ゆいま~る食堂 ひだまり がテレビで紹介されます!

多摩ケーブルテレビのコミュニティチャンネル(055チャンネル)の

『ちゃりっ娘マヤの冒険』という番組で食堂が取材を受けました。

西多摩地域の景観を自転車で回り自転車散策の楽しさを紹介する番組です。

 

5月は「玉川上水沿いを走る旅」として

終着点の光橋近くにある「ゆいま~る食堂 ひだまり」での

食事の様子やハウス長のインタビューなどの撮影がありました。

 

◆◆◆◆◆◆◆◆ちゃりっ娘マヤの冒険◆◆◆◆◆◆◆◆

放送日:5月15日(月)~21日(日)

毎日午前10時15分~午前10時30分(15分番組)

※毎日同じ内容が放送されます。

ケーブルテレビの視聴環境がある方は是非ご覧ください!

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羽村堰周辺をスタートし、奥多摩街道・新奥多摩街道を経て

新緑が心地よい玉川上水の旅と「ゆいま~る食堂 ひだまり」

の様子をお楽しみください♪

春、爛漫!

待ちに待った春です。厚沢部にも桜前線が到着しました!

満開を迎えたハウス前のパークゴルフ場に、お散歩がてら

皆さんでお花見に出掛けました。

この日は良いお天気で、絶好のお散歩日和。

MさんやKさんの足取りも軽やかです♪

風はまだ少し冷たいものの日差しは柔らかく、ベンチに座って

のんびりパークゴルフを見学したり花を摘んだりと、

皆さん思い思いに過ごされていました。

 

天気の良い日は、また皆さんでお出かけしたいと思います♪

 

子どもの反対と応援で心は揺れたが、 暮らしている人びとの活気が住み替えの決め手

ゆいま~る福に入居してまだ4カ月の岩元美津子さん(79歳)に、住み替え前後のお話や住んでからの感想をうかがいました。5年前に高齢者住宅の情報収集を始めたそうです。夫を見送った3ケ月後でした。娘さんの応援の一方で息子さんには反対されて心が揺れる中、建物や支援内容よりも検討されている方の活気が決め手となってゆいま~る福を選ばれました。今は大阪市郊外にある戸建ての家の片づけをしながら、ゆいま~る福での暮らしを楽しんでらっしゃいます。


ゆいま~る福
岩元美津子さん(79歳)の場合

(お引越し日は2016年11月20日)

夫との闘病生活12年、この間は日々の対処で精一杯

夫が2012年に亡くなり、今年で5年が経ちました。夫は69歳の時にガンになり、手術後の予後があまりよくなく12年間に及ぶ闘病生活を送りました。その頃は私自身、老後のことを考える余裕もなく、夫の病気とその日その日に対処することで精一杯でした。
しかし夫が亡くなり一人になったことをきっかけに、自分自身の終のすみかを探し始めました。約40年間住んでいた川西市は、友だちもたくさんいて、環境もよく住みやすいところでしたが、一人で戸建ての家に住み続けるのは難しいと感じていました。住み始めた当時はニュータウンと呼ばれたところが、今では5700戸(戸建て)のうち約400戸が空き家と聞いています。住民の平均年齢も67,68歳と高齢化してきています。

決め手は、建物や支援内容以上に人にエネルギーを感じたから

高齢者住宅を探し始めたのは、まず「シニアの暮らし研究所」の勉強会に参加したことからでした。そこで「ゆいま~る福」の見学会が開催され、参加したのがゆいま~る福との出会いです。他に検討していた高齢者住宅があったのですがそちらは費用的に折り合わず、あきらめました。ゆいま~る福以外にも「ゆいま~る伊川谷」にも何度か見学に行ったり、泊まったり、お茶の会にも参加しました。
ゆいま~る福の決め手はなんといっても、検討されている方やゆいま~る伊川谷に実際に住んでいる人に活気があったということです。ふつうの高齢者住宅を見学に行くと、平均年齢が84~85歳と高く、いかにも高齢者住宅という感じがしました。ゆいま~る福の場合は建物よりも人に「自立していこう」というエネルギーがある雰囲気が気に入り申し込みました。

