種をまく幸せ。大地を耕し、恵みに感謝。
6月18日(火)、屋上庭園で、6月6日(木)に屋上庭園に舞い降りた韮崎小学校6年生が飛ばした風船に付いていた「矢車草」の種を植えました。居住者8名、スタッフ3名が、心を弾ませ集まりました。
スコップで浅く穴を掘って、そこにかわいらしい髭が生えた小さな種を皆で横一列になって、植えていきました。
「10日から14日くらいで芽が出るんだって」
「とても丈夫な花だそうだよ」
「はるばる韮崎から飛んできたから枯らせたら大変だ」
など和気あいあいと植えていきました。
植えた後に「早く芽をだしてね」と願いを込めて水を撒き、「韮崎小 2013年6月」の立て札を立てて、みんなで記念撮影をパチリ。
今日は、曇り空でしたが、蒸し暑かったので、2Fのからきだの丘へ場所を移してお茶会で、のどを潤しました。
お茶会では山梨県の韮崎が話題となり、居住者のお一人が偶然にも韮崎で開催された深田祭に参加された際にいただいた、つば付帽を皆に披露して、その時のお話しをしてくれました。
その帽子は日本百名山の著者 深田久弥氏の生誕100年を記念した時の記念品であり、深田氏の終焉の地が山梨県の茅ケ岳(かやがたけ 1,704m)で、祭りは深田氏を偲んで地元の登山家や、深田ファンで賑わうイベントなのだそうです。
お話を聞いてまた韮崎との縁があることを感じ、矢車草が早く芽を出してくれるのが待ち遠しくなりました。
種をまくということは、明日という日を楽しみに待つということです。
この希望の種を大切に育てていきたいと思います。