はじめまして、小規模多機能“花菜”です!

はじめまして。小規模多機能花菜の介護スタッフNです。

小規模多機能花菜は、ゆいま~る伊川谷1階に併設しています。

小規模多機能とは、自宅での暮らしを続けられるよう、一人ひとりの希望を聞いて利用者の状況に応じて、サービス拠点への「通い」を中心に、「訪問」「泊まり」を組み合わせ、住み慣れた地域で24時間365日、日常生活の支援をし、特に独居や老々介護、シングル介護において非常に力を発揮するサービスです。

小規模多機能の定員数は25名です。

花菜では、現在登録者数16名、毎日の通所は10~14名、平均介護度は3です。

花菜の紹介を3回に分けて、ブログを通じて見学していただくようにご紹介させていただきます。

 

第1弾の今回は、利用者、家族、地域、見学者の方々とを結ぶ花菜の玄関口をご紹介します。花菜の玄関口前までは、ゆったりとしたスロープで色とりどりの花、春夏秋冬にあわせた花が来客者を出迎えてくれます。この夏も朝顔、ひまわり、ゴーヤ、トマトを植えました。トマトはスタッフと一緒に「美味しそうね」と収穫し昼食のサラダでいただきました。

スライド式の扉を開けて花菜の玄関にたどり着きます。前には靴置き場があり、スタッフ用と利用者用と別れています。上靴用に履き替えてフロアに入ります。

フロアは、テレビ、音楽オーディオ、レクリエーション用具等があり、常時、机は3つ、椅子が16脚用意しています。

レクリエーションは午前、午後と2回に分けて行っています。午前は、ラジオ体操に口腔体操、午後はNHKで放映されている「みんなの体操」をして、ゲームレクを行います。内容は毎日スタッフが考えています。ペットボトルボーリングや散歩、雨の日は百人一首などスタッフと一緒に楽しい時間を過ごしています。

小学校の児童、保育園の園児、地域のボランティアの方々が花菜に来訪され、地域交流に取り組んでいます。

次回は第2弾は、花菜の設備をご紹介させていただく予定です。

 

認知症について学ぶ~認知症の方とともに住まう環境を~

10月23日、講師に石黒秀喜さん(一般財団法人 長寿社会開発センター審議役)をお迎えし、『認知症の人&家族の気持ちを知りましょう~地域で暮らし続けるための重度化予防~』と題し講演をいただきました。

認知症ケアの事例として、石黒さんのご家族の事例を交えたお話や、岡山県他で実施されている「認知症重度化予防実践塾」での取り組みなど具体的な事例を紹介していただきました。

日頃の体調管理や、その方の歴史を知って接することがいかに大事か学びました。自分の家族に置き換えたら、自分がこうだったら、介護する立場だったら、、、等、想像しながらお話を伺うことができ、認知症を身近に感じることができました。

また後半は、石黒さんが作成されている「上手に老いるための自己点検ノート」についても教えていただきました。
この自己点検ノートとは、認知症になっても、自分の望む暮らしをおくり、介護サービスを利用できるように、自分の希望を書き込むためのノート。

日々の生活リズムを記録したり、自分の人生史を記入し介護する側もされる側も、個性を尊重していきたいという素晴らしいものでした。講義を受けた皆さんは、「ぜひ私も」と購入されました。

受講された方の感想を伺うと「知らないことばかりだった」「認知症への対応を具体的にいろいろ指摘していただいて大変参考になった」等のお声をいただきました。

今後もこのようなセミナーを通して、認知症の方とともに住まう環境をつくっていきたいです。

「おいしい糖尿病食」の試食会

ゆいま~る食堂にて、彩の国の名工受賞者であり、ゆいま~る厚沢部の“食”をコーディネイトしてくださっている能戸秀弘さんを講師にお迎えして「おいしい糖尿病食」の試食会が開催を開催しました。

↓能戸さんよりご挨拶

↓さっそく試食をしながら、各テーブルで感想が飛び交いました。

↓とびきりの笑顔が素敵です♪

 

↓本日のメニューについての説明

【スイートポテト】

甘さ控えめで、お芋の味が生きてます

【ラズベリーのスムージー】

今回の試食会での一番人気!!

血液をサラサラにすると言われる「玉ねぎ入り」に、一同驚きでした。

「家でも作ってみたい」と絶賛!

