総合避難訓練

うっとうしい雨が続いていますが、もうじき、梅雨明けです。

今年の夏は暑くなりそうですね。

さて、7月9日ゆいま~る中沢で総合避難訓練を行いました。

今回は各部署、適切に避難対処ができるかを確認するため、日中、震度5以上の地震が発生したという想定で行われました。

多摩消防署の方々も到着です。

「こちらはフロントです。ただ今、地震が発生しました~」のアナウンスと同時に避難訓練が始まりました。

まずは、身の安全を確保していただくよう何度も何度も繰り返しアナウンスを流します。

地震がおさまり、職員による安否確認と避難路の確保を行い

1階駐車場に設置した避難所へ居住者の方々を避難誘導しました。

避難場所で点呼確認を行い、避難訓練は無事終了しました。

その後、AEDを使用した救助訓練を受けました。

もしも、救急車が到着するまで何もせずにいたら、助かる命も助けられません。

そばに居合わせた人による救命処置が最も重要となるので皆さん真剣です。

まず、倒れている方を見つけたら、3段階で声をだんだん上げて呼びかけます。

そして、「誰か!救急車を呼んで下さい!」という言い方ではなく、

「青いズボンのあなた!救急車を呼んで下さい!」というように指名することが正解です。

続いて呼吸があるかを確認してから心臓マッサージを行います。

心臓や呼吸が止まった人への救助は、まさに1分1秒を争います。

同時にAED(=自動体外式除細動器)も使います。

コンピューターが自動的に解析し必要に応じ、音声メッセージで電気ショックの方法を指示してくれるので、誰でも簡単確実に操作することができます。

スタッフはもちろん居住者も希望する方は、消防隊の指導を受けながら訓練しました。

 「いざとなると119番と110番がわからなくなりそう」と、言いつつも皆さん上手に操作方法を身に付けました。

最近の地震頻発で、居住者の地震対策意識が高まっています。

皆さん真剣に訓練に取り組み、消防署からは好評価をいただきました。

これからも、居住者と共に災害の意識を高め、いざという時に最善の策がとれるよう備えていきたいと思います。

優しい光に癒されて

6月のある日、梅雨の晴れ間をぬって、とある秘密の場所?にホタルを見に

いきました。

夜7時15分に多目的室に集合してゆっくりと歩きながら、暗い階段もお互い

に助け合い、横向きに安全を確かめながら登りました。

(ホタル豆知識)

ホタルのオスとメスの区別はどこにあるかご存知ですか?

実は、ホタルのオスとメスはお腹にある発光器で区別します。

オスが2つでメスが1つです。

また、ホタルは、匹ではなく、頭と数えるそうです!!

 

聖ヶ丘に生息しているのはゲンジホタルで、寿命は4日~1週間程なので

見られる期間もとても短いです。

また、ホタルは雨だとあまり飛ばないので見ることができないのですが、

現地に着くと1、2頭とホタルが飛んでいました。

 

ホタルは、私達を歓迎してくれているようで、時間が経つにつれて数も増えて

きました。 夜8時~9時頃がもっともよく飛ぶそうです。

次々と暗闇の中に幻想的な光が現れては消えてゆく、そんな光景をそれぞれ、

足を止めてゆっくりと観賞しました。

皆さん幼い頃を思い出し、「ホタルを捕まえて蚊帳の中に放したわね」

と言われていました。

 

聖ヶ丘では貴重な天然のホタルが生息しているのです。

こらからもその素敵な自然環境を守り、ホタルが安心して生息できるように

していかなければいけません。

ホタルの光に心癒された素敵な夜でした。

 

豆知識のおすそ分け

とある昼下がり居住者Nさんより
「新聞取っているの?」と声をかけていただきました。
取っていない事をお伝えすると
「面白い切り抜きがあるから良かったらもらって!」とのこと。
数分後、実際持ってきてくださったのは
某新聞の切り抜き。

子ども向けキャラクターが「質問(クイズ)」して
新聞のどこかにその「答え」が
掲載されているものでした。

丁寧に記事を切ってバラバラにならない様に
1セットごとにホチキス留めがされていました。

その数なんと165セット!
「今まで友人の娘さんに送ったり、
銀行の担当の子の息子さんにあげたりしていたんだけど
大きくなってしまい、行き先に困っていたの。」とおっしゃいました。

自宅に持ち帰り見ているととても楽しく
大人でもためになる!

