あなたが主役 50ボイス選「整理整頓おそうじボイス」で多摩平の森の居住者がコメントしています。
なお、12月30日(日) 午前11時20分~11時50分
再放送が放映されます。
あなたが主役 50ボイス選「整理整頓おそうじボイス」で多摩平の森の居住者がコメントしています。
なお、12月30日(日) 午前11時20分~11時50分
再放送が放映されます。
食のつながりが生み出す新しい団地再生のかたち
こんばんは。今夜はクリスマスイブです。みなさんいかがお過ごしでしょうか。
伊川谷では12月22日(土)にみなさんでクリスマスディナーを楽しみました。スタッフ含め、総勢46名が参加! 時計の針が17時を回ったころから、おしゃれした居住者のみなさんが集まり始め、食堂が華やかになりました。
ディナーの前に、ヘルマンハープ演奏、
ピアノ・フルート・トライアングル&シンバルのアンサンブル演奏、
即興ダンスのステージ催しがありました。
ヘルマンハープ演奏は、サークル活動をされている入居者と初級クラスの外部の方で
構成されています。ディズニーの「星に願いを」など繊細な音色がクリスマス気分を
盛り上げてくれました。最後の演奏、「きよしこの夜」はみんなで合唱しました。

入居者とスタッフ2名でのアンサンブルは、カッチーニのアベマリアなど息の合った
演奏しました。

飛び入り参加で認知症予防勉強会の有志がダンスを披露。
認知症予防の勉強ばかりしているわけではなく「笑い」も大切にし、「バカバカしいものでも笑いあえたら」と勉強会の時間を使って準備をすすめてきました。「子犬のワルツ」の音楽に合わせ即興ダンスをしました。

ステージの後は、さぁお待ちかねディナータイムです!

前菜3種、ミネストローネスープ、鶏のクリーム煮
エビピラフ、シフォンケーキ+コーヒー。
ディナー形式で運ばれてくる料理に笑顔が広がります。

「とても美味しかった。」「日ごろ挨拶程度しかしない方ともゆっくりお話ができま
した。」と。
みなさん普段とは違うおしゃれと会話を楽しみ、クリスマスの雰囲気を存分に味わって
いるように見えました。
子どもだった頃、クリスマスは特別な日でした。ケーキも料理もプレゼントもとっておきの楽しみ。大人になり、いつしかクリスマスといっても何もしなくなってしまいましたが、なんだか再び「クリスマス」と出会えた気がします。みなさんのおかげで、人生を違った角度からみる機会をいただいた思いです。
『サンタクロースの部屋』(松岡享子著 こぐま社)に書かれていた一節を思い出しました。今、手元にその本がないので、正確な表現ではないのですが、こんなことが書かれていました。
サンタさんを信じてプレゼントを待つという体験は、目に見えないものを信じる心を養い、成長するにつれサンタクロースに代わり、心に崇高なものを迎え入れることができる、と。
ゆいま〜る伊川谷でのクリスマスディナーを見つめながら、『サンタクロースの部屋』のことが蘇りました。
12月22日(土)「最後まで“自分らしく”暮らす~老後を支えるしくみづくり」をテーマに第8回 意見交換会を開きました。先日、ブログでもお伝えしたように、この日は意見交換会に「食事会」付き。厚沢部町のご協力をいただき、保健福祉センターにて開催いたしました。
小雨が降る足元の悪い中にもかかわらず、26人の方が集まってくださいました、(厚沢部町の人口は約4400人ですので、5%の参加です。東京だったら何十万人でしょうか?〜と考えると嬉しくなります)

まずは、「厚沢部町の高齢者の状況」の説明や、「ゆいま~る厚沢部の事業説明」をしました。
私たちが目指す住まい方・暮らし方をよりわかっていただくために、テレビ番組で放映された「ゆいま〜る那須」のビデオを見ていただきました。ゆいま〜る那須では、そこにお住まいの方たちが、仕事をしたり、ボランティアをしながら生き生きと暮らしています。テレビでは「高齢者住宅の先進的事例」として紹介されました。
また、閉鎖型ではなく、地域の方が立ち寄って食堂を利用したり、一緒にイベントを開くなど「地域に開放された拠点」となること、子どもも若い方たちも含めた多世代が集う場所になることを目指していることもお伝えしました。
そして、今回のメイン・イベントは「お食事会」。これは単なるお食事会ではありません。地域にも開放される「ゆいま~る食堂」でお出しするメニューを想定した食事を、「みなさんで食べて討論しよう」という試みなのです。北海道森町にルーツを持つ板前の「能戸さん」が、厚沢部町産の食材を取り入れて腕を振るいました。

