毎週水曜日は移動販売の日@ゆいま~る食堂
朝からの雨は降りやみ、ゆいま~る中沢の屋上からは青空が見えてきました。
毎週水曜日は、NPO法人あしたや共同企画さんの移動販売の日です。
あしたや共同企画は、「地域のなかに、ハンディを持つ者も持たない者も、共に働く場を創りたい」と、1999 年にスタート。障がいを持つ人も持たない人も、共に生き、共に働くことのできる社会の実現を目指し、多摩市内に自然食品と雑貨のお店を3 店舗展開しています。「ちいさな生産者とのつながりを大切に、ていねいに作られたものをみなさまに届けたい」という理念を掲げ、活動をされています。
販売する商品は、あしたやさんの自慢の商品ばかりです。
焼きたてのパン、国産大豆の豆腐や油揚げ、無農薬のお米、平飼のたまご、お菓子、果物、こだわりの調味料など販売。
居住者もスタッフもこの時間を楽しみに、真剣に商品を選びます。
新鮮な野菜や果物に、ついつい目がとまります…。
あしたやさんの販売員の方とお話するのも楽しみの一つです。居住者だけではなく、地域の方もお買い求めになられます。ぜひ、お越しください。
【10月の移動販売の日程】
10月10日(木)、10月16日(水)、10月23日(水)、10月30日(水)
※10日のみ木曜日の販売となります。
時間:11:30~12:30
場所:ゆいま~る食堂
(プチエピソード)
居住者のSさん(80代)が、ミニかぼちゃを選んでいました。かぼちゃは、全部で5つあり、Sさんは、近くにいた生活コーディネーターのNのところへ行き、「どのカボチャがいいと思う?」と相談をしてました。
生活コーディネーターのNが「こっち!」と指をさし、Sさんはそのミニかぼちゃを購入をされました。
その自然な何気ないやり取りを聞いていて、ふと俵万智の短歌を思い出しました。
“寒いねと話かければ寒いねと答える人のいるあたたかさ”
なんでもない時に、何か心配事があった時に……声をかけあえる人がいること、それは大きな安心感につながります。
システムやサポートのへの信頼は、人と人の信頼感があってこそ。一つ一つの日常の積み重ねだと強く感じています。ゆいま~る中沢がオープンしてから半年が経ち、ゆっくりと中沢の暮らしが育まれています。