ゆいま~るシスターズ
ゆいま~る中沢新設当時の居住者であったご両親を看取った娘さんと、昨年グループハウスでご両親を看取った娘さんと一緒に話しをする機会を設けさせていただいた。二人とも一人娘なのでご両親の介護に100%の責任と決定権を持っていらした。毎日のように中沢へ足を運んでくださった。共通点が何ヶ所もあり、二人で「そうなの!同じ同じ!」と眼を合わせることが度々あった。
現在、Oさんはご両親が利用していた小規模多機能ほたるでボランテイアをしてくださっている。Hさんは、ハウスイベントのフラワーアレンジメントへ毎月のように参加してくださり、時間のある時にはグループハウスへも顔を出して居住者との会話を楽しんでくださっている。二人とも一番大変な時期を過ごした場所と縁を切ることができないと言ってくださる。スタッフから「中沢のことを我が家だと思ってください」と言ってもらえたことが嬉しかったそうだ。一人で介護を担うことはできないが中沢で介護保険を利用しながらスタッフと過ごした時間が忘れられないとのこと。ゆいま~る中沢5周年記念行事の時には、二人並んで写真を撮らせていただけた。
ゆいま~る中沢が家族の依り所となり、家族を支えることができたことを知り、嬉しかった。