お気に入りの犬のぬいぐるみ「パリちゃん」

 息子は賛成してくれなかったが、最後は「いいところだね」と

実際に入居を決めても、気持ちの上では行きつ戻りつしていました。私には息子と娘がいます。娘は近くに住んでいるのですが仕事をしており、毎日忙しい生活を送っています。もしも自分に何かあっても「子どもに迷惑をかけたくない」という気持ちよりも、娘の状況を考えると物理的に負担が多く現実的に頼めないと感じていました。娘はゆいま~る福にも何度か一緒に見学にも来てくれて、「もし入居して合わなかったら、戻ってきてもいいのだから」と背中を押してくれ、ずいぶん気持ちが楽になりました。
一方、息子は仕事の関係で東京に住んでいます。高齢者住宅への入居を検討している話をすると、当初はとても反対されました。「何かあった時は自分が駆けつけるから」と言ってくれますが、それぞれの仕事も生活もあるのだから現実的には無理な話です。なかなか話し合っても解決することはなく、自分の意見を言えば言うほどお互いにヒートアップしてきて話は平行線のままでした。私は自分の墓穴は自分で掘りたい性格ということもあり、ある時「私は入るから!」と伝えました。
子どもには「親を助けたい」という言い分があるとは思いますが、もう少し現実を見て欲しいなぁと思います。私たちだけじゃなく、子ども向けの老後の勉強の場は必要かもしれませんね。そんな息子も、入居後にゆいま~る福のゲストルームに泊まったところ「いいところだね。早めに入居してよかったね。」と言ってくれて安心しました(笑)

お部屋の様子

今は“安定した孤独感”と共に

私の部屋はCタイプで、福町公園に向いている南向きの40㎡のお部屋です。特徴としては、広いクローゼットが気にいりました。とにかくお部屋の機器類がシンプルなのがいいのです。娘のマンションなんかは便利すぎてなかなか使いこなせないです。以前は戸建てに一人暮らしだったので、お部屋はずいぶん狭くなりましたが快適な広さです。
これからの生活をあれこれ夢見ながら引っ越しの片づけに追われるハイテンションな時期が終わり、白い箱のような部屋を落ち着いて見回してみると、改めてひとりであるという孤独感が戻ってきました。戸建てに住んでいる時は、お友達やご近所と楽しい毎日でしたが、大きな家の中で沢山の想い出のある物にとらわれたり、使ってはいない部屋が空虚だったり、草がどんどん伸びて庭を侵してきたり……というそんな中でこれからの生活は大丈夫かと案じる孤独感です。その孤独感は戸建ての方が大きかったです。今は少し時間がたって、「見守りのある安定した孤独感」に落ち着きました。
今の日常の暮らしは朝7時頃に起きて、ゆっくり食事をします。朝食パン食やリゾットを作って食べています。あと緑黄色野菜やタンパク質補給に玉子は毎日食べていますね。3日に1度は梅田に出かけたり、川西の家の片付けがまだ残っているので帰ったりしています。出かけた次の日は疲れをとるため部屋でゆっくりと過ごすことにしています。やはり70歳代と80歳代の違いは、こうしたペースの違いです(笑)

引っ越しは80歳が限界

自分が引っ越しをしてみて、引っ越しは80歳が限界だと思いました。自分のまわりを見ると、どんなに立派な人でも80歳を超えると気力・体力共に思うようにならず決断力がなくなります。勉強会や高齢者住宅の見学、宿泊体験をすることで、次の一歩につながるような気がしています。今年で80歳になりますが、不思議に気持ち的には自分が歳をとっているとは思いません。もちろん疲れやすくなったり、物忘れがあったりという自然現象はありますが、「年寄りは年寄りならではの何かしら値打ちがある」と思っています。先のことはわからないですが、ゆいま~る福では介護が必要になっても、ヘルパーさんに来てもらうなどの介護サービスを利用して、最期まで住み続けたいと思っています。そのために完成期の勉強もこれからしていきたいですね。
また、ゆいま~る福に入居された皆さんやスタッフさんともご縁あって知り合うことができたので、朝のラジオ体操や、イベント、何気ない会話を楽しみながら、和気あいあいと楽しく暮らしていきたいと思っています。

宝物の絵。お知り合い方のお孫さんの絵に自分で色をつけた。

春です、花と野菜の中沢をご紹介します

門を過ぎるとスロープにはチューリップが「ようこそ」と迎えてくれます。

玄関の歓迎の花たちです。
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アプローチの花たちに導かれ屋上庭園にいきます。
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花壇の花たちはシーズンを迎え彩の競演をスタートしました。