↑能戸さん、割烹着姿が決まってます!
さすがの貫禄。体格も美味しさを増す要素ですね。約40人前をお1人で手際よく作られました。

↑これが参加者の皆様に召し上がっていただいたお料理。美味!。かつ食は健康の源。カロリー計算もされており、800キロカロリーとのことでした。

食事をいただいた後、意見交換をしました。やはり、みなさん食への関心は高く、たくさんの意見が出ました。味は大好評。「毎日食べに行く」とありがたい言葉もいただきました。私たちスタッフも「おいしい~」と舌鼓。食事の量については、半数以上の方が「ちょうど良い」。次いで「ちょっと多い」という声でした。
今回は厚沢部町産のお米を使用したのですが、お米づくり40年の達人からは「僕の田んぼで作ったお米の方がおいしい」との米づくりが盛んな厚沢部町ならではのご意見も……。また、「玄米、五穀米、麦飯などもメニューに入れてほしい」「価格は500円程度にしてほしい」といった意見も出ました。
能戸さんは「できるだけ、その人に合った内容の食事を提供したい。差別化をはかり、ゆいま~る食堂でしか食べることができない食の在り方を追求していきたい」との心強い一言。さらに「甘いものを一品付けたい(今回はリンゴのワイン煮)」とのコメントに、会場が盛り上がりました。
みなさんからいただいた意見やアドバイスを参考に、生活習慣病予防や食育も視野に入れながら、地域に頼りにされる食堂運営をめざし、コミュニティの場づくりを進めていきたいと思います。

ゆいま〜る食堂の一角に、大きなクリスマスツリー! オーナメント(飾り)も素敵です。近づくと、あま〜い香りが……。はい、これ実はクッキーなんです。
12月21日(金)、クリスマスツリーに飾る型抜きクッキーを居住者のみなさんたちと作りました。子どもの頃、粘土をこねたときの感覚を思い出しだしながら、ワイワイ、キャーキャーいいながら……。最初は、型抜きがあまりうまくいかずやや苦戦しましたが、やっているうちに慣れていき、最後はとても上手に仕上がりました。不思議なことに、クッキーの生地をこねる作業は、自然と心を落ち着かせてくれました。
やがて、食堂にはクッキーの焼ける香りが漂い始め……、なんて幸せな時間なのでしょう。遠い昔、子どもに読み聞かせた絵本『ぐりとぐら』のワンシーン(ホットケーキが焼けるのを待つシーン)を思い出し、胸がキュン、です。
できあがったクッキーにヒモを通し、ツリーに飾りました。クリスマスが終わったら、クッキーは食べることにしましょう。作るのも、飾るのも、見るのも、そしてやがてみんなでいただくのも…すべて楽しいひと時です。

夕方、ツリーをみた方から、ツリーに飾る「雪」(=綿)のさしいれがありました。「ゆいま~る那須」にとって3回目のクリスマス。みんなの「大きな家」を、クリスマスツリーが見守ってくれているようです。


12月16日(日)、マロニエ建築奨励賞受賞のお祝いと、居住者、スタッフ、協力会社、地域の方々との懇親をかねた忘年会を開きました。
いつもお世話になっているNTTデータだいち様・森林ノ牧場様・あい・デイサービスセンター那須様・恩塚ファーム様・絵手紙教室様・健康体操に参加される方々を含め、47名の方が参加されました。
乾杯の音頭は、「ゆいま~る那須」の設計を担当していただいた㈱プラスニューオフィスの近藤創順設計士にお願いし、マロニエ奨励賞受賞の喜びを皆さんと一緒に分かち合いました。
マロニエ建築賞は、「美しい景観に配慮したまちづくりに対する意識の高揚と建築活動の活性化を図るため、都市景観の形成、 歴史・文化の創造及び建築水準の向上等に寄与すると認められる建築物」に贈られる賞です。自分たちが暮らしている場所がこのような栄誉ある賞を受賞することは、とても嬉しいですね。
「ゆいま~る那須」の自慢はなんといっても手作りのお料理です。
差し入れもあり、9種類のお料理がテーブルいっぱいに並びました。居住者の方からは、ビール、日本酒、焼酎、お茶などの飲み物の差し入れや、手作りのマドレーヌの差し入れもあり、みなさんの温かな心遣いに感謝感謝です。美味しいお料理を目の前に、話もはずみます。



今回も居住者の力をたくさんお借りしました。もりつけは居住者5名の協力で予定時間を20分もはやく完了。もりつけも、それぞれの居住者のセンスが光るものとなりました。片付けも、みなさんの協力で、手際よく、あっという間に片付きました。
たくさんの方の力を持ち寄り、「ゆいま~る那須」は、一日一日を過ごしてます。色々なことが厳しい世の中ですが、喜びや哀しみ、そして楽しみを分かち合いながら、当たり前の日々の暮らしを大切にしていきたいと思います。

