だれかが頭の代わりをしなければならない。申し立てする人が必要です。配偶者、四親等以内の親族、三親等以外の姻族。だれもいなければ市町村などです。
一般的に家庭裁判所は、被後見人の財産を積極的に解約、売却しようとしません。認知症になった方の親族が、土地を売ってこうしようと思っていたのに、売れないということになります。資産を現金化できないのは、悲劇です。
あとは、任意後見です。判断能力があるうちに将来を托せる人と契約をする。公証役場に行って明文化する。公式な文書にする。認知症になってはじめて生きるわけで、ならなければ紙くずですけど、これは是非勉強して欲しいです。
相続手続きですが、遺言書が無く亡くなった場合はどうなるか。法定相続人の決定からスタートですから、原戸籍から集めることになります。親族で話し合う必要が出てきて、介護をしたとか面倒を見たのにということはあまり考慮されません。
遺言は全文を自筆で書いて、日付、サイン、押印すれば有効ですが、不備があれば機能しません。見つからない場合も多いのです。トラブルが多いので公正証書遺言書をお勧めします。

まとめ

必要資金は予測できます。自分がどうしたいか、自分の幸せとはなにか。資産がわかれば、ある程度組み立てが可能です。どうしたいかの優先順位によって異なりますので、優先順位は自分で判断ください。
また、失敗する方の例として、12年前にお会いして高齢者住宅に入るといってまだ探している人がいます。しくみも住宅についてもよく知っているけど、決められない。まさに宝の持ち腐れです。繰り返しですが、そんなに勉強をする必要はありません。大事なのは判断がつく所までかみ砕いて情報を提供してもらうこと。これまでの見識があれば十分判断がつくはずです。自分が大事なものが一番大事なのです。
ふつう一番は安全ですから、病気や介護にかかるお金は先行データから金額が予測可能です。老後資金は、本ではなく実態、現状を探るところからスタートしましょう。
いつの自分に高齢後期をゆだねるか。今でしょ(笑)。時間を区切って、決めていきましょう。高齢者住宅選びも、結構インスピレーションで決めている方が多く、案外外れることはないようです。これまで培ってきたご自身の経験から、ご自分の判断、直感を信じていいのです。

<了>

ゆいま~るお役立ちセミナー「 お金から考える 高齢者住宅の入居」②

※引き続き、シニアライフSOS副代表の川添登巳雄さんのセミナー報告2回目です。

※3回にわたって、ご紹介しています。
1回目…失敗しないお金の使い方とは、その心構えなど。

2回目…正確なデータとそうでないデータの見分け方、エンディングノートの書き方など。
3回目…計画表の作り方、後見問題についてなど。

2.将来のライフプランの作り方

正確なデータに基づいて計画を

では、具体的にどうすればいいのか。将来のライフプランを作っていくのですが、その前に、まず世間に流通するデータを疑うことからはじめます。
正確なデータとそうでないデータとがあります。たとえば、女性の死亡率のピークは、91歳です(図10)。つぎに92歳、90歳、93歳と続きますね。ですが、テレビや雑誌などでは、たいてい85~86歳までの資金を計算しています。91歳がピークなら、少し先の100歳までの計算をするのが安心だと思いませんか。

ここで問題なのは介護です。85歳を過ぎると急激に増加します(図11)。75~80歳では14パーセント、80~85歳では5人に1人。85歳以上では6割です。100歳まで生きると仮定し、85歳で介護が急増する。これは注目すべきです。実際には85歳以上の人たちがこれだけいるにも関わらずまとめられているのも問題ですが、カーブの角度は置いておいても急上昇するのは間違いありません。それも含めて住宅の問題を考える必要があります。

もうひとつ正確なデータは、近い将来日本で起こる「晩婚」です。
私は晩婚ではなかったのですが、現在51歳、結婚18年目で子どもを授かり、子どもは1歳です。世の中的に高齢で子どもを生む方が多くなっています。親の介護が必要になるとき、まだ子育てをしている。親子仲が良くて、いくら介護をしてくれるといっても頼るのは難しいでしょう。しかも、晩婚化のうえに少子化なので、ひとりの妻の肩に4人の高齢者がのっかるわけです。昔みたいに大勢の子どもが親を支えるという訳にはいきません。しかも子どもの教育費はかかるし、夫の稼ぎは少ない。耳が痛いですけれど……(苦笑)。子どもを大学に行かせるか、親の面倒を見るか。僕らの世代でも50代で仕事を辞めている方はたくさんいます。社会問題化しつつあるのです。子ども達にそのような選択させるわけにはいかないので、早いうちから対策をしたほうが良いでしょう。

