住まい方・暮らし方を話し合う「入居者懇談会」
こんにちは。今年も残りわずかとなりました。ゆいま~る中沢開設事務所の窓から見える木々の葉もすっかり落ち、空気は冷えて遠くの景色がくっきりと見えるようになりました。
12月14日に第一回目の「ゆいま〜る中沢入居者懇談会」を開きました。参加者は検討中の方から既に入居を決めている方まで、合計14名の方々。
まずは初めての懇談会ということで、スタッフの自己紹介の後、参加された方々の自己紹介。加えて、多目的室をどういう風に使いたいかというコメントもいただきました。「音楽をかけて体操をしたい」「コーラスをしたい」「本を置いて読めるように、何かの活動に参加してみたい」など、様々なご意見をいただきました。
次いで、工事の進捗状況をスライドで見ていただきました。
足場は外れ、屋上には植栽も植わりはじめています。
自分が住む家となる場所。皆さんスライドを見ながらメモをとられていました。
だんだん緑を植えたり、内装を作っていったりと、完成に近づいているのがわかります。もう少しでこんな風景も見られるのかもしれないですね。
また、「くださいリスト」についてスタッフから説明をいたしました。ゆいま〜る中沢へのお引越しは「大きな部屋」から「小さな部屋」に移る方がほとんどで、どうしても持っていけないものなどが出てしまいます。
例えば書籍です。「大切にとってきた本、シリーズものの本。なかなか本棚を置くスペースはないけど、捨てるのももったいないし、売ってしまうのも忍びないし…」
そういった本の寄贈をお願いをしています。どのハウスも本棚がありますが、それはほぼ100%、居住者の方々からの寄贈や、地域の方々からの寄贈なのです。顔が見える中での「シェア」というのは、ゆいま~るのハウス独自の取組みです。本だけでなく、絵画やテーブル、食器なども、ハウスで使わせて頂いたり、バザーへの出品をさせていただいてます。
もう使わないからといって、捨てるのはどうにももったいない……。そうしたものの想いを受け継ぎ、使わせていただいております。
↓たとえば、こんな風に(多摩平の森の書架です)
「つながる・ひろがる」コミュニティの実践をこれからも続けていきたいと思います。