小学6年生の「君」へ。感謝の気持ちを込めて

今年の6月6日、山梨県韮崎小学校から風船で飛ばした矢車草の種が、ゆいま~る中沢の屋上庭園に舞い降りました。

「風船についた花の種が届くなんて、夢みたい!」と話ながら、6月18日に、居住者とスタッフでその種を植えました。

「花が咲くのは、いつかいつか……」と待ちながら、6月25日に小さなかわいい芽が出て、9月6日にきれいな花が咲きました。

青く美しい矢車草の花はみんなの目を長い間、楽しませてくれています。朝晩が冷え込むようになった今も、屋上庭園で花を咲かせています。

その花の種には、「いじめをなくすそう」というメッセージが種についてきました。

韮崎小学校6年1組の「君」が書いてくれた力強いメッセージに、勇気をもらいました。

韮崎小学校の皆さんに“ありがとうの気持ち”を何で表そうかと考えて、みんなで寄せ書きを送ることにしました。寄せ書きをするなんて、久しぶりでドキドキ。皆さん、なんて書こうか……と少し悩みながら、書かれていました。

韮崎小学校の皆さんが想いを込めて飛ばした風船と、花の種。

きっと、いろいろな場所に舞い降りて、温かい想いを届け、花を咲かせていることでしょう。

 

人が行き交い、暮らしの息吹を感じる場所

「ゆいま~る聖ヶ丘」は、南北に伸びる聖ヶ丘商店街通りの端にあたり、 通りを挟んでABCの3棟が建っています。

この遊歩道は、3棟をつなぐ「渡り廊下」のようなもの。その「渡り廊下」を 地域の方々も日々、大勢行き交います。そのおかげで、ゆいま~る聖ヶ丘は、地域に自然にとけこめているのかもしれません。

グループハウスのリビングルームからは、小学生の登下校、ベビーカーを押すお母さん、  バス停に急ぐ人などが、レースのカーテン越しに、手に取るように見えます。  朝には通りの中央にあるベンチで新聞を広げたり、夕には路肩に 植えられた花に水やりをしたりと、まるで下町のような風情。

ゆいま~る食堂は地域にも開かれていて、小学生が駄菓子を買ったり、地産地消の新鮮な野菜も 売られています。

「ゆいま~る聖ヶ丘」が完成してから、もうすぐ2年。地域の風景にも溶け込み、活気のある温かい場所に成長しています。

 

春を想像し、土を耕す~グリーン部会~

居住者の皆さんが参加型で進めていく那須100年コミュニティの中核に、部会活動があります。

「グリーン部会」は、ゆいま~る那須の敷地内共用の場所の植栽を担当しています。

10月は12日~13日に、食堂前の庭、入口の道路脇に、水仙とチューリップの球根を植え付けました。

「ターシャ・テューダーの庭にしましょうよ!」が、居住者への呼びかけの言葉。ワクワクするようなお誘いが、ガーデナー心をくすぐり、夢がふくらみます。

球根の植え方は、ポール・スミザーさん(ガーデンデザイナー)の方法をまねて、ポンポンと投げ入れて自然な感じにしました。

その数なんと500個!来年の春にどれだけ花々を咲かせてくれるのか、とても愉しみです。

11月もまた皆さんに呼びかけて、庭へ入る道を段差の少ないものに提案します。多くの皆さんが気軽に訪れてくれるよう、改良できるところは改良していきます。

12月の那須は、落ち葉の季節、腐葉土作りの時期となります。きれいな花を咲かせるためには、土づくりが大切なお仕事です。

庭づくりは、少し先の未来を夢みて、楽しむことです。晩秋の今、春の庭を想像して活動をしています。

ブログをお読みの方、那須へお越しの折には是非、一緒に素敵な庭づくりをしませんか?

 

 

 

 

9月から回診がスタート!自分の住まいで診てもらえる安心

ゆいま~る厚沢部では9月から定期的に回診が行われています。

協力医はゆいま~る厚沢部から徒歩5分の場所にある厚沢部国保病院です。厚沢部町出身の居住者が多いので、近くの病院が協力医だと馴染みがあり安心するというお声をいただいております。

診察中です。

それぞれの居室を回って診察して下さっています。 「先生!待ってたわよ。」と満面の笑みで先生と握手されています。

「少しむくみがあるようですね」

今後について先生に質問されています。

「ありがとう、先生!診てもらって安心したわ」という声がありました。
 定期的に回診があることによって「先生に診てもらったらとっても安心するわ!」

と、思われる居住者が多く、「病院に行く手間も省けるものね」と、いうMさんとFさんの嬉しい会話を聞く事が出来ました。また、薬も薬局の方がゆいま~る迄届けて下さっています。外出が困難になるこれからの冬期間は特に助かります。

今後とも地域との連携を図り、より居住者の住みやすい環境作りに力を入れていきたいと思います。

 

映画鑑賞会スタートしています!

