ゆいま~る聖ヶ丘ブログ

春休み子ども料理教室


新学期まで目前の3月26日、

春休みの思い出にと、多目的室を利用して子ども料理教室を開催しました。

参加者は男の子、女の子合わせて6名。

女の子チームは仲良し3人組の3年生

男の子チームは兄弟とその友達だそうです。

女の子達は「料理はあまりやった事がない」と、男の子達も「料理初体験」で

皆緊張ぎみの様子。。

今回の先生は、ゆいま~る食堂責任者で、

日本料理の職人として長年経験を積まれた能戸さんです。

まずは能戸さんが料理を実際に作りながら説明。

どんな料理が出来上がるのかと子ども達は興味津々。

皆さん、熱心に説明を聞いています。

能登さんの野菜の千切り、挽肉をこねる、1つ1つの動作に無駄がなく、

「さすがプロは違うのね!」と入居者方から感心の一言。

今回のメニューは、つくねハンバーグと鶏の治部煮。

初めてでも失敗がなく、高齢者にも食べやすいものです。

料理が進むにつれ、ダシやお醤油のいい匂いが多目的室に広がってきました。

思わずお腹が鳴りそうです!

最近では朝、お味噌汁の匂いやお母さんの包丁の音で目を覚ますなんて事がなくなりましたよね。

「料理が出来てきてから起こされるのではお腹もすかないよね」と能戸さん。

一通り説明が終わったところで、ここから子ども達の料理が始まります。

包丁を握る姿は真剣そのもの!

見守る入居者も手を切らないようにと経験をもとにアドバイス。

子ども達は切る回数を重ねて行くうちに、どんどん上達!

「料理は楽しい?」「すごく楽しいです!」

「頑張ってしっかりこねてよ」「こねるのは思ったより力がいる~

と入居者と子ども達とのコミュニケーションも料理と共に深まっていきます。

和食は2013年の12月に無形文化遺産に登録されました。

その背景には、「和食の食文化は自然を尊重する日本人の心を表現したものであり、

伝統的な社会慣習として世代を越えて受け継がれている」ということがあるのです。

この日は純粋な子ども達と料理を作りながら、改めて料理の奥深さを感じることができました。

料理から会話が生まれ、体も気持ちもぽかぽか暖かくなっていきますね。

この機会にゆいま~る食堂を通して食を見直していきたいです。

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