【ヘルシー芋団子汁】

メークイン発祥の地~厚沢部町の郷土料理でもある「芋団子汁」ですが、出汁を効かせた薄味の上品な汁は、具材の野菜の味が良く分かり、とても美味しかったです。普段、自分の作るものとの違いにビックリでした。

意見交換では、

「糖尿病食パート2、、、、と続けて行ってほしい」

「腎臓病食もやって欲しい」

定期的に開催して欲しい」など、たくさんの意見をいただきました。

脂質異常症、高血圧のなどは食事にからんだ要因がいちばん多いそうです。だからこそ、予防のためには、食事からしっかりと必要な栄養素をとることが

大切だということがわかりました。次回は、根雪が融けた頃に開催したいと思っています。

食堂を訪れる喜び@ゆいま~る食堂

秋もどこか終盤戦。多摩市も冬の足音が近づいてきました。

ゆいま~る食堂も、冬を感じさせるメニューが登場しています。先日の日替わり定食は、おでん。じっくりと煮込んだ出汁のきいたおでんが、かわいらしい土鍋で提供されていました。

おでんの中には、ゆいま~る厚沢部のある北海道厚沢部町から届いたメークインも入っていました。厚沢部町は、メークィンの発祥地としても有名です。とっても甘くてびっくり。素材のよさを感じます。ご飯は、北海道の新興銘柄米の「ゆめぴりか」が使われています。

ゆいま~る食堂には、居住者やスタッフの他に、地域の方のお顔もよく見かけるようになりました。とある地域の女性は、お刺身定食を召し上がれ、ワインを楽しまれています。居住者の方だけではなく、地域の方がゆっくりと過ごされているのは嬉しいことです。

さて、食堂には、たまにサプライズの定食が登場します。この日は、なんと天然の鯛の刺身と、鯛の潮汁が登場。限定4食で、あっという間に売り切れていました。

料理長の心意気を感じる定食でした。ゆいま~る食堂に早く訪れると、サプライズ定食に出会えるかもしれません!

皆さんもぜひお越しください。

 

 

心もお腹も満たされる!おやきつくりイベント

ゆいま~る拝島の1階には、ゆいま~る食堂兼多目的室があります。先日、そこでフード・カフェひかり主催のイベント「おやき作り」が開かれました。

 

おやきは信州の郷土料理のひとつです。

山に囲まれ、雪の多い信州では、かつては稲作の収量がなかなか伸びず、お米の代用品として、小麦が栽培されてきたのだそう。家庭の味をルーツにするだけあって、そのバリエーションは地域によって千差万別。

今回は一般的な餡に、かぼちゃ、野沢菜、きんぴら、切り干し大根などが具材としてご用意されていました。

 

まずは生地を平らに丸く伸ばし…

お好みの具材を真ん中に載せ、包みます。

形を整えたら、油をひいた鉄板で両面に焦げ目をつけ…

蒸し焼きにしたら出来上がり!

焼きたては、やっぱり香ばしくて美味しいと大好評でした。

「一人で部屋で食べるより、こうやってみんなで一緒にワイワイやりながら食べるのが美味しいのよね」と入居者のYさん。

 

フード・カフェひかり千野料理長お奨めのコスタリカ産珈琲の試飲もあって、皆で座談をしつつ、仕舞いには歌まで歌って、楽しい時間を過ごせました。

 

「広報ひの」の新春対談の舞台に、多摩平の森の食堂が選ばれました!

ゆいま~る多摩平の森のある「たまむすびテラス」に、大坪冬彦日野市長がお出でになりました。

2014年1月1日号の「広報ひの」の表紙を飾る「新春対談」の舞台に、ゆいま~る多摩平の森の食堂が選ばれたからです。対談のお相手は、首都大学東京の大杉覚教授。行政学が専門分野でいらっしゃいます。市の職員の方々のご案内でたまむすびテラスの外観を見学され、ハウス食堂のガーデンテラスに面したテーブル席で、対談は行われました。

市制50年を迎えた、「みどりと清流のまち」日野市の将来を、どのように描いて行くか。対談は、1時間あまり。詳しくは、1月1日発行の広報ひの掲載の記事をお楽しみに。

若者向けシェアハウス、ファミリー向け菜園付き住宅とサービス付高齢者向け住宅に暮らす人々が緩やかに交流を育んでいるたまむすびテラス。少子高齢化が加速するなか、このような多世代型まちづくり事業は、今後ますます注目されることでしょう。