■終のすみ家の選び方セミナー
人それぞれ希望する高齢者住宅は 様々です。どうしたら自分に合った高 齢者住宅を見つけられるのか、何をチ ェックすればいいのか、最後まで自分 らしく暮らすためのポイントをお話しします。
■2013年1月15日(火)
■時間:午後1時30分~3時
■場所:パルテノン多摩 第2・3会議室 (東京都多摩市 最寄駅:小田急・京王線「多摩センター」駅)
■講師:社団法人コミュニティネットワーク協会 古江郁子(高齢者住宅情報センター・副室長)
■参加費:無料
■定員:48名
■要予約
■申し込み先 080-800-7037
共催:社団法人コミュニティネットワーク協会・株式会社コミュニティネット

12月3日(月) 成年後見制度説明&相談会を開催しました。
「NPO法人市民後見ひょうご」の理事長神田典治さんを講師に迎え、成年後見人制度の説明、市民後見とは、について話していただきました。25名の参加者は「後見人を誰に頼めばいいのか、費用はいくらかかるのか」など熱心にメモを取られている方が多く、ホールは熱い熱気に包まれていました。
成年後見制度は判断能力が十分ではない方に対し、申し立てを行い、家庭裁判所が後見人を決定し援助する制度の事です。
法定後見人(認知症など判断能力が十分ではない方(不動産の売却・福祉サービスを受ける時等一人では不安・またはできなくなったとき)家庭裁判所に申し立て指名される) 任意後見人(判断が出来る時に予め公正証書で契約をしておく)とに分けられます。
成年後見制度を利用する人の約6割は親族(子供、兄弟姉妹、姪甥など)になってもらっているそうです。しかし親族だと、忙しくてすぐに対応できなかったり、遠慮がある等で気持ちの上での負担があります。そこで任意後見人を親族以外の専門家の方(弁護士・司法書士・社会福祉士、NPO・会社などの法人)と契約することが増えつつありますが、その中で市民後見人も活動しています。
成年後見制度の講習を受けた一般市民が、「市民の立場で、市民の目線で市民の感覚で、支援する」市民後見人ならではの特色があります。市民後見ひょうごはグループ(複数)で動くのでお互いの得意分野で手分けでき不正も起きにくい。まだ法人契約なので法人が解散にならない限り契約が続きます(法人との契約なので後見人死亡等でも契約が終わりにならない)。
後見人の契約の他に市民後見ひょうごでは後見人開始までのサービスとして「見守り安心契約」があります。
参考事例として、下記のような契約もあります。(価格は参考価格です)
■訪問型 基本費用 5000円/月 訪問1人/月 訪問2人/半年
(半年に1度の二人訪問は、本人の変化を見極めやすくするため)
■来所型 基本費用 3000円/月 3ヶ月ごとの季節行事に参加 面談
※どちらも必要に応じて電話等対応あり。
詳しくお知りになりたい方は市民後見ひょうごまで問い合わせください。
■NPO法人 市民後見ひょうご
ホームページ:http://blog.canpan.info/kouken-hyougo/
TEL&FAX 078-452ー3690(月・金以外は留守電)
住所:神戸市東灘区本山南町9-8-36サンハイツ本山105号室
説明会終了後、引き続き個別相談会も行われ、参加者の真剣な思いが伝わってくる説明会となりました。「ゆいま~る伊川谷」では、皆さんのお困りごとの一緒に考え、解決のヒントをいただける講師を迎えたセミナーを定期的に開催しています。ぜひご参加ください。

ここ厚沢部町はここ数日、雪の日が続いています。
家の中は暖かい北海道ですが、外に出るときはフード付きの厚手のコート、手袋、防寒用の長靴等々、防寒雪対策が欠かせません。しっかり寒さ対策をして出かけます。
↓後ろ姿はハウス長の吉木です。撮影者=今泉

先日、「ゆいま~る厚沢部」の設計を担当していただいている㈱プラスニューオフィスの瀬戸健似さんと近藤創順さん(お二人とも一級建築士)が厚沢部町にいらっしゃいました。施工会社の八光建設(株)担当者、連携先の桧山介護さんと打合せ、現場見学を行いました。寒い毎日ですが、現場では夜7時過ぎまでナイタ―照明を付けての作業で完成に向け確実に前に進んでいます!

↑プラスニューオフィス㈱の左から瀬戸さん、近藤さん、北村さんです。
↓いざ、現場工事の状況チェックへ!?

工事途中ではありますが、食堂やギャラリーなどのスペースの確認、電化製品や家具など設備備品の設置位置なども確認をし、完成後の生活へのイメージが膨らみました。
やはり、図面だけではわかりそうでわからないものが、現場に行くことでよくわかります。現場を見ることは、大切ですね。
工事途中ですが、中に入るとほんのり木の香りがします。完成したらもっともっと木の香りに包まれた居住空間になるだろうなぁ、と夢は膨らみます。「いつになったら中がみられるの?」とたずねられることがありますが、一般内覧は4月以降になる予定です。
北海道の春はまだまだ遠いですが、厚沢部町の雪解けの頃、春の喜びと共に、皆さんをご案内できる日を楽しみにしています。
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