あいクリニック中沢オープン式典

7月20日(土)、ゆいま~る中沢1階にオープンするあいクリニック中沢(8月1日開設)のオープン式典が、行われました。(8月中は、自由診療のみを受けることが出来ます。保険診療は、9月2日からとなります)

医療法人財団天翁会の天本理事長が、多摩市における「あいクリニック中沢」の役割、利用者に便利なサービスを提供することの大切さをお話されました。

多摩市・阿部市長は、最期まで幸せに生きられる町づくりについて、地域包括ケアの拠点としてのあいクリニック中沢への期待を語られました。

医院長の亀谷学先生は、「『あいクリニック中沢』でのプライマリ・ケアと地域包括ケア」というテーマで、資料を使いながらお話されました。

(プライマリ・ケアとは「子どもからお年寄りまでの様々な健康問題について、何でも気軽に、まっ先に相談できる「医師や医療」のことです。)

式典後、あいクリニック中沢の内覧をさせていただきました。

待合室は、柔らかな色調のフロア、子ども用のプレイルームも備えつけられています。

ゆいま~る中沢の1階に、あいクリニック中沢が併設されることで、もしもの時にすぐに相談できる場所があるといことは、大きな安心へとつながります。

 

 

 

 

想いを伝え、分かち合う歌の力

7 月10日(水)、ボランティアグループ「UTAGE(うたげ)」が来てくださいました!

左側の方が演奏している珍しいギターは、リゾネーターギター(通称ドブロギター)といって、独特の残響音が魅力的で、ボディの中にアルミの共鳴盤が内蔵されているそうです。

居住者の方々と一緒に、“ばらが咲いた”や“村まつり”などの懐かしい歌を歌い、“あんたがたどこさ”では皆で一緒に手を叩きながら歌を楽しみました。

「懐かしい歌ね。あなた知ってる?まだ生まれてないわよね」

「子供のころ鞠つきながら遊んだのよ」

と思い出を話してくださるご居住者もいらっしゃいました。

ちなみにグループ名の「うたげ」には“やすらぐ”“楽しむ”という意味があるそうです。

最後は日本人なら誰もが知っている「ふるさと」を歌って終了となりました。

“夢は今もめぐりて

忘れがたき ふるさと“

それぞれが、いろいろな想いを感じながら、歌を歌いました。

古来から、日本には万葉集や古今和歌集、浄瑠璃など時代を超えて歌い継がれてきた歌がたくさんあります。自分の想いを歌にのせ、想いを交わす、歌の力はやはり大きいのではないでしょうか。

 

 

 

七夕パーティを開催@グループハウス 

7月7日(日)、ゆいま~る聖ヶ丘の一階にあるグループハウスで、七夕パーティをしました。

「たまには、お寿司の出前でもとって皆で食べませんか。」と提案したところ、皆さん賛成され、「七夕パーティにしましょう」ということになりました。

リビングには、色とりどりの飾りと願いが書かれた短冊が飾られています。

ハウスにお住まいの6名と、スタッフ3名で美味しいお寿司と、差し入れのスイカや桃をいただだきました。お寿司を食べるのもそこそこに「好物なんです。」とスイカに夢中になる方がいたり、子供のころの七夕のお祭りのお話をされる方がいたり、とても楽しいひとときになりました。最後に、七夕飾りの下で、記念写真。

「月に一回、食事会をしませんか。」とお話したところ、「8月は何がいいかしら。やっぱり、うなぎかしら。」と次回の計画もばっちり。

皆さんは、短冊になどんなお願い事を書かれたのでしょうか。

どうか、叶いますように。

備えあれば憂いなし!防災訓練@住宅型有料老人ホーム

7 月16 日(火)、10:00、ウウウウッーと警報音が鳴り響きます。

「ただいまから、防災訓練を始めます」と火災発生の合図とともに、居住者40名が参加。ヘルメットをかぶり、首にタオルを巻いたり、思い思いの服装で、避難場所の多目的室に駆けつけます。

居住者の方にお願いして、手分けしての作業、点呼の確認。ハウス長より、消防隊員に報告、無事に避難完了することができました。

その後は、消火器の訓練。実際に手に取って、使ってみて、噴射、噴射。近づきながら、消していきます。「これが、コツです」と、消防隊員の話を頷きながら皆さん聞いておられました。


