「サ付き住宅」+地域に開かれたおいしい食堂

こんにちは、ハウス長の久須美(くすみ)です。

2月15日、多摩の空は、曇り空でこれから雨になる予定です。雨も春への恵みのための雨だと思うと、一日一日が大切な営みであると改めて思います。

↓多摩の空(今朝の光景)

第3回「ゆいま~る中沢入居者懇談会」を15日に開催しました。8名の方の参加がありました。本日は、「ゆいま~る食堂に期待すること」というテーマでお話していただきながら自己紹介をしていただきました。皆さんからは、「食事の量を選べると、食堂を利用しやすい」「血糖値が高いので、それに合わせた食事があったらなぁ」「たまにはワインに合った料理が欲しい」というご意見をいただきました。

本日は「ゆいま~る中沢」のゆいま~る食堂を運営する草むらの会の代表の風間美代子さん、ゆいま~る食堂の店長の坂下育子さんをお招きをして、草むらの会の活動のご紹介と、お手製の甘味の持ってきていただき、皆さんに試食していただきました。

今回ご用意していただいた甘味の種類は、なんと9種類!色とりどりの甘味を目でも楽しみながら、いただきました。

毎日の暮らしの中で、食べることは元気の素であり、楽しみの一つでもあります。皆さんのご意見をいただきながら、ゆいま~る食堂が、皆さんの身体と心を支えるものとなるようにしていきたいと思います。

地元の人たちと共に 有料老人ホームでの仕事

こんにちは。ゆいま〜る厚沢部の吉木です。一昨日、ホームページのコメント欄にこんなメールをいただきました。

「地元で介護の仕事をしたいと思っていて、ゆいまーるがオープンするとの噂を聞きまして、調べた所、このページにたどりつきました。 まだ、採用等のページは無いようですが、地元からの採用はしないんでしょうか?」

すぐに返信したのですが、メールが戻ってきてしまうので、この場を借りてお返事いたします。

ゆいま〜る厚沢部は、いつまでも安心して暮らせる終のすみかを目指しています。同時に、厚沢部町の中心にあるゆいま〜る厚沢部が、町に暮らす人たちの「拠点」となりたいと考えています。ですから、私たちの理念に賛同・共感していただける地元の方たちと、ぜひ一緒に働きたいと願っています。

ゆいま〜る厚沢部に関心のある方は、下記までご連絡ください。

お問い合わせ・お申し込み
フリーダイヤル:0800-800-1767

もしくは下記まで。

〒043-1113北海道檜山郡厚沢部町新町207番地

素敵な過疎づくり㈱ 気付「ゆいま~る厚沢部開設準備室」

TEL : 0139-56-1681

 

笑いあふれる「高齢者住宅」には福来たる!

2 月3日(日)は節分でした。節分は、春が来る季節の変わり目に豆を撒いて邪気を追い払い、無病息災を願う古くから伝わる風習です。ここ「ゆいま~る聖ヶ丘」でも豆まきをしました。

今日も外は、冷たい風が吹く中、「寒い!寒い!」と言いながら、豆を手に持ち、無病息災を祈って、「鬼は外~福は内~」と力いっぱい内から外へ。

鬼に扮したスタッフに、豆を投げ、豆を投げては、大きな声がこだまします。笑い声も混じりながら、A棟からC棟へ各棟をまわり、きっちり、鬼退治しました。

鬼退治の後は、多目的室で、お茶と豆を楽しみ、居住者によっては、「頑張って、年の数を食べるわよ!」と1袋1袋と・・・なんとびっくり完食です。「すごいなあ」と皆さんの笑い声に包まれていました。

大きな笑い声が何よりも、幸せを運んできてくれるような気がします。笑う門には福来たる!

 

過去から未来へのバトン@厚沢部高校

「ゆいま~る厚沢部」から、俄虫(がむし)温泉方面に車で10分程走った滝野地区にある「厚沢部町立滝野小学校」を訪れました。滝野小学校は2004年に厚沢部町立厚沢部小学校に統合されて閉校となり、現在はその一部が「倉庫」として使われています。訪れた理由は、その「倉庫」にゆいま〜る厚沢部と「縁あるもの」が眠っていると聞いたからです。

「ゆいま~る厚沢部」が建つ土地には、かつて厚沢部高等学校がありました。昭和23年12月から33年間、たくさんの生徒たちが泣き、笑い、悩み、夢を語った青春時代を支えた厚沢部高校は北海道上ノ国高等学校の設立に伴い、1982年に閉校となりました。今回の目的は、その厚沢部高校に縁のあるものを分けていただき、「ゆいま~る厚沢部」で活用したいという想いからでした。