ゆいま~る中沢では、9月から2Fからきだの丘で映画上映会をはじめました。

初回の9月2日は「ローマの休日」を、そして10月からは第1・第3水曜日の月2回の開催とし、2日に「ガス燈」を16日には「翼よ!あれが巴里の灯だ!」を上映しました。

これまで毎回7~10名の方の参加があり、上映時間中だれ一人帰ることなく最後まで熱心に鑑賞されていました。

「これ、若い時に見たわ」「昔から映画館へは通ってたのよ」などの会話も弾み、皆さん、映画にまつわる思い出をお話しされています。

また「これはどこから借りてくるの?」とお気遣いの言葉をいただいたりしています。

映画のDVDは、居住者から寄贈していただいたものや、11月からは、ゆいま~る聖ヶ丘の居住者にご協力をいただき、次回11月6日には初めての邦画「東京物語」を予定しています。(ゆいま~る聖ヶ丘では、居住者が中心となって映画鑑賞会を開催)

みなさんの要望を取り入れながら、今後も楽しい時間を共有したいと考えています。

ハウスを彩る園芸部会

現在、ゆいま~る拝島では、6つの部会が活動しています。皆さんの「こんなことやりたい!」という気持ちを大切に、楽しみながらそれぞれの部会が活動されています。今日は、園芸部会についてご紹介します。ゆいま~る拝島では、園芸部会が中心となって、庭づくりが行われています。

8月

今年は、猛烈に暑い夏でした。そんな中、多くの人に涼をくれたゴーヤと朝顔の緑のカーテン。

 

種蒔きから一週間で出てきた百日草の小ーさな芽!

9月

百日草の花が咲き出しました!マーブルの花びらがかわいらしいです。

水仙・ムスカリ・クロッカスの球根も植えました。冬を越して春に咲いてくれるのが待ちどうしいです。

居住者の方たちは、私たちスタッフにとっては人生の大先輩です。経験も知恵も豊富で、教えていただくことがとても多いです。

皆さんのお力を借りて、ゆいま~る拝島の暮らしが、豊かなものになっています。

 

 

お隣の町からも注目!!見学者20名が来訪

10月3日(木)、隣町~江差町より「いきいき健康事業~秋のバス遠足」で見学会のお申し込みをいただき20名の方がゆいま~る厚沢部へ来てくださいました。

ゆいま~る食堂のランチに舌鼓を打ちながらも、スライドを真剣に見てくださいました。

 

マスの甘酢あんかけ定食

あらかじめ、「お肉かお魚か」を選んでいただいていたこともあり、とても好評でした。

 

チキンのトマト煮定食

居室では興味津々で、「いいわねぇ。入りたいね~」「あなたが入ったら遊びに来るわ!」と、とても楽しそうでした。

幅が3mと、ゆったりした廊下には「贅沢だね~」の声。

みんなが集う「健康いきがいコーナー」を説明する吉木ハウス長

もう一度食堂へ戻り、お茶を飲みながらアンケートに記入中。

ゆいま~る厚沢部食堂の栄養士~半田さんからのご挨拶。

「美味しかったよ!」「また食べに来るね」の声に、緊張も解けて笑みがこぼれました。

帰りは食堂から玄関へと続くギャラリーで「記念撮影」

「きれいに撮ってよ」の声が笑いを誘い、皆さんとっても素敵な笑顔でした。

スタッフが見送る中、いつまでもバスの中から手を振ってくださっていました。何よりも「もう一度ゆっくり見たいからと又来るね!」と入居を真剣に検討したい方がおられたことが一番嬉しいかったです。

居住者から素敵なプレゼント@屋上庭園

ゆいま~る中沢がオープンしてから、もうすぐ7か月が経ちます。

季節はすっかり秋。5階屋上庭園から見える空も、青く高くなりました。

今日は、居住者の方から素敵なプレゼントをいただきました。

屋上庭園に植えていた夏の花が終わり「がらんとして、ちょっとさびしいわ」ということで、数種類の菊の花をいただき、さっそく花壇に植えました。屋上庭園が、パッと明るくなりました。

屋上庭園には、さまざまな植物が植えられています。なんとその中にあるオリーブの樹にかわいらしい実がついていました。生のオリーブを見るのは初めてです!愛らしい姿に、思わず顔がほころびます。

オリーブの樹は、人類が最も古くから利用した植物の一つだそうです。紀元前から栽培をされていた記録もあるそうで、花言葉は【平和】。

皆さんの屋上庭園の過ごし方はさまざまです。花壇をいじったり、ベンチに座って寛いだり。たまに、屋上でイベントも開きます。

皆さんにとって自分の庭のように、ゆっくりできる場所になって欲しいです。