菜園にはじゃが芋、ゴーヤ、トマト、大葉などを植え、収穫時には日々新鮮な露地もの野菜を居住者で笑味します。

尚、この活動は主にゆいま~る中沢自治会の資源回収(エコま~る隊)活動による多摩市からの助成金と居住者の奉仕による自主的活動で運営されています。

5月中旬のメニュー

GW後も ゆいま~る食堂は、季節感あふれる定食で
皆さまのご来訪をお待ちしております。

▼5月半ばのゆいま~る食堂献立表はクリックして拡大▼

【5月見学会】ゆいま~る伊川谷

■日程:5月8日(月) 5月22日(月)
■集合場所:神戸市営地下鉄・西神山手線「伊川谷駅」改札口
■集合時刻:午前10時20分(ハウスは駅から徒歩1分)
■昼食代:720円(実費)
※申し込みには事前予約が必要です。
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ゆいま~る伊川谷
0120-710-772
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AED講習会

4月14日(金)多目的室にて、サニクリーン近畿の福田さんと梶谷さんをお迎えして、AED講習会を開催いたしました。以前AED講習会を受講された方もいらっしゃいましたが何年も前とのことで、皆さん興味津々で講習が始まりました。

倒れている人を見かけたら大声で呼びかけて、119番通報、AEDの用意と応援者の依頼、呼吸の確認をして呼吸がなければただちに胸骨圧迫を行います。ひじを伸ばして垂直に体重をかけ、成人は深さ5㎝、子どもは約3分の1ほど胸が沈み込むように、1分間に100回くらい押します.居住者の方は「5㎝!100回!!結構大変そう…」と驚かれていました。実際に人形で試してみると、かなりの力とスピードが必要なことを実感されていました。

次にAEDの出番です。電源を入れて、音声ガイダンスに従ってパッドを取り出し、心臓を挟むように傷病者に貼ってボタンを押します。

「貼る位置が難しそう」「女性でも胸をあらわにしないといけないのは抵抗あるよね、服で囲ったらいいかな」「手袋やタオルとか、必要なもの全部入っている。このハサミよく切れそう」「毛深い人は袋にあるカミソリで剃る!」などと、熱心に取り組んでいました。

AEDは心電図を測定して、電気ショックが必要かどうか、自動で判断するので安心です、救護者が判断することはありません。何かあっても、救護者は法律で守られています。

居住者の方から、「百聞は一見に如かず、中の袋も見ることができて良かった」「実際に試すことができて良かった、これで少しは冷静にできそう」などの感想をいただきました。一度でも体験していれば、初めて行うよりも落ち着いてできるのではと思います。

胸骨圧迫はとても力が必要な作業のため、一人で継続してするのではなく、数名で交代しながらしたら良いそうです。心肺停止は誰にでも突然起こり得ることで、死亡者は年間7万人もいるそうです。AEDの早期使用で救命率も上がるため、その時は迷うことなく安心して使うように、とのことでした。

スタッフも万一に備えて、意識付けをより高める良い機会となりました。今後も年に一回講習を開催する予定です。次回も多くの方にご参加いただきたく思いますので、よろしくお願いいたします。

講習会の後は、「木っかけの庭」のさやえんどう豆の収穫をして、夕食のお味噌汁の具としていただきました。春の味がして、とってもおいしかったです。

 

「満開の桜通り」

開花宣言があってからなかなか咲いてくれなかった桜でしたが、4月に入り、5日~6日ころにやっと高島平桜通りは満開になりました。

桜の下にはお弁当をひろげる家族連れや、お話が弾むお友だち同士など、にぎやかで微笑ましい光景が見られました。

観桜会の日はまだ3部咲きで肌寒い日でしたが、ゆいま~る高島平に引っ越して初めて桜通りを見るという居住者の方々が集まって下さり、お花見弁当やデザート、ワイン等を持ち寄って、楽しい談笑の時間を過ごしました。

板橋区では保全と緑化推進のシンボルとして“ニリンソウ”を区の花に選定しています。桜の花の開花と同時に咲く“ニリンソウ”は、ゆいま~る高島平から歩いて行ける都立赤塚公園で4月中旬に見ごろを迎えます。