玄関を入り天井を見上げると、、方位を示す木製の円盤

なぜか懐かしく感じるおなじみの学校机と椅子。

教職員が使用されたと思わる机

ゆいま~る厚沢部・建築設計士・㈱プラスニューオフィスの近藤創順さん。座り心地を試していただきました

厚沢部村だったころの味わい深い立体模型

ゆいま〜る厚沢部を選んだ方たちに、青春時代を過ごした学び舎の思い出深いものと、同じ場所で再会していただきたい。そんな気持ちでいます。過去から未来へ、モノを大切に受け継いでいくことで、「ゆいま~る厚沢部」は、厚沢部町の皆さんの心や歴史を大切に未来へつなげていきたいと考えています。

 

初めての見学会を開催!2月12日,19日,26日

こんにちは吉木です。28日の夜、雪。短時間に10cm~15cmくらい降り積もったようで、翌朝は庭の雪かきや車の屋根の雪おろしから始まりました。しかし、お昼前には太陽が出て暖かくなり、体感温度は+3℃くらい?に感じました。
さて、ようやく足場がとれました。3月竣工をめざし、現場作業員の皆さんの日々の努力で、一歩一歩完成に向け進んでいます。青空と白い雲を背景に「ゆいま〜る厚沢部」が美しく映え、まぶしいくらい。「木の家」の雰囲気がとてもステキです。

地域の皆さんから「中を見たい」という要望をたくさんいただいています。それを受け、2月から見学会を開催いたします。ぜひ、たくさんの方にお越しいただけるようお待ちしています。

【ゆいま~る厚沢部見学会】(要予約)
開催日 2月12日(火)、19日(火)、26日(火)
集合時間 10時
集合場所 厚沢部町保健福祉センター玄関集合
(*工事途中ですので、見学内容に制限がありますので予めご了承ください)

お問い合わせ・お申し込み
フリーダイヤル:0800-800-1767

もしくは下記まで。

〒043-1113北海道檜山郡厚沢部町新町207番地

素敵な過疎づくり㈱ 気付「ゆいま~る厚沢部開設準備室」

TEL : 0139-56-1681

写真:パークゴルフ側よりゆいま~る厚沢部を撮影

写真:小学校側よりゆいま~厚沢部町を撮影

ゆいま~る厚沢部から徒歩10分、車で1分位のところにスキー場があります。名は「太鼓山スキー場」。

町営で利用料は何と無料。今月オープンしました。ゲレンデにはスキーで滑った跡があり、「気持ちいいだろうなあ」と想像しました。スノーモービルを楽しむ方もいました。近所にスキー場があるのは嬉しいです。 小さな子どもやお孫さんを連れてきて、そり遊びをしたり、雪合戦をしたり…、いろいろ楽しめます。
ところで、ここのリフトは『Tバー』です。 地べたにスキーをつけたまま引きずられるようにして山頂に向けて登っていきます。 これも、ここでの楽しみのひとつです。

素敵なパンフレットができました!

こんにちは、ハウス長の久須美(くすみ)です。今日の多摩は青空のもと、春の到来を告げるかのような柔らかな陽射しです。

↓多摩の空(今朝の光景)

「ゆいま〜る中沢」のパンフレットが完成しました。スタッフで手分けして、お問い合わせをいただいていた方たちに郵送作業中。パンフレットをご希望の方は下記にご連絡くださいませ。

ゆいま〜る中沢 0800-800-7037(フリーダイヤル)

ゆいま〜る中沢のスタッフは、3月24日のオープンに向けて準備を進めています。設備などの「ハード」を整えることと平行して、「食」や「ケア」の質を高めるためのスタッフ研修にも力を入れています。先日は、「食の専門家」で板前でもある能戸さんを講師に招き、食べることの意味を学ぶ機会をもちました。

↓弁当を各自持ち寄り、刻み食にして食べてみました。

 

そして、参加スタッフの感想は…。

「細かく刻んでしまうと、食べものを噛んだときの食感が薄れてしまう」

「噛むことの大切さを改めて知った」

「きざみとはこう言うものと言う既成概念にとらわれていて、本質を見ていなかった」

「個々の嗜好、体調などにあわせた支援をするためにも、食の大切さがわかった」

能戸さんは「口から食べること」「噛むこと」「食感」の大切さや、古来から伝わる伝統食のこと、ダシの大切さ、調味料についてわかりやすく話してくれました。「その人らしく最後まで」を支える食のあり方について、これからも学びを深めていきたいと思っています。

 

 

テレビ東京『NEWSアンサー』(那須)

テレビ東京『NEWSアンサー』
「サービス付き高齢者向け住宅の現状と今後」
2013年1月24日(木)(午後4:52~5:20)放送

サービス付き高齢者向け住宅は、その建設数と共に他業種からの参入によって、行うサービスも多様になっています。
番組では、老後の住居をどう選ぶべきか、そのヒントとして、自由な暮らしで”仕事”という他にはない特徴がある「ゆいま~る那須」が紹介されました。

お茶サークルの初釜。お軸は「宝船」

1月16日(水)14時、お茶サークルの新年最初の初釜です。

居住者の素敵なお色の着物に「きれい!」と思わずスタッフも見とれてしまいました。お茶サークルに集まった皆も「帯の色と合っていて素敵」「この色の着物、いいわね~」と、会話が弾みます。