ウソのデータを見極める

では、正確でないデータとは何か。よく、老後の暮らしには3000万円必要といわれます。先程の叔母さまも3000万円タンス預金していました。このデータのよりどころは突き詰めれば総務省の家計調査年表(図13)からきています。

モデルはサラリーマン、もしくは公務員をしていて、子どもは独立、夫婦で年金暮らしという設定になっています。自営業の方、おひとりさま、また収入がある現役の方も入っていません。いろいろな方が入っていない玉ねぎの芯みたいな話で、正確かどうかはわかりません。家計調査年表にはおひとりさまのパターンも発表されていますが、二次情報に反映されるのはモデル世帯なのです。
こういうデータをそのまま信じるのではなく、自分が今いくら使っているかを確認することが大事です。今だけでなくて、3年間くらいのお金のデータを洗い出しましょう。今年は海外旅行に行ったけれど、去年は特に何もしなかった、今は元気だけど、今後は病気をするかもしれない、と先のことも考えてきちんと把握します。
もし夫が亡くなっても、食費も光熱費もそんなに変わりません。しかし、年金はずいぶんと減らされてしまいます。80歳になったら旅行にも行かないし、支出が減ると考えている方がいらっしゃいますが、介護費など増えるものもありますので、あまり変わらないと考えておきましょう。
生命保険文化センターによる「ゆとりある老後の生活費」のアンケートですが、その回答は長い間変わらず、月35~36万と答えています。しかも、10~80代、みんな同じ答えです。日本人はこの20年間、月35万あれば夫婦で暮らしていけると思っている。しかし、これも当然個人の状況によってまったく異なります。
医療費についても、現在なら保険診療なら高額医療費を適用できます。しかし、60代の方が高齢後期を迎えるころには一体どうなっているのか想像は不可能です。この先医療が進歩して先進医療が受けられるようになったり、逆に極端な話TPPの導入で健康保険制度にメスが入り、国民皆保険でなくなり、高額な医療費がかかるかもしれません。そう考えるとお金はあったほうがいいかもしれませんが、普通の病気はあまり気にする必要はないと思います。これも人によって違うので一概には言えませんが……。
むしろ自分がいくら使っているかの算出が大事なのです。データに惑わされないようにしましょう。

自分の幸せをもとに作成する「3つの事」

では、自分が幸せになるためにお金を使うにはどうしたらよいか。
実は自分が望んでいることは自分の頭の中にしかありません。ただ、一人で整理するのは難しいので、できれば一対一で誰かと話しながら、が良いです。エンディングノートを書きながら、こんなふうに生活できたら幸せで、それが実現できるような計画は何かを考えて書いていきましょう。それにはお金がどうしてもからんできます。
もし、先程の叔母さまに、20年前に私が直接アドバイスできたとしたら、叔母さま自身がどうしたら幸せかをまず問います。その幸せを実現するためにはどんな暮らしが自分らしいのか。そしてその暮らしを実現する手段として、どんな住まいを考えることが叔母さまにとってふさわしいのか、幸せかで安心かということを問います。なぜ唐突に「住まい」か、と言えば高齢期のお金のなかで一番ウェートを占め、計画するうえで重要なのはどこで誰と住むかにかかるからです。
高齢期の資産計画をするとき、どこに住むかはとても重要です。今のまま住んだらというプラン、75歳や80歳のときに住み替えを行ったと仮定したプラン、今住み替えたらというプラン、最低でも三つ作りましょう。それにどれくらいコストがかかるのか当てはめてみて、どれが自分にふさわしいかを判断します。
なにがあるかわからないので決められない、というのはもうやめておきましょう(笑)。幸せの形を「今」ここできちんと考える。①家計図、②エンディングノート、③計画表を作りましょう。計画表は3プラン以上作成する事をお勧めします。家計図を作ることによって、将来的なリスクを俯瞰、エンディングノートを書くこと自分の頭をノック、一回きちんとコストを当ててみて計画してみましょう。
先程の叔母さまと20年前に一緒に老後の問題を考えることができたら、はじめに任意代理契約について考えてみます。これはおひとりさまである叔母さまの頭の整理には有効です。これを考えて計画表に入れておきます。自分のことが出来なくなったとき、どんなしくみがあなたを救うのか。甥・姪に頼めない人、子どもに頼みたくない人は、どうしても士業にお願いすることになります。それで、高齢期に知っておかなければいけない最低限の項目の例がこういうものです(図20)。