最後は、防災講話で、熱中症の話、火事で実際起こりえた話などを頂きました。特に、避難の際には、「おかしも」を意識して、お=押さない、か=駆けない、し=しゃべらない(話さない)、も=戻らない、だそうです。

3回目となる防災訓練、いつくるかわからない災害に備えて、定期的な訓練と、心構えが大切です。

初めての七夕・花火大会

7月9日(火)、18時から「七夕・花火会」を開催し、居住者12名、ご家族1名、スタッフ7名が参加しました。

まず1階のゆいま~る食堂で、七夕をモチーフにしたお料理をいただきました。乾杯の後、皆でわいわいと大皿料理を楽しみました。

サラダには、野菜で作ったお星さま。竹の器に入った涼しげなそうめんも並べられ、夏を感じさせるお料理に舌鼓。

食事の合間には、各人に渡された短冊に思い思いの願いを書いて笹に飾り付け、食後に「七夕の思い出」というテーマで居住者の方に一言をいただきました。

お話の後には、居住者の方からいただいた「歌集」を皆さんに紹介し、歌を歌いました。曲は、今日にぴったりの「たなばたさま」と、「今話題の富士山の歌がいい!」の一言で、富士山の曲と2曲を歌いました。

たまたま食堂に、夕食にいらしていたご夫婦にも参加していただき、皆で歌を楽しみました。

食事が終わる頃には、外もほどよく日が暮れはじめ、いよいよメインの花火の時間となり、駐車場へ移動しました。

皆さん、童心に返ったように花火を楽しまれました。花火の匂いや光は、どこか子どもの頃の夏休みを思い出させてくれます。

来年は、もっと大きな花火が見たい!というリクエストがありました。

来年も、皆さんとこうやって夏の夜を楽しみたいと思います。

 

居住者企画「ふれあい喫茶感謝デー」大盛況!

6月30日(日)、ゆいま~る食堂で、ふれあい喫茶感謝デーが行われました。

ふれあい喫茶は、ゆいま~る食堂が閉まる14時~17時までの時間を利用し、居住者有志の方たちが、食堂の一部に喫茶コーナーを作り、50円でコーヒーや紅茶を楽しめるスペースを作っています。ポットのお湯の準備など、当番制で居住者がしています。一杯売れると7円の利益が出るそうで、1年間で集まった利益を還元しましょうということで、去年に引き続き感謝の会が開かれました。

居住者有志の方たちで着々と準備が整っていきます。ロールケーキとコーヒー(無料)の準備もできました。

だんだんと食堂に入居者の皆さんが集まってきて、お好きなテーブルに座わり、隣り合った方同士で美味しいケーキとお茶を前に歓談。せっかくの機会なので「おたがいさま♡ゆいま~る」から新しく入居された方をご紹介、本人からご挨拶や預かった手紙を代読。

居住者34名が参加され、食堂は満員!大盛況です。普段はイベントにあまり参加されない方も「賑やかでいいわ」と大喜びでした。

何度も打ち合わせをされ、ケーキも価格や味を吟味し、会場準備や片付けもほとんど居住者で行いました。きめ細かな準備にスタッフも学ぶところがたくさんありました。また来年も楽しみです。

居住者たちで夏花に衣替え

少し前になりますが、梅雨の晴れ間をぬって、ゆいま~る聖ヶ丘の花壇を夏花に植え替えました。今年は連日の猛暑、植え替えの作業も汗が出ます。

居住者3名とスタッフで、近くのホームセンターに苗を買いに出かけました。比較的丈夫な、マリーゴールド、日々草、ベコニア、サルビアを選びました。お花の苗を選ぶのも、楽しい作業です。


5名の居住者と一緒に、2日間で100本程の苗を植え付けました。歩道に面した花壇が見事に夏花に衣替え!!

