セミナー「訪問看護でできること」――医療と看護と介護をつなぐ健康管理
3月12日、高島平フロントで開催された連続セミナー第3回目「訪問看護でできること」では、高島平訪問看護ステーション所長、保村恭子さんから貴重なアドバイスをいただきました。
「訪問看護」とは、看護師などが療養されている方のお住まいを訪問して、医師の指示や連携により看護を行うサービス。病気や障害があっても医療機器を使用しながらでも、住み慣れたご自宅で最期まで暮らせるよう多くの専門家と協同しながら療養生活を支援するものです。
たとえば、退院後の療養が心配なとき、ひとりでリハビリができるか不安なときは訪問看護を利用できます。ご自宅で暮らしている方の相談窓口は地域包括センターや介護ケアセンター、また入院中なら病院内の療養室を訪ねて、まず相談をというアドバイスでした。
保村所長は「私たち訪問看護の役割は、血圧や脈拍、食事の状況など健康管理をはじめ生活全体を整えること。認知症の方も誰かが声掛けすれば時間通りに服薬できますから、治療をきちんと見守ることができます。ケアマネージャーたちと連携して、そういう仕組みをきちんと作っていくことです」。最後に看取りの体験談を交えながら、この仕組みを活用して最期まで自宅で暮らすことは可能です、と保村所長からのメッセージで締めくくられました。
☆内覧会開催しています!
日 時 : 4/8(水)・14(火)・24(金)・28(火)
各日とも10:45~12:30予定
集合場所 : ① 10:45 ゆいま~る高島平フロント
② 10:30 都営三田線「高島平」駅東口改札
会 場 : ゆいま~る高島平フロント
(東京都板橋区高島平2-26-3-103 さくら通り商店街)
参加申し込み・お問い合わせ 0800-800-6779
*上記日程のご都合が悪い場合はご相談ください。
高島平団地にも春のお花がたくさん咲き始めています