2020.6 緊急事態宣言が解除されても・・・。
5月25日、東京都など一都三県の新型コロナウィルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が解除されました。
それまで、フロントでは一切のイベントの中止に加え、「なるべくフロントへの来訪もお控えください」と言った体制でした。
当初予定されていた5月末日を前倒しのような形で緊急事態宣言は解除されたものの……
コロナウイルスが絶滅したわけでも、ワクチンができたわけでもない。
という不安は、全国民が感じている事と思います。
でも、居住者のフレイルもとても心配!
自粛期間中、「スタッフが保菌しているかもしれない」という危機感を持っての運営の為、極力居住者との接触を控える体制に。そうすると、新型コロナによる突然の熱発や体調不良に気づくのが遅れてしまいます。何かの機会でお会いもできない・声も聞けていない方には電話で体調伺いをする日々です。脳トレや部屋でできる体操のプリントを配布したり、地元のお弁当屋デリバリー取りまとめ等々ささやかながらではありますが、フレイルにならないように!と動いていました。
お電話をすると多くの方が「朝方の人が全くいない時間に散歩している」「テレビ体操をしている」「脳トレプリントが楽しい」等、危機意識が高く、自己管理をしっかりされている方も。ありがたい限りです。
緊急事態宣言は解除されましたが、これからも緊張の毎日は続きます。
それでも「新しい生活様式」で再開できるイベントは、6月よりお隣の広い集会室を借り、一部再開です。
フロントでは、来訪される方の手指の消毒を徹底し、テーブルにはマスキングテープで間隔を空けるよう目印をし、入口ドアは常時開放。三密対策をしています。
スタッフ間では、”もしも居住者がコロナに感染したら!?”と想定し、実際の行動と対策を検証・防護服セットを準備しています。フェイスシールドは手作りです。罹患した場合の交通手段の検証には、なかなか難しいものがありました。これらを使うことが無いよう、気を緩めず、日々の暮らしとイベントのサポートは続きます!