ゆいま~る聖ヶ丘に面する遊歩道は、子どもから大人までたくさんの人が行き交います。きれいな花を咲かせ、地域の方々にも楽しんでいただきたいという思いから、ゆいま~る聖ヶ丘には、花があふれています。みどりの会のメンバーと水やりを交代しながら、きれいな花を咲かせようと思います。

フジTV『スーパーニュース』で放映されました

7月10日(水)、フジテレビ『スーパーニュース』の『多様化する高齢者住宅』というテーマで、ゆいま~る中沢が紹介されました。

どんな風に放映されるのだろう、と期待しながらテレビチャンネルを8(フジテレビ)にして待っていました。ちょうど「ゆいま~る中沢」を撮影いただいたのは、1ヶ月前でした。

高齢者住宅の最前線が紹介され、特別養護老人ホームの待機待ちが多い現状や、また民間施設という選択肢として、有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅が紹介さました。

千葉県市原市在住で、現在終活中で高齢者住宅の入居を考えているのOさん(63歳)が、ゆいま~る中沢を見学する様子が放映されました。ハウス長の久須美則子が館内をご案内をし、高齢者住宅情報センターの古江郁子相談員が、高齢者住宅を選ぶポイントなどを説明するシーンがあり、居室のバリアフリーの状態、緊急通報装置の仕組み、手すりのチェックなどをしている様子や、また1Fにあるゆいま~る食堂で、お食事を召し上がられる様子も放映されました。

ゆいま~るシリーズは、嬉しいことにいろいろなメディアから注目されています。ご関心のある方は、ぜひ実際にご見学にいらしてください。毎月内覧会を開催しています。

7月の内覧会はこちら

↓テレビ局のクルーを乗せた車が到着。

↓撮影スタート。緊張の瞬間でした。

 ↓書架コーナーにて

 ↓介護保険外ショートステイ

 ↓屋上庭園にて

 

歌とピアノ…。心がときめく暮らしの大切さ

ゆいま~る厚沢部では、1週間に1~2回ほど「音楽の時間」があります。

スタートしたきっかけは、居住者同士で“体にいい事”について話していた時に「歌う事や大きな声を出すことは体にいいわよね。」と話した方がいて、皆さん「ああ、そうだ。」「歌はいいね。」という声を受けて「それじゃあ歌ってみましょうか。」という流れでその場でなんとなくスタートした、というところでした。

すぐにキーボードを持ってきて童謡や唱歌、流行歌を弾きました。それから皆さんに歌いたい歌のリクエストを聞いて、歌詞カードを用意しました。

「今日はなんだかストレス発散したいわ。思いっきり歌いたい!」だとか、「今日は雨だものね。あめふりお月さん~くのもかげ~♪」と歌われた居住者がいて開催など、毎回開催の理由は様々です。

ある日の音楽の時間、いつものように歌った後、「皆さんも、キーボードを弾いてみませんか」と声をかけました。

すると、元教員だった女性が「私やってみようかな。」と。いつも音楽の時間に参加してくださっている方です。なんのためらいもなく鍵盤に手を置き、指先をとても細かく動かして弾き始めました。

よくある、人差し指だけでポンポンポン、というのではなく、しっかりとそれぞれの指を使ってドレミファソ~♪というような感じです。そして、唱歌を数曲弾きました。それに合わせてスタッフが伴奏をして、その他の皆さんが歌うという形になりました。自然に、そうなりました。「今度は上手くいったね!拍手喝采!」「アンコール♪」などと、他の参加者も応援してくれます。

この方は人工関節が肩や膝などに数か所入っていて、歩行訓練はこまめに行っていましたが、手指運動はされていませんでした。腕もこんなに上がるのかとスタッフ一同びっくりです。だって、20分も弾き続けたのですから!

「今日のレッスンは終了!また明日ね。」というその女性の声で、この日の音楽の時間は終了しました。

なにより「今日は嬉しかった。ピアノが弾けて楽しかった。昔を思い出したよ。懐かしいね~。」と涙ぐまれながら話されていたのを聞いて、音楽の素晴らしさを改めて感じました。

キーボードを弾く入居者のMさんと皆さん

指先の運動や嚥下機能・肺機能の向上など、リハビリの一つとして音楽の力を借りることはとても効果的です。「発表会したいね。」「合唱団になろうか。」など、居住者の間で盛り上がっています。

いつか、ゆいま~る厚沢部で発表会が開かれるかもしれませんね!目指すは居住者で構成するライブコンサート!