メモ帳に貼り付け、楽しくお勉強です!

そして完成したものをNさんに見てもらうと
「ありがとう!元気な限り続けていくわ!!」
と驚きつつ喜んでいただきました。

絵本コーナーに並べたところ食事に来た地域の方も手に取り
ご覧になっていました。

Nさんの素敵な気持ちでまた一つ、多摩平の森の魅力が増えました♪

 

 

再放映のお知らせ!7月11日NHK「戦後史証言プロジェクト 日本人は何をめざしてきたのか高齢化社会」でゆいま~る聖ヶ丘が紹介されます!

7月11日再放映!NHK Eテレ「戦後史証言プロジェクト 日本人は何をめざしてきたのか 高齢化社会」で、ゆいま~る聖ヶ丘が紹介されますので、ぜひご覧ください。

・第1回 高齢化社会 ~医療はどう向き合ってきたのか~

■番組名:NHK Eテレ「戦後史証言プロジェクト 日本人は何をめざしてきたのか 高齢化社会」
■再放映日時:2015年7月11日(土) 午前0時00分~午前1時30分(金曜深夜)
※大きなニュースが入った際に番組の番組構成が変わりますので、ご了承ください。

番組の後半で、医療法人財団天翁会の地域で高齢者を支える取り組みを過去の映像や天本理事長のインタビューを通して伝える中で、番組の終わり近くで、ゆいま~る聖ヶ丘の入居者が紹介されます。お部屋でヘルパーとの関わり、散歩の途中での電気屋さんとのやりとりなどが紹介される予定です。

【番組内容】

急速に高齢化が進む日本。戦後、高齢者のケアはどのように進められてきたのか。
1973年、国は“老人医療費無料化”を制度化し全国に拡大する。
その結果、病院に老人が押し寄せ、医療費が急激に膨れ上がる。
1980年代には介護が必要な老人が次々に病院に「収容」される事態となり、「寝たきり老人」が社会問題化する。多摩市で老人病院を開業した天本宏医師(72)は、地域に住む高齢者を在宅で支える仕組みづくりを独自に模索し始めた。
厚生省は1989年に「介護」の充実をうたった「ゴールドプラン」を打ち出し、医療から介護への転換を図る。
そして2000年に介護保険が導入された。しかし高齢化は猛スピードで進み、今後急激に増えると予想される認知症の高齢者には対応が追い付いていないのが現状だ。天本宏医師は、「これからの高齢社会は、モデルなき挑戦だ。これからも現場から発信していく」と述べる。
医療から介護・福祉へ―。高齢化社会に戦後日本がどのように向き合ってきたのかを描きながら未来へのヒントを探る。

フレー!フレー!!

 

先日、ハウスのすぐお隣の「厚沢部小学校」の運動会が行われました。

 

ぐずついたお天気の合間を縫うように、この日は快晴!

絶好の運動会日和となり、毎年恒例となった運動会の応援に出かけてきました。

 

本番に向けて練習を重ねる生徒さんたちを、いつも見ていた皆さんですから

応援にも、思わず熱が入ります。

 

小学校で準備してくださったテント内の特等席でゆっくりと見せていただき

お心遣いに感謝しながらも、徒競走やリレーをすぐ目の前で見る事ができて

皆さん大興奮!!

「みんな早いね~!」「ガンバレ、ガンバレー!」と、思わず大きな声も飛び出します。

 

 

小学生達の頑張りに、居住者の皆さんも温かい拍手で労います。

「みんな頑張ってたねぇ!」

「楽しかった~!」

可愛いかったね!」

と、若いパワーをたくさんいただいた皆さんの笑顔も最高です♪

 

こんなふうに、街の中央に位置している「ゆいま~る厚沢部」

一歩外に出ると、地域の皆さんの行き交う場所がたくさんあります。

こちらから出向くのはもちろんですが、ハウスにももっとたくさんの

地域の方が気軽に足を運んでくださるよう、ハウスのギャラリーの

ご利用等もアピールしていきたいと考えています。