小規模多機能 花菜の利用者さんが7名、まずはお客様でよばれます。その後、居住者9名も順々にお茶席に着き、一服。お茶を目の前で点てていただくのは、とても静かで贅沢な時間です。

1月のお軸は、宝船(たからぶね)、お花は椿。宝船は七福神が乗る宝物を積み込んだおめでたい船なので、新年をあらわす季語なんだそうです。

お軸には和歌が書いてありまして…

~長き世の 遠の眠りの 皆目覚醒め 波乗り船の 音の良きかな ~

長い夜の深い眠りから皆が目覚める。順調に進む宝船が立てる波の音が実に心地良い。というような意味と教えて頂きました。

「この和歌は回文になっているのよ」とお茶サークルのメンバーの一言に「えーっ!?」「回文って、たけやぶやけたみたいな上から読んでも下から読んでも同じものですよね?」と、言葉遊び話に花が咲きました。

初釜は、新年最初に行なうお茶会で、新年をお祝いするお茶会です。 新年を迎えられた喜びを感じながら、和気あいあいと美味しいお茶をいただきました。

素敵な仲間と豊かなコミュニティ 祝・1周年パーティ

1月20日に「ゆいま〜る那須グランドオープン1周年記念パーティ」を行いました。それに先立ち、清水国明さんと一緒にアウトドアクッキング!

↓最初に清水国明さんからダッチオーブンの説明と、料理方法を教えてもらいました。「あとは皆さんで頑張って下さい」と清水さん。さあ、何を作ろうとしているのでしょう…。

↓これはローストビーフ。ニンニクをぶつぶつ突き刺して、塩•胡椒して、野菜とともにダッチオーブンに入れました。

料理の仕込みが終わると、チェーンソーカービング。清水国明さんはログハウスをご自身で造られてきたそうですが、チェーンソーを使ったアートを披露してくれました。

↓何ができるんだろう! とみんなで見つめていると…。

↓すごい!アートです。

昼からは「記念パーティ」が始まりました。居住者の皆さんに加え、たくさんのお客さま、地域の皆さんが集まってくれました。

最初に、篠崎ハウス長が「 現在、51世帯の方々が住んでいらっしゃいます。今日は地域の方たちもたくさんいらしてくれました。清水国明さんもいらしていただき、記念に残る日となりました。料理は居住者の方や地域の方たちが用意してくださいました。おいしい料理をたくさん召し上がっていただき、またゆいま〜る那須にきたいと思っていただけたら嬉しいです」と挨拶しました。

社団法人コミュニティネットワーク理事長の近山恵子さんからは、こんな祝辞をいただきました。

「新しいコミュニティが地域の方たちに受け入れられていることが嬉しいです。テレビや雑誌でもゆいま〜る那須がたくさん取り上げられていますが、それは仕事をしたり、ボランティアをしたり、地域とかかわったりという暮らしが実現できているからだと思います。それが『当たり前』の社会になるよう、ゆいま〜る那須に学びながら私たちもがんばっていきたいと思います」

で、乾杯!

↓お料理がすばらしい! 居住者の皆さんも一緒に料理をして、それから地域の方もお赤飯や漬け物はじめ、たくさんのおいしいお料理を届けてくださいました。ダッチオーブンで作ったローストビーフと鳥ご飯も美味で、あっという間になくなりました。

それから、設計を担当した一級建築士でプラスニューオフィス代表の瀬戸健似さんから来賓挨拶。ゆいま〜る那須は栃木県マロニエ建築奨励賞を受賞したのですが、それについて「ここに住んでいる方の住まい方や生活を評価されての賞だと思います。心から嬉しいです。日本のいろいろな場所でこのようなコミュニティを広げていけるようにがんばっていきたい」と素敵な祝辞をいただきました。

↓瀬戸健似さん

続いて、建築工事を担ってくださった八光建設・代表取締役社長の宗像剛さんからも、とても素敵な祝辞をいただきました。

「僕は木が大好きで、木を大事にしていることを近山理事長が共感してくださり、たくさんの建設会社の中から僕らを選んで下さった。100年コミュニティを育むために、この建物は僕らが『ホーム・ドクター』としてかかわり続けていきたいと思います。これだけたくさんの方にお住まいいただいている建物に、こんな素敵な食事と豊かなコミュニティがある那須での暮らしに、このような形でかかわり続けられることは滅多にありません。とても嬉しいです。ここで皆さんが心豊かに暮らせるように、これからも『ホーム・ドクター』としておつきあいさせていただきたいと思います」

宗像さん(右)と近山理事長

パーティの後は、清水国明さんや那須町町長の高久勝さんによる講演会が開かれました。その模様は次回、お伝えしたいと思います。

↓居住者のUさんが作った素敵な素敵な冬の贈り物。小さな雪だるまを積み重ねて、その中にロウソクの灯り。自然に囲まれ、自然の恵みに感謝しながら暮らすというのは、こういうことなんだと思います。