対談終了後、大坪彦市長とコミュニティネット髙橋社長のミニ対談が行われました。

高齢期を迎えた方々が、医療や介護に依存した生活を送らないようにするには、仕事や趣味、特技を生かした豊かな生活の創造が必要で、グリーン部会や図書部会など入居者の皆さんが主体的に関わる参加型のハウスの運営に市長も関心を示されました。

間もなくUR都市機構が進めるたまむすびテラスの北側に広がる空き地の利用に向け、企画の公募が始まります。

在宅ケアを支える地域ケアのしくみづくりには、居住者の皆さんも注目され、ますます期待が高まります。

 

農家とふれあい、新鮮な野菜を買える楽しみ@日曜朝市

毎月第3日曜日、多摩市からきだ菖蒲館(地域コミュニティセンター)で日曜朝市が開催されています。

居住者の方々と、ゆいま~る中沢食堂の店長とフロントスタッフで朝市に行ってきました。当日は、あいにくの霧雨……。歩いて行く予定でしたが、ハウスの目の前から出るミニバスに乗って9名で向かいました。

食材の向こう側に農家の方がいらっしゃり、野菜の話しを聞きながらカゴいっぱいに買ってる方も。農家の方と交流しながらの買い物は、楽しいひと時です。

お買い物のあとは、からきだ菖蒲館の談話スペースで買ったものを見せたり、交換したり。すこし休んでから帰路につきました。

ゆいま~る中沢の近隣には、12軒の農家があるそうです。これから、ゆいま~る中沢でも連携して、関係づくりができないか打ち合わせをしているところです。

 

 

寒い冬を楽しむ遊び・百人一首@介護付有料老人ホーム

百人一首は、子どもの頃に誰でも一度はやったことがある、お馴染みの…ではあると思いますが、ちょっと違うこちらでのやりかたを紹介します。
下の句を読み上げてそれが書いてある木札を取るという、かるたの一種なのですが、皆さんはご存知でしょうか。
50枚対50枚の合計100枚を持って3名ほどのチームで戦い、先に持ち札がなくなった方が勝ちというルールです。
木札は5ミリほどの厚みがあり、大きさは手のひらサイズです。素材は木ですので割れてしまうこともしばしばあります。それがまた味わい深いのですが…。

百人一首の木札(取り札)
この札、なんと読むでしょう??
「我衣手(わがころもで)は 露に濡れつつ」と読みます。天智天皇が詠んだ短歌の下の句です。

百人一首の読み札
読み札には上の句から書いてありますが、読み手は下の句のみを読みます。取り札に書かれている文字はとても難しく、普通のかるたのように読みやすくは書かれていないものがほとんどです。その為、ひとつひとつの札の読み方をまずは覚えることから始まります。

他の取り札
左上から、閨(ねや)の、夢の、末の松山  左下から、雲の、まつとしきかば
北海道は最近とても寒くなり、外に散歩に行くのもしんどい季節となりつつあります。ゆいま~る厚沢部では、室内でも熱くなれる、この百人一首が密かなブームとなっています。入居者の皆さんは、百人一首を見ると、「あらー、懐かしいね。」「昔よくやったもんだ。」と興味津々です。まったりとした日曜日の午後からなどは、この百人一首をして過ごすことが多くなりました。

百人一首をする入居者

最後は、1対1になってしまってドキドキ
皆さん毎回とても真剣に取り組まれている様子。勝ち負けにはこだわらず、と言ってもやっぱり勝負は勝負です!!
白熱した場面もしばしばみられます。だいたい1回行うと30分から40分ほどかかるのですが、それがちょうどいい時間でとても集中されています。
年明けには、厚沢部町でも毎年小中学生の百人一首大会が開催されます。年代を問わず馴染みのある百人一首は、寒い冬の楽しみのひとつです。

毎日放送『ちちんぷいぷい』で紹介されます!

放送日: 10月31日(木)

局  : 毎日放送(近畿広域圏)

番組名: ちちんぷいぷい

時 間: 15時30分~16時45分(石田英司のニュースコーナー)

※生放送のため、時間が前後する可能性がございます。 番組自体は、14時55分からスタートです。

「老後の暮らし」に関するテーマの中で、ゆいま~る多摩平の森が、団地再生モデル、地域に開かれた高齢者住宅として紹介されます!