こういうことを知った上で、いつやるか。今出来るものもあれば出来ないものもあります。出来なくてもいいので、いつやるかを決めておきましょう。
家計図というのは、さきほどの山田さんの家計図くらいでいいので、自分の相続人、友だちも含めて書いていきます。そして、5年後、10年後、15年後、20年後と何枚も書いていくと、この人がいるから安心という妹が自分が90歳のときに88歳だったりするわけで、とても頼めない。おかれた環境によって、優先順位が変わってくることが実感できるのです。
子ども世代の問題も考えてみましょう。年金がどうなるか。夫が亡くなった後、専業主婦だった場合、短い期間しか働いていない場合。年金種類によっては引き継げないものや、少なくなります。晩婚化の問題で教育資金は後に来る。私は、娘が20歳の時70歳です。教育資金もローンも、低金利なので長く組む傾向にあります。子どもたちの状況もありますが、夫が亡くなったときに、妻が受け取る年金はかなり減る、ここを考えることが大切です。年金がどうなるかは、社会保険庁に聞けばすぐに教えてくれます。
一番いい対策は、夫を殺さないこと。健康で長生きしてもらうことです(笑)。

エンディングノートはエンピツで

エンディングノートですが、書店で購入して、だいたいは見て30分書いたら嫌になり、家に二冊も三冊もあったと言う方が多いです。人生途中であり、当然変化するということを意識してくだい。お葬式だとか墓石だとか、気が滅入ってきますので、それにはあまり付き合わず心配なことをあぶりだすアイテムだと考えてみるといいでしょう。遊びだと思ってください。誰かがそのノートを開いて、と仮定してその人とその状況をイメージしてみる。例えば自分が意識不明になって、遠方に住む長男がそのノートを開く。などです。まず連絡して欲しい人を書く。一回エンピツで書いてみる。次に連絡しなくてもいい人、ここでは大雑把に「私の嫌いな人ベスト10」で十分です。エンピツで薄く書きます。自分の気持ちを棚卸しするだけでいいのです。
ボールペンで強く書くと、本当に亡くなったとき困ります。書いたときはうちのお母さんの面倒を見なかった長男の嫁が憎かったけど、あとで「ごめんなさい、あのとき、自分の父母が大変だった、私もリュウマチだった」とか言われたら許しますよね。エンピツで薄く書くと消せる。今の気持ちを明らかにするのが大事です。書けない項目は飛ばしておきます。ただ、85歳までに決めるとか、自分との約束をしていくことをおすすめします。
自分にとって一番幸せな形、人間関係も含めてこんなふうに過ごしたいと決まったら、計画表でつくっていきます。
A3くらいの大き目の紙に書いて、コストも落とし込んでいきます。本当に叶えたいことを実現させるために高齢後期の資金をどうするか、どんなしくみで守ってもらうのか。今作りましょう。今作らずに動けなくなったとき、介護状態になったとき、住み替えるとき、妻が認知症になったときに作る、そのような状態ではよくものも考えられません。今の自分がやるしかないのです。経験もたくさん積んでこられて、今の自分がピークに近いのではないでしょうか。見識もある、噛み砕いて提供されれば自分で判断して選択できる、自分で考えて自分に託す。困ったときの自分を今の自分に託すのです。今計画表をつくりましょう。
どこに住むのか、だれと住むのか、どんな環境に住むのか、それによっていろいろなことが決まります。住まいは高齢後期を過ごす「肝」になってきます。そして答えはいつも自分の心の中にあります。

<つづく>