<10月の認知症カフェ「だんだん」のご報告>
開催日:10月20日(土)10:30~12:00
今月から、コーヒー・紅茶の他にゆいま~る食堂が作った「手作りお菓子」を
ご用意いたしました。
3種類のクッキーを一人分ずつ小皿に分けて準備させていただきました。
ビニール手袋をつけて、衛生面にも配慮を怠りません。
10時過ぎから参加者が集まり始め、いつも通り10時30分から
スタートしました。初めて参加された方々も交え、とても和やかな雰囲気。
認知症に興味がある方、介護されている方、どなたでも参加できるのが
認知症カフェ「だんだん」です。
今回の講演テーマは「住環境を整える工夫を考える」。
講師は内田優子さん。
内田さんは、ゆいま~る多摩平の森の生活コーディネーターで、
認知症ケア専門士の資格も持っています。
日々勉強し積み重ねている知識を、コーディネーターとしての現場目線も交え
わかりやすく説明してくれました。
講師もリラックスし椅子にすわりながらの説明となりました。
講演は配布された資料を見ながら進みました。
高齢者にとっての「住環境」とは、社会的環境・家族の意識・
周囲の人々の態度・物理的環境・設備・空間など、広い範囲をさすそうです。
例えば、電話機の点滅するボタンが気になって眠れないというのも
「整えるべき住環境」の一つとのこと。
点滅するボタンに紙を貼るなど工夫する必要があるそうです。
これ以外にも多くの事例を聞くことができました。
最後に質疑応答もあり、今回も盛会となりました。
手作りクッキーとコーヒーや紅茶のお味も好評でした。
来月はどんなお菓子となるでしょうか?
どなたでもご参加いただけるカフェですので、遠慮なく皆様いらしてください。
内田さん、ボランティアの皆さん、そして
ご参加くださった皆様、ありがとうございました。