そして、桜が終わったと思ったら、ここにまだまだ桜がいますよ!と言わんばかりにゆいま~る高島平の前の八重桜が咲いていました。

高島平は周りを観察すればいろいろな種類の花が春を待っていますね。
これからぽかぽかとあたたかい季節になります。
ぜひゆいま~る高島平の見学会にお越しください。

 

 

 

その人の気分しだいで、楽しむ暮らしはたくさんある

その人の気分しだいで、楽しむ暮らしはたくさんある

田邊壽さん(84歳)

2013年、ご夫婦で入居された田邊さん。おつれあいのマリ子さんを亡くされた後もゆいま~る拝島に猫のチロと暮らしています。奥多摩の青梅出身。復帰前の沖縄三越の創立にたずさわったことも。
まだまだお元気な田邊さんが、拝島での暮らしやゆいま~るに対する思いを手紙にしたためてくださいましたので、ご紹介します。田邊さんが感じたふつうのサービス付き高齢者向け住宅とはちがう拝島の魅力とは――?
※一部、旧字を新字に、用字用語の統一等、手を入れてあります。


 「助け合う」の意味を感じて

このマンションの名前は”ゆいま~る”――沖縄の言葉で「助け合う」という意味です。
私は復帰前の沖縄に三越を創ったことがあり、このマンションが介護を柱として創られたということがよくわかりました。
私の家内は20年近く透析生活をおくり、妻の介護の応援を求めて出来たばかりのこのマンションの住人となりました。それ以来4年、このマンションで暮らし、家内は病が重くなり亡くなりましたが、家内ともどもここでの介護の生活には大変満足しております。
このマンションに関してハード(設備面)とソフト(サービス面)から見ますと、設備面では自分の居室に台所と風呂が付いています。1階には、隣を流れる多摩川の支流に沿って大きな桜の樹に囲まれて食堂(ゆいま~る食堂「ひだまり」)があります。自炊しても食堂で食べてもOKです。
1階の一部に体の不自由な方でもゲームをしたり、歌を歌ったりできる「デイサービス」の部屋があります。その部屋につながったところに、訪問された方々がお泊りになれるシングルルームがあります。

 

↑窓からは山々や多摩川、木々がのぞめる

 暮らしぶりを紹介します

つぎに、現在の私のここでの暮らしぶりを紹介します。
・朝起きて窓を開け、「緑いっぱいの風」を入れます。
・朝食はそのときの気分しだいで、1階の食堂でお金を払って食べるか、自分で好きなものを作って食べます。
・週に1~3日、迎えに来てくれるリハビリセンターの車で、午前か午後2~3時間トレーニングをやります。手足の不自由な方も大勢来ています。
・月に2回くらいコーラスグループに参加、2時間くらい下手な歌を歌います。
・買物は歩いてすぐのところにコンビニがあります。また土曜日には近くの農家が野菜を売りに来るので充分です。
・近くに、ステーキの店、パスタとピザの店、インド料理、中華の店等あります。都心に出しても通るようなおいしい店もあります。
・ゆいま~る拝島は奥多摩の入り口で、多摩川も奥多摩も車または電車で30~40分で行くことができます。
・青梅で生まれてとりわけ奥多摩が好きなので、山のスケッチを時々楽しみます。
・家内が飼っていたネコと、そのままひとりと一匹で暮らしています。

↑今は猫のチロと暮らしています

押し付けでない「生きた介護」

住人は老人が多いですが、その人の気分しだいで楽しむ暮らしはたくさんあります。とにかく、立川に15分。新宿に特別快速ならば40分。都会と奥多摩の山々を結ぶところで、青梅線、五日市線、西武線の交差する駅「拝島」から徒歩5分です。
私はゆいま~る拝島で働く人のやさしさに包まれて、楽しく老後を過ごしています。一番うれしかったのは、従業員の心のあるサービスです。最初にこのマンションの名前”ゆいま~る”の話をしましたが、このマンションを創った人が「ゆいま~る=助け合い」という名をつけたとろに生きた介護のサービスを感じます。とくに「生きた介護」を押し付けるのではなく、「助け合うように」このマンションに住む人を助けるという心にあふれたサービスがあるのが本当にありがたくうれしいのです。
3年くらい前でしたか、このマンションがオープンしてすぐでした。「日経ビジネス」の介護マンションランキングで3位になっているのを見ましたが、今このランキングが本当だということを毎日の暮らしで味わっています。

↑田邊さんのお手紙